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リノベのあれこれ

【プランナー監修】クローゼットもリフォームして片付け上手に!取り出しやすくしまいやすいつくり方のコツ

2024年4月16日(火)
リノベーションの理由に「収納不足」を挙げる人は多いもの。だからといって、リフォームで収納場所を増やせばスッキリ!という問題でもなく、間取りのどこにつくるか、どうつくるかがポイントになってきます。片付けがニガテな人にも使いやすく、キレイな状態を維持できるクローゼットのポイントをプランナーにお聞きしました。

お話を伺ったのは・・・


チーフプランナー 於保 誠之
一級建築士、スタイル工房チーフプランナー。マンション・戸建て共に数多くのリノベーションに携わってきた。機能美、住まう人の日々の暮らしやすさ、そして将来も踏まえた心地よさを追求。



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目次

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間取りのどこにつくるのが正解?リフォームのヒントは洗濯動線

家族のものを集約してしまえるファミリークローゼットが人気ですが、スペースの限られたマンションではどこにつくるかが悩みどころ。片付けがしやすいクローゼットの場所ってどこなのでしょうか?

「片付けやすさという点では、洗濯動線の上につくるのがオススメです。洗濯機から干す場所、たたむ場所、しまう場所を結ぶ動線ですね。

最近は部屋干しや乾燥機を使う方も増えているので、その場合は洗濯乾燥機のある洗面脱衣室のなるべく近くにクローゼットをつくって『洗う&乾かす→しまう』の動線が最短で結べるようにします」。

  
洗濯機のすぐ隣にウォークインクローゼットへの引き戸が。クローゼットは寝室と廊下側にもつながっています。
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_y59.html
 

ウォークインとウォークスルーはどちらがいいの?

「ファミリークローゼットは家族みんなが使いやすいリビングの近くにつくることが多いため、リビングから寝室、子ども部屋に抜けられるようにするなど、可能であればウォークスルーが便利です。

換気の面でも、風が通りやすいウォークスルーは優れています。特にマンション一階のお部屋は湿気がこもりやすいため、ウォークスルーをご提案することが多いですね」。

ウォークスルーだと壁が少ない分、三方壁のウォークインクローゼットよりも収納量が減ってしまうような気がするのですが、どうでしょうか?

「三方が壁でも突き当たりの角の部分は重なっているため、収納量という点ではほとんど変わりません。マンションの部屋の内側、窓のないスペースに水まわりと収納を配置することで、合理的で使いやすい間取りになりますよ」。

 
 
リビングから、白い引き戸のクローゼットを抜けて寝室へ。玄関からの廊下と並行した2WAY動線です。
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_i42.html
 

湿気対策や換気はマスト!つくる時のポイントや注意点など

ウォークスルークローゼットをつくる時は、どんな点に気をつけるべきなのでしょうか?
 

その1. 風が通る工夫をする

「ウォークインもウォークスルーも、湿気対策として換気・通風を確保するのはマストです。マンションの場合は、窓のない場所につくることが多いので、室内窓を設ける、小型の換気扇を取り付けるなど、換気計画は必ず同時に行います」。

あえて扉を設けず、隠したいときはカーテンやロールスクリーンを利用するのも、換気・コストの両面でオススメだそうです。
 

その2. 少し余裕を残しておく

「今ある荷物がそのまま入る大きさでつくるのではなく、断捨離も含めた収納計画を行った上で『まだ少し余裕がある』くらいの容量をキープするようにします。お子さまが成長することで服の容量も変わりますし、荷物は基本、増えるもの。ライフスタイルに合わせて対応できるように、ある程度の余白は残しておきましょう」。

リノベーションでいったん持ち物を把握し、余裕をもたせたうえで「増やす時は、何か手放す」を続けることが肝心。打合せではお客様が立って手を伸ばした高さをはかり、届きやすい高さにハンガーパイプを設置。その上部は普段使わないモノを置ける棚を設けたり、立体的に空間を使い切るように心がけているそうです。
 

「片付かない私」には、こんなクローゼットはNG!

片付けが得意ではない場合、大容量のクローゼットを作っても家がごちゃごちゃになってしまいそうで心配なのですが・・・!?

「片付けがニガテな方は、クローゼットをつくるときにおさえておきたいポイントがあります。それは『片付けるためのアクションをなるべく減らすこと』!モノが見える所の収納は扉があった方が良いですが、納戸などみえない場所の棚に扉を付けると「扉を開ける」というアクションが面倒に感じてしまうこともあるので、扉をつけない、というのもアイディアのひとつ。

また、床にモノを置きはじめるとどんどん片付けにくくなるので、必ず棚板設けます。あらかじめモノのアドレス(置き場所)を決めることを徹底しましょう」。

とにかく、モノをしまうときに何も考えなくてもいいようにするのが大事。「コレどこに置こう?とりあえずココでいっか」の積み重ねが、家が片付かない原因になりがちだから、ということでした。
 

収納なのにこんなにおしゃれ!クローゼットリフォームアイデア

扉がなくてもカワイイ!入り口をアール壁に

「扉を設けないことは、ワンアクションで片付けやすく、通気やコストの面でもメリットが多いことをお伝えしました。とはいえ収納の内部は見せたくない!という方もいらっしゃいます。そこで、入り口にアール垂れ壁をつくることが多いですね」。

丸い壁がフォーカルポイントになり、奥まで視線が届きにくいことがポイントです。ちなみに、入り口をアールにすることでかかる費用は、一ヶ所あたり2.5万円程度が目安だそう。

寝室のクローゼットと廊下の収納の入り口をアールにした例。アクセントクロスとの相性も◎です。

  
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_t109.html
 

有孔ボードで、壁面収納をもっと楽しく

帽子やバッグなど、小物をたくさんお持ちの場合は、一部の壁を有効ボードにするのもオススメ。

「クローゼットの入り口付近など、奥行きのとれない壁面をムダなく使うことができます。自分でフックを付ける場所をカスタマイズできるのもいいですね」。

 
収納ケース、ハンガー、棚板と、空間を余すところなく使った収納。ガムテープもかけられる! 
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_o47.html
 

まとめ

「収納にはいくつかセオリーがあるものの、その人に合わせてカスタマイズできるのがリフォームのメリット」と於保プランナー。いま持っている荷物をしっかり把握し、不要な物は手放す・・・リフォームは断捨離のチャンスでもあります。

お客様のライフスタイルや荷物の量に合わせて、10年後もすっきり片付く住まいを目指してプランニングするので、一緒に収納計画を考えましょう!と心強い言葉。収納不足に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

雑誌「北欧テイストの部屋づくり no.41」事例掲載のお知らせ

2024年4月15日(月)
3月29日に発売された雑誌「北欧テイストの部屋づくりno.41」(ネコ・パブリッシング)にて、当社事例が掲載されました!


「モノが多くてもすっきり素敵に見せる収納術」で取材・掲載されたのは、
住み慣れたマンションをリノベーションされたT様ご夫妻。

No.834 「ちょっとコーヒーでも淹れようか」

課題であった収納不足を解消しました。
すっきり片付けられる収納術でインテリアを楽しまれています。


素敵な空間のすっきり収納術がたっぷりと紹介されています。
写真を見ているだけでもなんだかすっきりする収納術。
とても参考になりますので、是非ご覧ください♪
 
北欧テイストの部屋づくり no.41(ネコ・パブリッシング)
詳細・購入はこちら>>
Amazonでの購入はこちら>>

リノベの床材にカーペットはいかが?ふんわり安全、防音性◎とメリットいっぱい!

