事例No.757暮らしに馴染む。新旧融合リノベ東京都豊島区　マンションリノベーション

お子様の成長に伴い、住み替えをお考えだったTさんご夫妻。今住まわれているお住まいから近くの場所にある中古マンションを購入されました。住設機器の取り換えも含めて優先順位をつけながら、ご予算内でどこまでできるかを1つひとつ検討していくリノベーションとなりました。内装は、シンプルでシックに。また、木の温かみが感じられるようにしたいというご希望もありました。

テーマ

• 既存と新規の融合を楽しむインテリア
• 細やかな造作ですっきりと機能的に

ポイント
和室をコンパクトにして、リビング・ダイニングを広げ、ゆったりと過ごせるスペースを確保。床はできるだけ既存のフローリングをそのまま使用し、和室を縮めた分必要になった新規の床には、いかにも継ぎはぎしたような感じが出ないヘキサゴン柄のフロアタイルを採用。キッチンの床も同じヘキサゴン柄のフロアタイルですが、リビングのフロアタイルと素材感を変えることで、統一感と空間のメリハリを感じさせています。
リビング壁面にはテレビ台とワークスペースを1つにまとめた造作家具を設置。リビング収納とお掃除ロボットの格納スポットも配置し、デザイン性と機能性を兼ね備えています。
片側だけをRにした開口が印象的な和室にはお子様のおもちゃなどがしまえるクローゼットを設けました。WICにもデザインしたその開口は奥さまのアイデアです。

玄関はお子様のベビーカーや、ゆくゆくは自転車などが置けるよう土間を2倍ほどにスペースを拡大。高級感のある御影石は既存利用し、一部壊した部分を割って、広げた土間部分に散らしてはめ込みました。段差は残ったもののデザイン的な違和感をなくし、廃棄コストも抑えています。
洗面台の立ち上がりを鏡にしてお子様がステップに乗るとお顔が見えるようにしたり、玄関やLDKの折り上げ天井をできるだけフラットにしてスッキリさせたりと、コストバランスを考えながら暮らしや好みを反映したお住まいとなりました。