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| 月日の経つのは本当に早いものですね。 12月も駆け足で過ぎてしまい、いよいよ2008年は住たいる工房が阿佐ヶ谷に誕生して5周年を迎えます。 |
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その間、小さなものから大きなものまで1000件を越えるお仕事をさせていただきました。
あまり明るくなかった杉並区の裏通りや、くねくね道も自転車に乗ってたくさん覚えました。
そしてなにより、楽しいお仕事をたくさんさせていただいたこと、お客様には本当に感謝の気持でいっぱいです。
ほんの小さなお仕事でも、建物には人の心を動かすパワーがあります、そこに魅せられて20年以上も続けてきてしまいました、5周年の節目の年を迎え気持も新たに、私らしく、また住たいる工房らしいお仕事を、より一層追求していきたいと思っています。
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CADの図面やカタログでは表現できない「感覚としてのいごこちの良さ」部屋を通り抜ける風の流れであったり、壁にうつる木漏れ日の美しさだったり、そんな感じをたくさんの方に伝えていきたいと思っています。
これからも手描きのプランでいろんな思いを伝えていきます。
今年もまたよろしくお願いします!
公園の木々も、お庭の植木も少しずつ色づいて、秋もどんどん深まってきました。
お散歩の道すがらあちこちの木々の赤や黄色が目を楽しませてくれます。
秋の紅葉も春の花々とはまた違った美しさで心にしみてきますよねー。
住たいる工房でも、お庭や玄関のアプローチなど外構のお仕事をたくさんさせていただいています。そんな時いつも心がけていることがあります、それは道行く人々に対してのほんのちょっとした心づかいです、お家の敷地と道路との関係、微妙な距離感、敷地を完全に閉めきるのではなく、かといってまったくのオープンスタイルでもなく、防犯性も保ちつつ適度に街に開放された部分をつくること、お家の人が楽しめる庭を、道行く人にも楽しんでいただくプランです。
狭い道路、車と人がすれ違うのも危険です、それぞれのお家が門扉をちょっとくぼませてつくるだけで、子供やお年寄りもちょっと身をよせて車や自転車もかわせます。
重い荷物を置いてちょっと一休みもできると良いですね!

季節を感じながら散歩をしてみたくなる街並み・・・。そんなステキな街並みに一歩
づつ近づけるような仕事をしていきたいです。
住たいる工房の工事の後は、固いコンクリートでペンペン草も生えないなんて言われないよう花咲かじいさんのようにあちこち工事をしながら、街並みに美しさとゆとりをつくりだして行きたいです。
“住たいる工房街並み向上委員会”なんてつくっても良いかも!
| 秋も深まり、私たちのショールームの横の善福寺緑地公園も、日暮れとともに虫たちの大合唱が始まります。何かもの寂しくもほっとする響きですよね。 最近、まだ新しいお家をご事情があって取り壊す為、次に越される住宅のリフォームを依頼されたお客様がいらっしゃいました。 |
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前のお家も私たちの手でリフォームしたもので、お客様にもとても気に入っていただいていました。
そこでキッチンや洗面台、便器、建具等々持っていけるものはすべて使い廻しましょうということになりました。さあ、監督さんは大変です。
私や奥様はこれもあれも“もったいないから、新しいからまだ使える”といいますが、ユニットバスまで持っていくのはダメです、とか建具も巾が合わないです、とか・・・。
それでも大部分の設備機器とカーテンやファブリック、気に入っていたドア類はすべて移設することになりました。
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そんなやりとりをしながら、やっぱり「住たいる工房」の監督さんはえらいです、なんて思ってしまいました。 時間も手間もかかるうえ、経験と技術力も必要で、何かとリスクがある工事になります。 それでも、お客様の希望をかなえるべく、イヤな顔もせず、それどころか喜々としてうれしそうに、次のお家へ家具が入るかどうかエレベーターの模型まで作って考えてくれました。 造っては壊すの繰り返しや、中古品や新品の方が経済的だ、なんていう今までのやり方はヤメて、やっぱりスローリフォームにしたいですよね! |
最近、2世帯住宅へリフォームしたいとのご相談が増えています。
お父様とお母様が造られ、現在も住まわれているお家に、お子様の御一家が移られてこられるとのお話です。
20〜30年前に建てられたお家は、ご両親だけでは広すぎて手入れも大変です。