2024年4月14日(日)
床材といえばフローリングがメジャーですが、リノベーションでカーペットを敷くのもオススメです。クッション性が高くて足への負担が少なく、滑りにくく安全、防音性にも優れています。また、バリエーション豊かで空間をコーディネートしやすいのも嬉しい♪そんなメリットだらけのカーペットを使ったリノベーション例を集めてみました。

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目次

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木調家具の美しさが映えるのもカーペットのメリット

【マンション|築22年|約107㎡】

これまでに揃えたお気に入りの家具を主役にリノベーションを考えたい、という人は多いもの。

こちらもその一例で、新築時からお住まいのマンションをリノベーションすることに。
床材にはフローリングも検討したものの、足ざわりのよいウールのカーペットを選びました。
グレーが基調のシックな空間に、アンティーク家具の深い色合いがひき立っています。


シンプルなグレーには木調家具だけでなく、黒い家電も悪目立ちさせずなじませる効果が。
ウールの柔らかい質感は、大人のリラックス空間によく似合います。

この写真の事例詳細はこちら:No.837 思い出をつなぎ余白のある暮らしを
 

くつろぎムードの寝室や転倒しても安全な階段に

【戸建て|築46年|約140㎡】

自然豊かな環境で、RC3階建ての戸建てを購入されたご夫婦のリノベーションです。

リビングや廊下は無垢フローリングで、階段の2段目からカーペットに。
RC戸建ての階段は木造よりも踏み心地が固い場合が多いため、カーペット敷きはかなりオススメ。
もし踏み外して転倒したときの安全性もアップします。


こちらのおうちは、寝室もカーペットにしました。
まるでホテルの一室のような、上質なくつろぎムードが加わりました。

この写真の事例詳細はこちら:No.718 非日常と日常を楽しむ ~DualLife Part.1~
 

ダイニング&キッチンはフロアタイルに貼り分けても

【マンション|築35年|約100㎡】

カーペットで気になるのが、飲み物などをこぼしてシミになるんじゃないかという点。
最近は防汚加工やはっ水加工のカーペットが多く出ていますが、それでも心配ですよね。

こちらのおうちは、キッチンとダイニングはお掃除しやすいフロアタイルに貼り分けました。
もし飲み物や食べ物をこぼしてしまっても、さっと拭くだけでキレイになります。


リビング側には、ソファと合わせてベージュのカーペットを。
カーペットの柔らかい質感と優しい色味で、ゆったりとくつろいで過ごすことができます。

この写真の事例詳細はこちら:No.751 Luxury living ~自分たちのスタイルで~
 

色柄豊富だから、空間のゾーニングもお手のもの

【マンション|築35年|約83㎡】


グレーとホワイトを基調にしたシンプルな空間に、北欧家具や照明の造形美が際立つLDK。
フローリングだと木の分量が多くややナチュラルテイストになるところを、カーペットでモダンに仕上げました。


リビングと隣接して、室内窓でつなげた書斎もカーペット敷きに。
こちらは壁に柄クロス、天井はグレーで、床も濃い目のカラーを選んでかっこいいイメージに。
色柄豊富なカーペットには、様々な組み合わせで空間をゾーニングする楽しみがあります。

この写真の事例詳細はこちら:No.859 我が家で暮らす 〜心機一転〜
 

衝撃を吸収してくれるから、子ども部屋にもオススメ

【戸建て|築31年|約117㎡】

最後は戸建ての例をご紹介します。

リビングなどはフローリングでリノベーションしたものの、子ども部屋の床にカーペットを選んだおうち。
ピンクの壁、優しい雰囲気の子ども部屋には、カーペットがぴったり。


こちらは男の子の部屋でしょうか?
学校から帰ってきてランドセルを床にドン!と放り投げても響きません。
ハシゴの途中から飛び降りるのも元気な子どもあるあるですが、カーペットなら安心ですね。

この写真の事例詳細はこちら:No.897 気分はすっかり西海岸!
 

まとめ

中古マンションでは、「床はカーペットのみ」とマンション規約で決められている場合があります。でも、規約がなかったとしても、カーペットの優秀さが分かっていただけたのではないでしょうか。ご紹介した例にもありましたが、ダイニングキッチンなど水まわりはフロアタイルにしたり、フローリングとの貼り分けもオススメです。境界部分もキレイにおさめますので、イイかも!と思った方はぜひご相談ください。

撮影雑記~ 東京都江戸川区 戸建てリノベーション Y様邸 No.913

2024年4月13日(土)
築14年の2×4住宅リノベーション。
間取りはほぼ既存のままで、木の素材感のあるナチュラルテイストに、
キレイ過ぎず、ラフ過ぎない“絶妙なバランス”の内装に変更しました。


リビングのヌックスペースには、壁に本棚を造作。
ごろんと寝転びながら、本を読んだり昼寝をしたり、
ベンチのようにふたりで並んで腰かけて、読み聞かせをしたり…。
いろんなシーンで大活躍できそう!
床下は収納スペースになっているのも、うれしいですね。

*ヌックとは、スコットランドの「ヌーク(neuk)」が語源。 他のお住まいのヌックもご紹介していますのでご覧ください。
お供は本とブランケット。「ヌック」にこもって過ごす私だけの休日


細やかな工夫で使い勝手もアップ!なんと…ヌックの下には…ルンバステーションも!

最近、撮影に行くとルンバステーションを探すくせがつきました。笑

*「掃除機」置き場所の工夫はこちらでもご紹介しています
リノベで解決!「掃除機ってココに置けばよかったんだ」



靴やアウトドアグッズ、ベビーカーなど、
何かとモノがあふれがちな玄関も素敵なドアで仕切ってスッキリと。


個人的には、トイレットペーパーを置くこのニッチスペースがキュンポイントです。
取り出しやすいし、なんだかインテリアっぽい感じも!
まさに「キレイ過ぎず、ラフ過ぎない“絶妙なバランス”」のお住いでした♪

事例詳細はこちら:No.913 cool 上質インテリアの心地良さ
広報:長谷川基子
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これまで新築・リノベーションの住まいを900邸以上訪問・取材。
実際の住み心地や暮らしのアイディア、現場のリアルをお届け中。

2024年 ゴールデンウィーク休業のお知らせ 5月4日(土)~8日(水)

2024年4月12日(金)

いつもスタイル工房のHPをご覧いただきましてありがとうございます。
桜が咲いたかと思えば、もうゴールデンウィーク…。早いですね。

2024年のゴールデンウィーク休業についてお知らせです。

スタイル工房では
5月4日(土)~5月8日(水)の5日間をゴールデンウィーク休業
とさせていただきます。
5月9日(木)から通常営業となります。

ゴールデンウィーク休業中にいただいたお問い合わせなどにつきましては、お休み明けの9日(木)以降に順次対応いたします。 ご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご了承の程よろしくお願いいたします。

【プランナー監修】子ども部屋をつくるときのリフォームのポイントとアイデア

2024年4月9日(火)
子どもが成長して、そろそろ子ども部屋をつくってあげたい!そんな時、リフォーム・リノベーションでどんなことができるでしょうか?打合せまでに決めておくべきことやお子さまと話し合っておきたいこと、スペースの限られたマンションでの間取り方などをプランナーに聞いてきました。

お話を伺ったのは・・・


鈴木ゆり子
一級建築士、スタイル工房チーフプランナー
お施主様と綿密なコミュニケーションを取りながら問題を解決、マンション・戸建て共に数多くのリノベーションに携わってきた。



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目次

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ただ「欲しい」ではなく何のために必要?を家族で話し合おう

上のお子さまが小学校高学年になったら「そろそろ子ども部屋を」と考えるご家族が多いようです。しかし「子ども部屋をどのように使うかは、親子の関係性や親の教育方針によって違います」と鈴木プランナー。

「子どもが1人で寝られるようになったから、寝室兼子ども部屋をつくってあげる、ということで相談にいらっしゃいます。でも、もう少し深くお聞きすると、子ども部屋をつくることによって『自分の世界を持つこと』を重視しているご両親が多いですね」。

私物を管理し、片付けや掃除をして整えること、自分だけのためのインテリアや飾り付けを楽しむこと。それらを人生で初めてするのが子ども部屋。そのため、その役割やスペースのとり方に、ご家族それぞれの考え方が表れるそうです。

