リノベしたお家の「その後」が見たい！OB訪問 〜家族でDIYした思い出が蘇る　H様邸（後編）〜

リノベーション後の新生活から１年、2年と経った後のお家。「リノベ直後のように、キレイなままなのかな？」「長く住んで初めて気付くことってあるの？」・・・これ、とっても気になりますよね！そこで、約5年前に中古マンションをリノベーションしたご家族を「OB訪問」！今回は後半編を、前半同様Q&A方式でお届けします。


リノベーションして、想定外だったところは？
－少し意地が悪い質問かもしれませんが、リノベ後「思ったより使い勝手がよくなかった」というところはありましたか？

おく様●う～ん。取材前に質問内容をいただいていたので、ふたりで話し合ったんですけど…（夫に）あるかな？
だんな様●そうなんです…「不満、ないよね」という話になってしまって。
（うんうん、とうなずき合うおふたり）

－そうなんですか！全くない…？！
　ではせめて、「リノベーションで設置したけど、意外と活躍していないかも」ってところはありますか？

だんな様●う～ん、そういわれると、リビングの部分のスポットライトはあまり使っていないかもしれない。当初は絵かなにかを飾って、照明を当てたらいい感じだなと思って付けてもらったものなのですが。
おく様●スポットライト、私は使ってます。家族が寝てしまって一人の時間ができた夜に、このライトだけつけるといい感じなんです。ソファに座ってほっこり過ごしています。
だんな様●（妻に）え、そうなんだ？…では、使っているということで。訂正します（笑）。


リノベ直後（上）と、5年後の現在（下）。ソファの向きといっしょに、スポットライトの使用目的も変わりました


リノベは、人との相性が大事！
－お話を聞いていると、「リノベーションしてよかった」ということが伝わってきます。
　成功の秘訣はなんだったと思いますか？これからリノベを検討する人へのアドバイスとして教えてください。

おく様●プランナーの阿部さんと、インテリアやデザインの好みが合ったことが大きかったと思っています。
だんな様●初めてスタイル工房の浜田山のお店に行って、対応してくれた時の第一印象もよかったですね。「あ、この人話しやすいなぁ」と思ったのを覚えています。
おく様●私たちは、もともとリノベーションのイメージや素材の好みがはっきりしていた方だと思うのですが、最初の方の打合せで「こういうのいいよね！」って盛り上がって。「あ、こだわるポイントが一緒なんだ」と感じましたね。それからは、迷ったときも「阿部さんが言うんなら間違いないだろう」って。

－プランナーからの提案で、よかったところはどこですか？

だんな様●リビング入り口のこのガラスは、友人が来てもいつも褒められます。実用的にも、玄関が明るくなっていいですね。


リビングドアと同じチェッカーガラスを壁側にも使ったことで、明るさとデザイン性がアップ

おく様●キッチンタイルの目地を黒にするか白にするかでかなり迷ったのですが、阿部さんのアドバイスで白にしてよかったです。黒はカッコいいけど、今ごろ飽きていたかもしれない。あと、おすすめしてもらった、このキッチンのハンガーパイプ！これがなかったら前はどこにしまっていたんだろう？と思うくらい重宝しています。




リノベ直後（上）も今（下）も大活躍中のハンガーパイプ。こまごまとした道具にも、調理中に片手で届きます

だんな様●…なので、これからリノベする方にアドバイスするとしたら「センスや好みが近く、人柄も信じられる人を見つけることが大事」といったところでしょうか。


いまの暮らしと、これからのこと
－リノベーション前と今では、毎日の暮らし方などで変わったところはありますか？

おく様●リビングが広いので、子どもが大きくなってからも、全員揃っていても圧迫感がありません。なので、家族で過ごすことが自然になっている気がします。
だんな様●これはリノベーションとは直接関係がないのですが、前の家は自転車を置けなかったけど、今の家は置けるんです。そのため電車で遠出しなくても、自転車で近所の公園に遊びに行ったりと、休日も家の周りで楽しめるようになりました。




5年前も今も変わらず仲良しのHさんファミリー

－拠点としての家の役割が定まった感じですね。
　今とても満足されていると思いますが、さらにゆくゆく実現してみたいことなどありますでしょうか？

おく様●子どもたちが中学生以上になったら、それぞれの個室を欲しがると思うので、いま寝室とパパの部屋に使っている個室2室は兄妹に明け渡して、いまのリビング部分を仕切って私たちが使おうと計画中です。
だんな様●そのために、あらかじめリノベーションの時に、照明なども個室として使えるように設置してもらいました。
おく様●個室にしたら、壁一面を使って本棚を作りたいな、と思っています。


－それもまた楽しみですね！


おく様お手製のブレーカーカバー（左）と、子どもたちの成長を刻むカウンターテーブル　サインペンでの落書きはお兄ちゃんが…（右）

リノベーションしたことで、毎日の暮らしや家族での過ごし方も変わったというHさん一家。これからもお子様の成長を見守りながら、家への愛着とともに家族の絆も深めていくのでしょう。
ありがとうございました！