設備類は旧式で古くなり、部屋のデザインも古めかしく野暮ったくなってしまってました、お子様達が育ち巣立っていったお家です、かつてはにぎやかであったろう食卓やリビング、日当たりの良い2Fに並んだ子供室、ご相談にこられたお客様の子供の頃の写真が飾ってあったり、あちこち拝見させていただきながら思わず笑みがこぼれてしまいました。
そんな時、現場調査に伺って感じるものがあります。
一つ一つのお家にはそれぞれの「家族の物語」が、たくさん詰まっています。
建築とは、その物語をつむぐ装置をつくり出すことなんだな・・・と。
子供の頃つけてしまったキズやシミ、その時はとても怒られてしょげてしまったけど何だかなつかしいもの、ご両親が捨てずにとっておいてくれたいろいろな品物たち、一緒に見てまわってる私達までも幸せな気分になってしまいました。
大勢で囲む食卓だったり、秋の夜長を過ごす縁側だったり、それぞれの家族には、それぞれの形の装置があります、私達が考えているリフォームもまた、古い物語に新たな1ページ加えていく為のお手伝いだと自負しています。
ご両親の思い出や愛着を大切にしながら、新しい住まい方や安全な生活をご提案していきたいと思っています。
新潟県出雲崎町で古民家の民宿を営む友人は、3年前の中越地震に続き、またも中越沖地震に見舞われました。
築120年の古民家は3年前の地震ではほとんど被害はなかったのですが、今回の震度6強の揺れで、内部のしっくい壁がほとんど落ちてしまったようです。それでも町の建物検査では、安全のグリーンカードをもらったそうです。どう見ても頭でっかちで重そうな作りの民家なのですが、やはり堅牢な昔の建物はすごいものですね。屋根はかやぶきで、小屋の内部は、2階分くらいの高さがあります。その中に大きな太い梁が幾重にも縄で縛って組んであります。
釘など使われていないのですが、それらの材と材の結び方が、大きな揺れも吸収し、家の本体にはダメージを与えないようにできているのです・・・。本当にすごいものです。
私たちも耐震を考える時に、いろいろな方法を考えています。その家の造り方、築年数、屋根の重さや地盤の強さなど、皆それぞれ違います。その中からそのお家に一番ふさわしい補強の形を探していきます。リフォームの場合、家の全てを新しくする訳ではありません。やみくもに一部だけ強くしても、家のバランスは崩れてしまいますし、古い基礎では強い壁に負けてしまう場合もあります。やり方によっては、弱い耐力壁だけの方が良い場合もあります。いつかは来るであろう地震に備えて、安全で快適な家づくりをめざして、私たちも先人の知恵と先進の技術、どちらも大切に考え、学んでいこうと思っています。
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もうすぐ夏休みです!
暑〜い夏がまたやってきました。地球温暖化の影響でしょうか、東京でも南国のような日差しが照りつけ、年々暑くなっているような気がします。少しでも涼しい家づくりを楽しみながらできるとよいですよね。
私の大好きな建築家に藤森照信さんという方がいらっしゃいます。屋根の上にタンポポがのった「タンポポハウス」や屋根一面にニラのはえた「ニラハウス」などなど、ユニークで楽しい作品をたくさんつくられているのですが、どの作品もホッとするような優しさがあって、とてもステキなのです。何より建築にいろいろな自然素材を使い、姿形もとてもオーガニックで楽しいものばかりです。
私たちの暮らしもちょっとしたアイディアで、オーガニックでより快適にすることができるのではないかしら・・・と。
たとえば真夏の暑さ対策に、植物の力を借りて涼風を取り込んだり、土を塗って日差しを防いだり、水をまいて熱を逃したり。
もしお庭のスペースがなければ、建物の屋根や屋上に土マットを敷き、草を植えるとか、外壁にワイヤーをはわせてツル植物をからめるとか、窓辺に涼しげに水を飾ったりしてもよいですよね。環境にもできるだけ負担をかけず、体にも優しく・・・涼しく過ごす家、そんなお家にしたいですよね。
風の通り道を考えながら、オーガニックにリフォームしたいです。

十数年前に、新築を設計させていただいたお客様をお訪ねした時のことです。新築時ももちろん美しかったのですが、十年の歳月を経て、床や枠の木部は飴色に変わり、ぴかぴかに磨き込まれ、落ち着いた風格を感じさせていました。部品や設備は古くなっているのですが、家全体にお客様の美意識や家を愛する気持ちが込められていて、とても嬉しく思いました。この家を造ってくれた、たくさんの職人さん達にかわって、心からありがとうございますと言ってしまいました。
今私たちの周りは、工業化され大量生産された品物であふれています。家の中の床や壁、天井、ドアも枠も、そしてたくさんの家具類もです。それは古くなれば新しいものに取って代わられ、ゴミになっていきます。
私たちがご提案するのは「育てる家づくり」です。素材のひとつひとつが古くなっても味わいを増し、傷めば再生させることができるもの、家そのものをサステイナブルに考える。自然な素材と、職人さんたちの手による仕事、人と人が見える工事、そんなリフォームをしていきたいと思っています。
私たちがめざすものは、「スローリフォーム」でしょうか!