「リフォーム前には、ご家族でよく話し合いましょう。部屋をつくったらできるようになってほしいことをお子さまにきちんと話し、お子さまにも『自分の部屋で何をしたい?』と聞いてみる。家づくりは親子関係や夫婦間の暮らしのすり合わせにも、とても有効だったりします」。

 
「落書きOK!」子ども部屋の壁に塗ったのは黒板塗料。自由なお絵かきで、豊かな感性が育ちそう。
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_k112.html

 

勉強はどこでする?大きくなってもリビングという家庭も多い

子ども部屋での過ごし方として気になるのが、学校の宿題などの勉強時間。自分の部屋ができるまではダイニングテーブルで、というご家族も多いでしょう。子ども部屋ができたら自室で勉強できますが、引き続き、勉強はリビングダイニングなどのパブリックスペースで、というご家族も一定数いらっしゃるようです。

「これもご両親の考え方によりますが、最近は、子ども部屋をつくっても勉強は引き続きリビングで、というご家族が増えています。その場合は、リビングの一角に大人も使えるデスクカウンターを造作することをご提案しています」。

受験生になると塾で勉強してくる時間が長くなるため、そのぶん自室はゆっくりリラックスできる環境に整えるなど、メリハリをつける方が効率がよいことも。

「リビング学習の場合でも、スタディーコーナーに引き戸を付けて仕切ったり、壁を立てて半個室のようにしたり。同じ空間でも集中できるよう、リフォームで工夫することができますよ」。

 
リビングの一角、ブルーの壁でコの字に囲まれた部分が家族共用のスタディスペース。
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_h53.html

 
リビングの隣に子どもたちの勉強とパパの仕事に特化したスペースをつくった例。家族間で「ラボ」と呼んでいるそう。
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_n67.html

 

子ども部屋と収納の考え方。私物はどこまで管理するべき?

勉強部屋と同じくらい、両親の教育方針がはっきり表れるのがクローゼットなのだそう。フルリノベーションでは、ファミリークローゼットとして収納を集約してスペースの有効活用や家事動線の短縮を図るプランが多いのですが、子ども部屋には独立したクローゼットは必要でしょうか?

「これは、自分の服を子どもに管理させたいかによります。洗濯ものを取り込んでからのたたむ→しまうを自分の分は自分でできるようになってほしければ、子ども部屋にクローゼットは必要。例えば、早くからお子様のホームステイや留学を検討しているご両親などは、部屋に取り込むことが多いですね」。

ここもやはり、教育方針によって変わるそうです。子ども部屋にクローゼットもつくりつつ、一部はWICへ・・・という折衷案もありました。

 
造作ベッドの下をクローゼットにしてスペースを有効活用!コントラストの効いた壁色もオシャレ。
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_i42.html

 

子ども部屋マンション事例その1|それぞれの個室を確保

【築7年|約70㎡|4人家族】

子ども部屋スペースの確保は、特にマンションの場合はなかなか悩みどころです。
どのように間取るとよいのか、実際のリノベーション例を見てみましょう。



こちらは4人家族のリビング。
その一角に造作したカウンターの奥に、上のお子さんの個室があります。



カウンターは内側がデスクになっており、横にはクローゼットと大容量の本棚。
勉強に集中できそうです。



こちらは下のお子さんの個室。
コンパクトですが室内窓で光が通るため、閉塞感はありません。



間取りはこのような感じで、1.5室分のスペースを使って子ども部屋×2とワークスペースにしています。
子ども部屋をつくりつつ、家族で使うLDKは広くなっているところもポイントです。

https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_e07.html

 

子ども部屋マンション事例その2|2室分のスペースを子ども部屋×3に

【築14年|約75㎡|5人家族】

続いては、お子さま3人の5人家族です。
もともと3LDKの間取りで、個室のひとつに3段ベッドを置いて子どもたちが寝ていたそう。
いちばん上のお子さまが中学生になり、家全体も設備の交換時期にきていたため、リフォームを決められました。



まず、上のお子さまには共用廊下側に独立した個室を。
「色々飾って楽しみたい」という本人の要望で、ホワイトを基調にシンプルな空間にしました。



下のふたりのためには、リビング横の6帖の和室と洋室の一部のスペースで、2つの子ども部屋を新設。
窓がないため、リビングと室内窓でつなげています。

  

造作ベッドの下のスペースを互い違いに組み合わせて、ムダなく使えるようにしました。
仲良しきょうだいがそれぞれに行き来したり、引き戸で仕切ることもできます。



間取図で見ると、リビングの広さは変わっていないのが分かります。
それぞれのお部屋はコンパクトながら、快適に過ごせるよう通風や採光にも配慮しました。

https://www.stylekoubou.com/blog/?contentCode=2176

 

まとめ

「リフォームには、クロス選びなどでお子さまも参加していただいています。小学生でも渋い色を選んだりと、意外な一面が見えた!というご両親もいらっしゃいますよ」と鈴木プランナー。自分で選ぶことで、部屋への愛着がさらに深まる様子。取材に伺うと、できた部屋を嬉しそうに見せてくれるお子さまの笑顔が印象的です。

ところで、今はなかなか想像しづらいかもしれませんが、考えておきたいのが子どもが独立した後のこと。子ども部屋だったスペースをどのように使うのか、頭の隅でイメージしておくとよいでしょう。書斎として使う、趣味の部屋として使うなど、遠い将来の楽しみにもなります。間取り変更をされる場合は、いつでもご相談ください。

TDYリモデルスマイル作品コンテスト表彰式in宮﨑県!!

2024年4月8日(月)
先月3月の半ば、「TDYリモデルスマイル作品コンテスト2023」と「TDYグリーンリモデルセール」の表彰式が行われました。スタイル工房からは、代表 の三上、チーフプランナーの渡辺、施工管理の歌田がご招待をいただき、参加してまいりました。

TDYリモデルスマイル作品コンテストですが、今期は応募した7作品中、なんと7作品すべてが入賞。例年応募させていただいているコンテストですが、これはスタイル工房にとっても快挙です。
改めまして、お施主様、そして案件担当者も、おめでとうございます!

今回の表彰式の舞台は、宮﨑県。シーガイアコンベンションセンターという場所で開催されました。
豪華な演出で彩られた会場で、気分も盛り上がります。


1日目は表彰式!




今回は、作品コンテストでは「全国最優秀賞」、セールについては「東京エリア最優秀賞」をいただきました。
大勢の参加者の前での表彰となり、皆、緊張の面持ち…。
しかし、表彰状とトロフィーを受け取ると、改めて受賞を実感し、笑顔に♪

渡辺「プロジェクトのみなで作りあげたリノベーションが全国最優秀賞を頂き本当にうれしく思いました。華々しく壇上でトロフィーを頂きましたがスタイル工房みんなの力だぞ~なんて誇らしかったです!」
歌田「表彰式に参加して、受賞できたこと改めて大変嬉しく思います。大勢の前での表彰で緊張しましたが、また次回も入賞を狙いたいです!」

2日目はフェアウェルパーティー!

歌や和太鼓の圧巻のパフォーマンスに酔いしれました♪
普段交流する機会が少ない他社様ともお話をする良い機会となりました。


そしてこのパーティーの中締めはなんと、弊社の代表 三上!
三上「パーティーの盛り上がりの頂点でマイクを渡され、もう本当にどうしようかと…」
本人はいっぱいいっぱいだったという後日談(笑)でしたが、応募した7作品が全て入賞したことの喜びも交えて話し、皆さまから暖かい拍手をいただきました。

この熱気を弾みに、次回の作品コンテストも多数の入賞目指してまいりたいと思います。


今回受賞した7作品はこちら↓
*全国最優秀賞
『光に包まれて心地よく暮らす』

*“憧れの暮らしをかなえるリモデル” 部門 最優秀賞
『「くらしの基地」づくり』

*“家族構成・年齢変化に伴うリモデル” 部門 優秀賞
『Park Side Living』

*“家族構成・年齢変化に伴うリモデル” 部門 優秀賞
『家族をつなぎ、思い出を紡ぐ新しいわが家』

*“憧れの暮らしをかなえるリモデル” 部門 審査員奨励賞
『これからを暮らしやすく ノスタルジーを織り込んで』

*“快適な暮らし実現のためのリモデル” 部門 審査員奨励賞
『みんなの居場所-パブリックとプライベート空間をバランス良く-』

*“キッチン・リビング” 部門 審査員奨励賞
『心機一転~より明るいリビング・より美しいキッチンタイム~』

「有孔ボード」なら好きなレイアウトで壁収納!使い方アイデア集めました

2024年4月7日(日)
ホームセンターなどで見かけることが増えた有孔ボード。穴に合わせて好きな場所に棚やフックを付けることができるので、自分が使いやすいようにアレンジ可能。ちょっと倉庫っぽい無骨な雰囲気も、使い方次第でカッコよく仕上がります。今回は、有孔ボードをうまく使ったリノベーション例を場所別にご紹介します。

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【玄関】鍵に帽子にバッグ…やっぱりココにあると便利

【マンション|築26年|住んでいたおうちをフルリノベ】


こまごまとしたものの多い玄関は、有孔ボードが大活躍できる場所です。
こちらは物入を撤去し、ベンチや上着が掛けられるハンガーパイプと合わせて設置した例。


位置は玄関を曲がってトイレに行くまでのスペース。
玄関からは見えない角度なので、入ってきた時の景色はすっきり。
リビングドアと玄関収納をブルーグレーで合わせたのもおしゃれですね。

この写真の事例詳細はこちら:No.907 本も喜ぶ住まい
 

【デスク】絵葉書を飾ったり、ちょっとした小物置きに

【戸建て|築37年|住んでいたおうちを部分リノベ】


個室をつなげてリビングや書斎として使えるスペースにリノベーションした例です。
デスクの上に置いたパソコンモニターの上あたりに有孔ボードを貼りました。
壁と同じシンプルな白を選び、ちょっとした小物やポストカードを飾るのに利用しています。

この写真の事例詳細はこちら:No.882 飾らないナチュラルデザインの空間づくり
 

【デスク&洗面】飾りながらカッコよく空間演出まで

【マンション|築15年|中古購入フルリノベ】


デスク前に貼った例をもうひとつ。
和室の一部を板の間にして、一角にカウンターを造作したおうちです。


古民家風のインテリアに合わせて、有孔ボードも落ち着いたブラウンをセレクト。
それぞれの棚に全く違ったものを並べながらも、住む人らしさがうかがえるカッコいい一角をつくっています。


こちらのおうちは洗面にも有孔ボードを用いました。
レトロなシンクやアンティークな柄の床と合わせて、雰囲気たっぷりの空間に仕上げています。

この写真の事例詳細はこちら:No.735 マンションで憧れの古民家に住む
 

【子ども部屋】下にモノを置かずに片付ける習慣づくり

【マンション|築19年|住んでいたおうちをフルリノベ】


散らかりがちな子ども部屋も有孔ボード設置におすすめの場所です。
奥の引き戸はファミリークローゼットにつながる2WAY動線の子ども部屋。
バッグやヘッドホンなど、床に置かない習慣をつくることでこんなにスッキリ。

この写真の事例詳細はこちら:No.861 「くらしの基地」づくり
 

【アトリエ】ステンドグラス制作用のワークスペースに

【マンション|築11年|中古購入フルリノベ】


趣味のステンドグラス制作用のワークスペースに有孔ボードを用いた例です。
筆やハサミなどの道具を、カゴを使って機能的かつオシャレに収納していますね。


このスペースは玄関土間の延長になっており、メンテナンスや換気にも配慮しているのもポイントです。
造作のドアには大小の開口も設け、ステンドグラスをはめて仕上がりをチェックすることができます。

この写真の事例詳細はこちら:No.703 10点満点!
 

まとめ

DIYブームもあって、様々な色の有孔ボードが発売されています。シンプルで爽やかな空間には白、黒板っぽさやフレンチシックなイメージもある黒、武骨な倉庫風の雰囲気をつくるならブラウンと、インテリアに合わせて楽しみましょう。DIYでの設置も可能ですが、広い面積に用いるのであればリノベーション時がオススメ。職人による施工は収まりが美しく、後から緩んだり倒れたりといった心配がありません。気になる方はぜひご相談ください。

こちらもあわせてご覧ください!:かけたり飾ったり!「有孔ボード」ってホントに使える★

撮影雑記~ 神奈川県横浜市 マンションリノベーション N様邸 No.912

2024年4月6日(土)
お住まいの築24年マンションリノベーション。
設備の老朽化や、お子さんの成長とともに不便を感じていた間取りも
この機会に変えたいとご相談にいらっしゃいました。


ブルーのアクセントクロスが素敵な、こちらの部屋はお子さまの個室。
ロールスクリーンの後ろ側はクローゼットです。
プラス入口上部にあるL型の固定棚もモノをしまえる便利スペースです。
*ロールスクリーンの上手な使い方はこちらでもご紹介しています
ロールスクリーンの真価をリノベで再発見!隠すも仕切るも思いのまま



ワークスペースの壁にはお気に入りを飾るのにピッタリな造作の長押。
N様邸のように、上部に絵や写真を立ててインテリアのポイントとして
洋室に取り付ける方も多いですね。
部屋に入った時、大好きなものが目に入ってくるってたまりませんねー!


造作の靴収納の一面は、有孔ボードをはりました。
フックをつけてまさに「魅せる収納」!使い方は無限大ですね。


廊下の室内窓もすてき!個室の明かりを廊下まで届けてくれます。

12年ほど前に横浜の中古マンションを購入されたN様。
マンション購入の決め手となったのは、大きな川を見下ろす眺望だったそう。
N様のリノベーションストーリーはこちらでもご紹介しています!
【横浜でマンションリフォーム】街も自然も近いお気に入りのわが家を住みやすく

事例詳細はこちら:No.912 遊ぶ!くつろぐ!わが家のキャンプサイト
広報:長谷川基子
広報:長谷川基子
これまで新築・リノベーションの住まいを900邸以上訪問・取材。
実際の住み心地や暮らしのアイディア、現場のリアルをお届け中。

スタイル工房桜情報・2024年4月

2024年4月5日(金)
毎年この時期お届けしている、スタイル工房店舗周辺の桜情報です。
浜田山店舗近くの善福寺川緑地公園は、知る人ぞ知る杉並区の名物お花見スポット。


去年のこの時期はすでに咲き終えて桜の絨毯になっていたのですが、今年はいままさに満開になろうとしているところ。多くの人がレジャーシートを敷いて、おだやかにお花見を楽しんでいます。(酔っ払いや叫び声が少ないのも、このスポットのいいところ♪)ちょうど今週末がピークになりそうです。

川沿いに長く桜並木が続いていて、淡いピンクのソメイヨシノ、真っ白な大島桜…と、色々な品種が楽しめます。少しずつ時間差で咲いているので、長く楽しめますよ。


スタイル工房浜田山店へのご来店と合わせて(またご来店の予定がなくとも!)、春の善福寺川緑地散歩はいかがでしょうか。


*  *  *

南青山店周辺もすっかり満開です!こちらも都会的なお花見が楽しめますよ。

 

2024年4月1日 新卒4期生の入社式を行いました!

2024年4月2日(火)
2024年4月1日、スタイル工房入社式を行いました。
新たに新卒生の6人が、スタイル工房のメンバーに加わりました。

今日から社会人の新入社員と、その初々しいメンバーとの年代ギャップを自覚する(?!)ベテラン層。お互い緊張気味ですが、会場は当社リノベーションギャラリーのLDK空間なので、程よくリラックス…できましたかね?