住たいる工房のある善福寺川緑地公園沿いは、刻々と春に染まってきています。
さぁ、春らしくお家の中も明るく模様替えしてみませんか!
まずはお部屋を見わたしてみましょう。
窓には重そうなカーテンが掛かっていませんか。何年もの間、動かしていない家具たちは本当にその場所でよいのですか、本や雑誌で閉ざされたままの窓はありませんか。
お部屋の大きさは変わらなくても家具の配置や窓の見せ方一つで、まるで別の部屋のような印象を与えることができます。暗く思っていたのに明るく感じたり、狭かったのに広く感じたり、人間の脳のしわざですが、自分なりの心地よさを探しながらいろいろ変えてみるのも楽しいですね。
私たちがプランを作るとき必ずそのお家で使っている家具も一緒にスケッチしています。お部屋の使い方を考え、それに合った家具のレイアウトもあれこれ考えていきます。
そんな作業の中で、お部屋がいきいきと輝き出してくる配置があります。それを探し出してお客様にもご提案しています。
リフォームのご依頼でお伺いし、お部屋を見せていただく中で、む〜んと考えてみたら間取りの問題ではなく、家具の配置や収納場所の問題でしたなんてことも時々あります。
(社長にはあまりうれしくないかも・・・)でも、それで心地よく暮らしていただければ、それが住たいる工房に来ていただいた価値になると私たちは信じています。
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私たちの仕事は、住宅のプランニングやコントラクションを通してたくさんの方々と出会いコミュニケートしながら、美しく、幸せなストーリーを作りあげることです。その作業は、たとえば映画の製作現場に似ているかもしれません。思い描くストーリーをどれだけの予算で誰に作ってもらうのか、それを決めるお客様は、差し詰め、プロデューサーにあたるのでしょうか。
私は監督に抜擢され、たくさんの製作スタッフと打合せをし、キャストを決め、コンテを描きます。綿密な打合せをして、いざ現場が始まると、そこには個性や信念のぶつかり合い。時には大声でどなり合い、悪戦苦闘の日々?です。
監督もキャストも制作スタッフも、もちろんプロデューサーも巻き込んで一丸となって完成目指してつき進みます。そうしてとうとう汗と涙の作品が完成するのです。
心の中にあった小さな思いが形のあるものとなって現れて、そんな楽しいプロセスをぜひたくさんの方と一緒に味わえたらと思っています。
私たちも日々柔軟で自由な発想や技術の向上を目指し、より良い作品づくりにそなえていきます。
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先日NHKで「20世紀の名住宅」という番組がありました。
ずいぶん昔、学生時代に建築史の授業で目にし、とても感銘を受けた建物たちです。
ライトの落水荘、コルビジェのサヴォア邸、ミース・ファン・デル・ローエのファンズワース邸、どれも長い歳月を経ても変わることのない美しさでした。
時代を超えても私たちに語りかけてくる建築、そこに込められた建築家たちの想い、住宅の奥深さをつくづく感じさせられました。
日々、いろいろなプランと格闘しています。お話をお聞きし、お家を見せていただき、そこにあるべき美しい「かたち」を求めてスケッチしています。
それはそのお家の立地だったり、家族のかたちだったり、住まい方だったり、そのときのたくさんの線の中から「プランは現れてくる」感じでできています。それが始めからそうであったように。
全面的なリフォームも小さな家具だけの工事も、それを作りたい方にとってはどれも大切で重要な事だと思います。
そのひとつずつをかたちにし、つくり出す現場にお客様と一緒に立ち会えることをとてもしあわせだと思っています。
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