社長の三上、役員の渡辺と於保から、それぞれ新メンバーへのメッセージが伝えられました。


新入社員からの自己紹介タイムでは、出身学校のことや学んできたこと、遅寝遅起きやぎっくり腰のこと(?!)などなども飛び出しました。
その中でこれから始まる仕事での「こうありたい」という想いも語られたのですが、ひとりひとりが自分なりに、これから仕事する姿を想像して語っている姿は、すでにとても頼もしかったです。

社長・役員からの話にあったように、リノベーション業界は新築を追い抜かんばかりに勢いを増しており、そんな中でスタイル工房もありがたいことに業界コンテストの入賞ラッシュがあったりなど、今とても活気づいているタイミングです。
そんな最中でフレッシュな顔ぶれを迎え、これからますますパワーアップしてまいります♪

改めまして新入社員のみなさん、入社おめでとうございます。これから一緒に頑張っていきましょう!

ロールスクリーンの真価をリノベで再発見!隠すも仕切るも思いのまま

2024年3月31日(日)
「隠したいけど、隠さない時はすっきり見せたい」「仕切りたいけど、建具を付けるほどではない」……そんなシチュエーションに応えてくれるアイテムとして、ロールスクリーンを選ぶ人が増えています。リノベーションで設置すれば、サイズもピッタリ、後付けよりも見た目もスッキリ♪と嬉しいコトだらけなロールスクリーンの使い方例を集めてみました。

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目次

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リビングから見えづらく、出し入れしやすいパントリー

【マンション|築16年|パントリーに】


収納の入り口というのは、ロールスクリーンの採用率が最も高い場所かもしれません。
こちらはマンションのLDKで、リビングドアを入ってすぐ、キッチンの手前にパントリーをつくった例です。


パントリーはオープンにつくることも多いのですが、このおうちはリビングの入り口にあるため中が丸見えに。
買い物帰りやお料理中にサッと出入りできるように、ロールスクリーンで目隠ししました。
入り口ギリギリまでモノを置いても、来客時などは隠してしまえば見た目もスッキリ。

この写真の事例詳細はこちら:No.876 子どもが笑顔で暮らせる家
 

マネしたい!の声が多い洗濯機の目隠しスクリーン

【戸建て|築25年|玄関横の洗濯機置き場に】


こちらはもともと賃貸に出していたスペースを、オーナーが住むためにリノベーションした例。
洗面室を広くとるために階段下をユーティリティにしました。
玄関入ってすぐ横、リビングドアの手前のスペースでもあります。


日常の使い勝手を考えて、ロールスクリーンで洗濯機を目隠し。
壁と同じシンプルなホワイトを選び、閉めても圧迫感なく空間に馴染みます。
洗濯機を隠したい!という声は実はかなり多く、通気性の面からもロールスクリーンは優秀です。

この写真の事例詳細はこちら:No.840 やすらぎと思い出に包まれて

お客様から目が届きやすい玄関もサッと隠して美しく

【戸建て|築22年|玄関土間の入り口に】


先ほどの例と同じく、玄関横を目隠しした例。
こちらは玄関土間の入り口にロールスクリーンを取り付けました。


3世代同居のおうちということで、玄関土間はゆったり奥行きをとり、シューズラックもたっぷり!
土間部分には自転車やベビーカー、壁には傘、上部には上着と、靴以外のものもしまえる仕様が嬉しいですね。

この写真の事例詳細はこちら:No.891 光に包まれて心地よく暮らす
 

建具と組み合わせて小上がり和室をフレキシブルに使う

【マンション|築20年|小上がり和室のリビング側に】

ここからは「隠す」ではなく「仕切る」ロールスクリーン例をご紹介します。

5人家族のマンションで、上のお子さま2人の子ども部屋と、リビングの一角に小上がり和室をつくった例。
小上がり和室は昼間はリビングとつなげて使い、夜は下のお子さまとご夫婦のための寝室となります。


和室はキッチン側を和モダンテイストの造作建具で、リビング側はロールスクリーンで仕切るかたちに。
上下で開け方が調節できるロールスクリーンなら、最低限の広さになったリビングにも圧迫感を感じさせません。
このように建具と自由に組み合わせることができるのも、リノベーションの醍醐味ですね。

この写真の事例詳細はこちら:No.864 馴染みの家具との調和~小上りからの緑の眺め
 

普段は梁に隠してスッキリ、下ろせばリビングに書斎が!

【マンション|築25年|リビングのワークスペースに】


お子さまが独立され、夫婦ふたり暮らしのためにリノベーションした例です。
和室だったスペースをLDKに取り込み、一角をワークスペースとしました。


集中したいときはリビングと仕切り、個室のように使うこともできます。
ロールスクリーンを梁の内側に設置しているため、リビング側から見てスッキリしているのもポイント。
スペースの限られたマンションでは特に、フレキシブルな空間づかいにロールスクリーンが大活躍です。

この写真の事例詳細はこちら:No.856 アンティーク家具が似合う欧風テイストで心地よく
 

建具代わりに大胆に使い、風が通り抜けるリビング空間に

【戸建て|築31年|リビングの小上がり和室に】


最後にご紹介するのは中古戸建てを購入し、リノベーションしたおうちです。
1階はLDK+独立した和室という間取りでしたが、壁を抜いて和室を小上がりに。
空間をつなげて、光と風が通り抜ける開放的なリビングをつくりました。


普段はロールスクリーンを開け放して広々と、仕切れば和室を個室として使えます。
建具よりも、全開放が可能なロールスクリーンの方が軽やかに仕切ることができますね。

この写真の事例詳細はこちら:No.897 気分はすっかり西海岸!
 

まとめ

ロールスクリーンのよさは、なんといってもフレキシブルなところ。建具よりもローコストで設置できるため、仕切るかオープンにするか迷っている場所や、将来的に使い道が変わるかもしれない場所に用いるのがオススメです。今回はフラットでシンプルなスクリーンをご紹介しましたが、色を選んだり、プリーツスクリーンやハニカムスクリーンにすることもできます。好みや用途に応じて使い分けましょう。
 

撮影雑記~ 東京都新宿区 マンションリノベーション Y様邸 No.911

2024年3月30日(土)
以前に戸建てのリノベーションをご依頼いただいたお客様。
今回はご親族様が一人暮らしするための中古マンションを購入したいとのことで、
購入前からご相談いただきました。築15年54㎡の中古マンションリノベーションです。


広いLDKを確保するために、壁向きキッチンをセレクト。
なんとキッチンの幅は3m以上!作業スペースも広々です…!
キッチン用具以外のモノも収納することができるくらいの大容量収納があり、
何かとモノがあふれてしまいがちなキッチンもスッキリ整理整頓できそうですね。


LDKの床はナラの無垢フローリングですが、キッチン側と窓際は
フロアタイルを採用しています。
フロアタイルなので植物への水やりの時に、ちょっと水をこぼしてしまっても安心です。
柄やデザインもとっても豊富で、耐久性も高いですしおススメ建材のひとつです。
L型のフロアタイルが、空間をシャープに演出していますねー!


大容量のシューズインクローゼット、そして壁を上手にいかして、
ぴたっと造作したベンチ。玄関にベンチがあると、
スニーカーの紐を縛るときにとってもありがたい!(超・個人的な意見ですが笑)


廊下をはさんで、両サイドにそれぞれ収納スペースを。
入口の位置がそろっているので、ちらっとよこをむけば、
どこに何が収納してあるかがわかりやすくなっています。
Y様邸全体が醸し出すシャープで洗練された感じが、
こういったところにあらわれているな、と思いました♪


事例詳細はこちら:No.911 Play Free! シンプルに。機能的に。
広報:長谷川基子
広報:長谷川基子
これまで新築・リノベーションの住まいを900邸以上訪問・取材。
実際の住み心地や暮らしのアイディア、現場のリアルをお届け中。

ESSEonlineに当社のリノベーション事例を掲載いただきました!

2024年3月29日(金)
くらしのお役立ち情報満載のサイト「ESSE online」(扶桑社)に当社事例が掲載されました。
掲載された事例は「Panasonicリフォームクラブデザインアワード2022」にて全国最優秀賞を受賞したU様邸。
スタッフブログ|メディア掲載 マンションリノベーション LDK
施工事例No.812 一人ひとりが居心地よく

築15年のマンションを、水回り設備の交換をきっかけにリノベーション。
家族それぞれの部屋とみんなが集えるLDKと、きちんと空間を分けたいとご希望でした。

和室を取り込み、LDKを広くしました。白基調の空間ですっきりと明るい空間に。

お住まいの真ん中を通るまっすぐの動線や、キッチン~洗面室~廊下を回遊できる動線を確保し、キッチンはPanasonic「Lクラス」を採用して家事負担も減りました。
スタッフブログ|メディア掲載 マンションリノベーション LDK

廊下の一角にはパウダーコーナーとして使える共有のデスクや、下に収納を造作したロフトベッドを設置して、限られたスペースを有効活用しています。
スタッフブログ|メディア掲載 マンションリノベーション 共有デスク パウダーコーナースタッフブログ|メディア掲載 マンションリノベーション ロフトベッド 収納

家族それぞれがくつろげる居心地の良いお住まいが完成しました。

ESSE onlineではリノベーションのアイディアをたっぷりご紹介いただいています。
ぜひご覧ください♪
 

【プランナー監修】オシャレに使いやすく!キッチンの部分リフォームQ&A

2024年3月26日(火)
毎日使うキッチンは「ココがもう少し使いやすければ・・・」と気になることが多い場所でもあります。いっそのこと、好きなデザインで、使い勝手よくリフォームしてしまえば、QOLが一気に上がりそう!キッチンだけのリフォームってどんなことができるの?お金のことや注意したいポイントなどを、プランナーに聞いてきました。

お話を伺ったのは・・・


チーフプランナー 鈴木ゆり子
一級建築士、スタイル工房チーフプランナー。
お施主様と綿密なコミュニケーションを取りながら問題を解決、マンション・戸建て共に数多くのリノベーションに携わってきた。



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目次

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キッチンリフォームでできること① 配置を変える!

壁向きからⅡ型やL型にしたり、垂れ壁を撤去してオープンに

まず、キッチンだけの部分リフォームでどこまでできるのでしょうか?キッチンリフォームでリクエストが多いのはどんなことですか?

「まず、壁に向いているキッチンをⅡ型にしたり、L型にして動きやすくすることができます!Ⅱ型はコンロが壁向きで、その対面にシンクのあるカウンターがある配置。コンパクトにまとまるのでマンションにオススメです。
L型はシンクとコンロがL字に配置された形。どちらも調理動線が短く、動きにムダが少ないのが特徴です」。

 
Ⅱ型キッチン

 
L型キッチン

もともと対面ではあるものの、なんだか動きにくかったり、暗い場合はどうすればいいのでしょうか。

「動きにくさは、他の生活動線、家事動線も合わせて解決方法を考えます。例えばキッチン自体をコンパクトにして、リビングや洗面室と回遊できるようにしたり。

暗い、狭く感じるといった場合はカウンターの上にある吊棚や垂れ壁を撤去して、オープンにリビングダイニングとつなげることもできます。上部がひらけることでLDKがぐんと開放的になりますよ」。
 

キッチンリフォームでできること② 収納力をUP!

量はもちろん、取り出しやすさ、しまいやすさが大切

吊棚を撤去するお話がでましたが、収納力自体は下がってしまいますよね。キッチンでは収納が足りない!という悩みも多そうですが・・・。

「吊棚は高いところにあるので使いづらく、意外と活用できていない方も多いんです。吊棚をなくした分、キッチンカウンター下と背面収納を充実させて全体の収納力は確保するようにします。

収納は量も大切ですが、しまいやすさや取り出しやすさ、見た目がすっきりしているかどうかが肝心。ダストボックスぴったりにカウンターを造作したり、置きたい調理家電の高さに合わせて稼働棚や引き出せる棚をつくったりして、スペースを有効活用します」。

  
ダストボックスがカウンター下に納まることで、見た目もよく動きやすいキッチンに!

 
キッチンシンク横にソーダストリーム用のニッチをつくった例。背面も大収納。

スペースが許せばパントリーをつくったり、ダイニング側から冷蔵庫が見えないようにすれば、さらに生活感のない洗練された空間をつくることができます。

 
冷蔵庫を壁面につくったパントリーへ。ダイニングから垂直に配置しているため丸見えにならずすっきり。

 
パントリー内に冷蔵庫を隠すだけでなく、入り口のアールがインテリアのアクセントに。
 

キッチンリフォームでできること③ 好みのデザインに!

モールテックス塗装やタイルを採り入れたデザインが人気

機能性はもちろん、好きなデザインのキッチンにリフォームできたら、毎日お料理をするのが楽しくなりそうです。最近はどんなキッチンが人気なのでしょうか?

「ラフな質感がお好きなら、キッチンカウンターにモールテックスという塗料を採用するのがオススメです。モルタル風のこなれた雰囲気に仕上がり、無垢の床や躯体現しにした天井などとも相性がいいですよ」。

 
シンプルなのに存在感大!モールテックス塗装のキッチンカウンター。

「あとは、やはりタイルは人気がありますね。水や熱に強いという機能性もキッチン向きですし、たくさん種類があって個性が発揮しやすいため、皆さま本当に楽しそうに選ばれています」。

 
複数のタイルを貼り分けたり、貼り方を変えたり。組み合わせは無限大!

油汚れや調味料汚れに強いキッチン専用の目地材を使うことで、メンテナンス性にも配慮しているそうです。
 

キッチンリフォームは住みながらできる?工期は?

毎日工事ができるわけではないため、工期は余裕を見て

キッチンだけのリフォームは住みながらの工事も可能な気がしますが、工事期間はどれくらいでしょうか?

「位置などを変えず、設備の交換だけであれば1〜2週間、配置やまわりの内装も変えるのであれば3〜4週間ほどでしょうか。

垂れ壁を撤去する場合などは天井全体の工事も必要で、換気扇のダクト、配管や照明の繋ぎ替えもするため、部分リフォームといってもそれなりに大掛かりなものになります」。

排水管やキッチン本体の交換は設備職人、カウンター造作などの木工事は大工、壁はタイル職人と、様々な職人や現場監督が日程を調整しながらバトンリレーのように作業するため、毎日工事ができるとも限らないそう。

特に、住みながらの工事は住まわれているお客様の都合もあるので毎朝8時からスタート、という訳にもいきません。そのため工期は意外と長くかかると思ってください、とのことでした。

「とはいえ、もし急ぐ場合はそれも伝えてください。造作はせずに既製品を組み合わせるなど、工期を短縮する方法はあります。優先順位をつけながらプランと予定を組み立てていきます」。
 

キッチンリフォームの費用ってどれくらいかかる?

キッチン本体価格によるものの、こだわり出せばかなりの額に

気になるのが費用面ですが、キッチンまわりだけのリフォームだと、大体どれくらいに・・・?

「キッチンのリフォーム費用は本当に幅が広いんです。キッチンそのものの価格も数十万円から数百万円とかなり差があることに加え、まわりの造作も凝り出したらキリがありません。

100万円で済んだ!という方もいれば、カウンターも家具職人にオーダーして500万円かかりました、という方もいらっしゃいます」。

コストを下げる方法としては、(使える場合は)既存の設備を利用する、配置は変えずに動線を使いやすく工夫する、造作はあきらめる・・・などが考えられます。

しかし「キッチンだけはこだわりたかったから上位グレードのものにして後悔はない!」というお客様も多数。全体のリフォーム費用の中でメリハリをつけつつ、納得のいく形を探っていくのがセオリーのようです。
 

キッチンリフォームにあたって準備すべきことは?

使いたい調理家電や収納したいものは把握しておいて

最後に、キッチンリフォームの打合せまでに準備しておくことをお聞きしました。

「最初のお打合せでは、調理家電はどういうものがあるかをお聞きしています。オーブンレンジはじめ炊飯器や電気ケトルなど、日常的に使うものは電源も確保する必要があるので。

あとは、お水をどうしているかも必ずお聞きします。ウォーターサーバーかペットボトル、浄水器かで確保すべきスペースがかなり変わります。スタイル工房では、部分リフォームでも大型リノベーションと同じようなヒアリングと現地調査を行っているので『こんな細かいところまで』と思われるかもしれませんね」。

現地調査ではどんなことを調べるのでしょうか?

「調理家電のサイズ計測はもちろん、給排水のための床構造や、天井の梁の位置を確認します。特にマンションは直床だと水まわりの移動が難しい場合があるので、プランニングの前に現地調査でできること・できないことを把握する必要があるんです」。

ダストボックスなども使いたいものを伝えておけば、ぴったりに納まるようにプランニングしてもらえます。自分仕様のすっきりしたキッチンを実現するために、置くものは早めに把握しておくのがオススメです。
 

まとめ

スタイル工房では「いまの暮らしをちょこっと便利にする」部分リノベも行っています。キッチンに限らず、住まいで日々気になっていること、デザインや使い勝手がどうもしっくりこないところがあれば、お気軽にご相談ください。

https://www.stylekoubou.com/shigoto/renovation4.html
 

壁向きでも作業スペース広々♪お料理がもっと好きになりそうなキッチンリノベ

2024年3月24日(日)
対面キッチンが主流とはいえ、お料理に集中できる!と一定の支持を得ている壁向きのレイアウト。気になるのが作業スペース不足で、お皿や下ごしらえした材料を置いておく場所がどうしても少なくなりがち。壁向きにしたい、でも作業スペースもたっぷり欲しい!そんな要望を叶えたキッチンを集めてみました。

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キッチン空間の主役にもなれそうな作業カウンターを造作

【戸建て|築44年|L型キッチン】


RC造の中古戸建てを購入し、リノベーションしたご家族。
1階にあったLDKを2階に移し、2部屋をつなげて広々とした団らんの場所をつくりました。


キッチンは壁に沿ってL字型にレイアウトし、中央には作業用のカウンターを造作。
コンロからもシンクからも振り向けばカウンターがあり、食材やお皿などを置くのに便利です。


ウッドリブパネル仕上げのカウンターは、LDK全体のインテリアのポイントになりそう。
どこかレトロな味わいが壁の白いタイルともよく似合い、ナチュラルなぬくもりを感じさせるキッチンです。

この写真の事例詳細はこちら:No.892 家族の風景を紡ぐ
 

スツールを置いてテーブルとしても使える造作カウンター

【戸建て|築13年|L型キッチン】


建売で購入してから13年が経ち、好きな内装にリノベーションしたい!といらっしゃったお客様。
独立型だったキッチンをリビング・ダイニング空間と一体化し、向きを変えてカウンターを造作しました。


キッチンはやはり壁向きのL型で、壁にぐるりとつくったオープン棚が使いやすそうです。


リビングとダイニングテーブルがやや離れているため、リビング側はカウンターをテーブルとしても使える仕様に。
スツールを置いて、ちょっとした軽食やお茶を飲んだりできるようにしました。

この写真の事例詳細はこちら:No.885 憧れのソファと暮らす家
 

お料理教室のような真ん中カウンターで広々使いやすく

【戸建て|築37年|I型キッチン】


こちらは独立していたL型キッチンから、壁を取り払ってLDとつなげた例。
向かって右側の壁にシンクとコンロ、左側の壁に冷蔵庫と収納をレイアウトし、真ん中にカウンターを造作。
料理教室のようなレイアウトでカウンターまわりをぐるりと回遊できるため、複数人でのお料理もしやすそう。


壁にはグレー、カウンター天板には白いタイルを貼ったフレンチシックなデザインもステキ。
余談ですが、リビングだけでなくキッチンにも床暖房を設置しているので冬のお料理もぬくぬく快適だそう。

この写真の事例詳細はこちら:No.827 ぽかぽかキッチンで料理を楽しむ
 

たっぷりと広げたダイニングにシックな家具調カウンター

【戸建て|築32年|I型キッチン】


こちらはご両親と暮らす実家のリノベーション例。
キッチンの位置自体はほとんど変えずに、家具調のアイランドカウンターを造作して収納力をアップさせました。


奥左手の和室をフローリングにして空間を取り込み、ワンルームの広々としたLDKに。
キッチンに立っていても、リビングの奥まで見渡すことができます。


キッチン壁とカウンター下にはたっぷり収納を設けました。
レッドとブラックを基本に、落ち着いた色調でコーディネートされたキッチンです。

この写真の事例詳細はこちら:No.908 懐かしさも残して…安心安全な住まいへ
 

W3000超!壁一面のキッチンなら作業スペースもゆったり

【戸建て|築24年|I型キッチン】


最後はカウンターではなく、横幅をたっぷりとって十分な作業スペースを設けた例です。
間口サイズはなんと3mを超えています。
一般的なシステムキッチンの横幅はコンロで60~75cm、シンクで70~80cm程度なので、約1.5mもの作業スペースがあることになります!


冷蔵庫や調理家電は奥に設けたパントリーに置けるため、さらにスッキリ。


既存の窓や天窓を活かすことで、フロアの最も奥まった場所ながらしっかり明るさも確保。
ホワイトが基調のシンプルなキッチンに、壁の大判タイルが高級感をプラスしてくれます。

この写真の事例詳細はこちら:No.894 子どもたちへの贈り物は、思い出紡ぐ新たなわが家
 

まとめ

使いやすいキッチンは、実はライフスタイルによってかなり変わります。子どもが小さいうちは様子が分かるレイアウト、子育て真っ最中はとにかく家事ラク、子どもが成長したり、セカンドライフはふたりで立てるキッチン……等など。キッチン設備が交換時期を感じたら、そのタイミングで「いま」使いやすいキッチンはどんなものなのかを見直し、リノベーションに生かしましょう。

撮影雑記~ 東京都文京区 マンションリノベーション N様邸 No.910

2024年3月23日(土)
築24年のマンションリノベーション。
楽器演奏を楽しめる防音室や、階下への生活音を防ぐ防音床、
そして断熱性を高めたいなどのご希望がありました。


L型からI型に変えたキッチンカウンターや壁の一部はマグネットを貼ることができます。
お子さまが持ってくる学校からのお知らせや提出書類などを、
目に付きやすいところに貼っておけるので何かと便利ですね。


防音室の壁も同じように。
家族の写真やみんなが描いた絵なども飾って楽しめます。


畳スペースの壁一面は、お子さん4人分の収納です。
4人きょうだいでシェアしつつ、棚に好きな本や、
お気に入りのグッズを飾ったりしてそれぞれ個性的な空間になっていそう!
「自分だけのスペース」があるのってやっぱり嬉しいですね。


家族のプライバシーに配慮し、洗面室と脱衣室は引き戸で仕切れるように。
誰かがお風呂に入っている時も洗面を使うことができます。
周囲に気兼ねなく、家族でにぎやかに過ごせる住まいになりました。


事例詳細はこちら:No.910 Play Free! ~オープンな畳スペース 4人きょうだいでシェア~
広報:長谷川基子
広報:長谷川基子
これまで新築・リノベーションの住まいを900邸以上訪問・取材。
実際の住み心地や暮らしのアイディア、現場のリアルをお届け中。

雑誌「relife+ vol.49」に事例掲載!

2024年3月19日(火)
3月14日に発売されたリノベーション専門誌「relife+ vol.49」にて、当社でリノベーションされたお住まいが掲載されました。


「「困っていること」が明確だから満足度が高い!持ち家リノベ・実家リノベ」で取材・掲載されたのはこちらの事例。

 施工事例No.852 enjoy wine, enjoy coffee

築39年の実家ビルをリノベーションされたA様ご夫妻。
お子様の独立やお仕事面の変化に伴い、よりゆったりと快適に暮らせるようにしたいとご相談いただきました。


​​​​​​独立型だったキッチンはセパレートタイプのオープンキッチンに。ご家族やご友人たちと一緒の空間を共有しながら料理ができ、さらに収納量も十分確保しています。
キッチンの一角にはワインコーナーを設けました。シンク横のカウンターは娘さんとお酒やおしゃべりを楽しみながら料理ができるようにしたいというお話から生まれたスペース。


壁に設置したステンドグラスは、元々、廊下とリビングの間仕切り壁に入っていたもの。


玄関ホールからそのまま入れるパントリー。キッチンへとつながっており、買い物後もスムーズに物をしまうことができます。
既存をうまく生かしたリノベーションで、使い勝手が格段に良くなり、ゆったりした時間が流れるお住まいとなりました。

雑誌ではお施主様のインタビューも含めてたっぷりの4ページで紹介されています。


また、「PanasonicリフォームClubデザインアワード2022」にて全国最優秀賞を受賞した、U様邸も紹介いただいています。

 施工事例No.812 一人ひとりが居心地よく

築15年のマンションを、水回り設備の交換をきっかけにリノベーション。
家族それぞれの部屋とみんなが集うLDKと、きちんと空間を分けたいとご希望でした。


廊下の一角にはパウダーコーナーとしても使える共有のデスクを設置。さらにロフトベッドと収納を造作し、限られた空間を有効活用しました。
玄関ホールの収納の角はアールにし、圧迫感を軽減。
白を基調とした空間にヘリンボーンの床が優しい雰囲気をプラスしています。
家族みんながくつろげるお住まいを実現しました。

「relife+ vol.49」にお住まいを快適にする工夫がたくさん掲載されています。
ぜひご覧ください!
 
relief+ vol.49(扶桑社)
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【プランナー監修】60代からのリフォーム!快適に、心豊かに暮らすポイントを実例から学ぶ

2024年3月18日(月)
子どもが独立したりお仕事や親の介護がひと段落して、セカンドライフが本格的に始まる60代。これまでより夫婦の時間、おうちで過ごす時間も増えて、住まいとの付き合い方が変わってくる時期でもあります。より快適に、人生を豊かにするリフォームのポイント、将来に備えてしておきたいことなどをプランナーに聞いてきました。

お話を伺ったのは・・・



チーフプランナー 於保 誠之
一級建築士、スタイル工房チーフプランナー。マンション・戸建て共に数多くのリノベーションに携わってきた。機能美、住まう人の日々の暮らしやすさ、そして将来も踏まえた心地よさを追求。
 


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60代からのリフォームのポイント、10年後も見越した成功のコツは?

子育てが終わったといっても、お仕事に趣味に、まだまだ現役の60代。住まいづくりで子育て世代と違うポイントはあるのでしょうか?

「まず、子ども部屋が空いたことで住まい全体のスペースの使い方が変わります。子どもが使っていたスペースを取り込んでLDKをゆったり広くしたり、水まわりの動線も整理して短く。例えばLDKと洗面脱衣室を隣にして引き戸でつなぐことで、なるべく温度差を少なくするような間取りをご提案することが多いですね」。

今すぐというより、10年後も快適に過ごせることを前提に、ヒートショック防止や住まい全体の断熱には特に配慮するのだそうです。
 

場所ごとのリフォームのポイントは?

◆リビング

夫婦ふたりでゆったり過ごせるように、広げることが多いリビング。壁一面に収納棚やギャラリーコーナーをつくり、趣味のものや想い出を飾るプランも人気です。

「60代にもなると本やレコードなど長年コレクションされてきた方も多いのですが、リフォームは断捨離のチャンスでもあります。収納をたっぷりつくる代わりに『ココに入りきらないものは思い切って処分』などお客様自身で決められるケースもよくあります。厳選することでかえって愛着が深まり、家もスッキリしたと満足度が高いですね」。

「また、リビングには床暖房をご提案すると『つけてよかった』といわれることが多いです。低い温度でつけっぱなしにしておくのが、温熱環境の面で理想的ですね。」

家にいる時間が長くなる分、ココはぜひこだわってほしいポイントだそう。
 

◆キッチン

子育て世代よりもフルフラットのキッチンがよく選ばれている60代リフォーム。リビングからよく見えるフルフラットは家族が多いとごちゃごちゃしがちですが、ふたり暮らしなら取り入れやすくなります。

「お料理もそこまでたくさんつくらなくていいし、オープンだとご主人様も気軽に立てます。フルフラットは、おふたりで料理をする機会が増えたご夫婦には、きっと使いやすいはずです」。
 

◆寝室

お仕事が忙しい時期は生活時間がずれていたため夫婦で分けていたものの、リフォームを機に一緒にすることも多くなる寝室。

「もちろん『別々の方が落ち着く』という方もいらっしゃいますし、心地いいかたちは人それぞれ。ゆっくり話し合ってください」。

◆洗面脱衣室

前述の通り、LDKから脱衣室に直接入れる間取りを提案することが多いそう。洗面カウンターを廊下に出すプランも、コロナ禍以降は増えています。

「トイレも含めて、手すりについては今すぐは使わないと思うので、下地だけ作っておきます。必要になったらいつでも設置できるように」。
 

・廊下や居室の入り口など
バリアフリーについてはどうでしょうか。段差をなくしたり、車いす用に間口や廊下を広げたりといったリフォームも、そのうち必要に・・・?

「引き戸を吊り戸にするなど、床はなるべくフラットになるようにしています。あとは、車いすというよりは見た目の開放感やゆったり動けるように廊下を広げたり、引き戸を開け放てば廊下と居室が同空間になるようなご提案をします」。
 

◆その他

「見落としがちなのが照明計画。キッチンなどはある程度明るくしておかないと手元が見えづらいため、しっかり照明を設置するようにします。リビングも最大光量を20%上げたり。落ち着いて過ごしたいときもあるので、調光できるモノを提案しますね」。

ほかに、子ども部屋はなくしても、子どもが帰省したときに泊まれる部屋は作っておくことや、築年数が経っている場合も多いため断熱耐震にはしっかり費用をかけることなどをご提案しているそうです。

それではここからは、実際のリフォーム事例を見てみましょう。

60代からのマンションリフォーム実例①|夫も料理に参加しやすいフルフラットのキッチン



お住まいだった築26年のマンションをリノベーションした例です。
キッチンが独立していた4LD・K→2LDK+Sのゆったりした間取りに刷新。
和室を取り込んで広げたLDKには、夫婦で立っても余裕があるフルフラットキッチンを設置しました。



キッチンにはパントリーもつくり、ストックの食品などがしまえます。
冷蔵庫はタイル壁の奥で、リビングから見えないため洗練されたキッチン空間に。

玄関は居室を一部取り込んで玄関土間を広げ、手前にはベンチ、奥にはコートクロークをつくりました。

 

室内窓の奥は大型のウォークインクロゼットとなっています。
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_i60.html
 

60代からのマンションリフォーム実例②|夫婦それぞれの時間も大切。マルチアクセスの書斎

 

水まわり設備の老朽化や結露が気になってリフォームにふみ切ったご夫婦。
キッチンの位置も変えて、リビング奥の洋室だったスペースをワークスペース(書斎)と分けあう間取りに。

ユニークなのがもう一つのワークスペースで、リビングとWIC、寝室の三方を結ぶ場所にあります。

 



もともと3LDKだった間取りを1LDK+WIC+ワークスペース2つと、おふたりに合わせてカスタマイズ。
結露対策としては、全ての窓にインナーサッシを設置しました。
壁と天井はほぼすべて珪藻土、床には床暖房対応のオーク材と、自然素材の心地よさにもこだわっています。

https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_k116.html

60代からの戸建てリフォーム実例|耐震補強や断熱改修など、住宅性能向上の工事も



お子さんも独立され、今は夫婦二人暮しとなったKさんご夫妻。
老朽化した設備の交換のほか、お孫さんを連れて娘さんご家族が遊びに来たときに、今の奥まったキッチンでは使い勝手が悪いなど日頃から感じていらした不を一気に解消したいとお考えでした。



内装はウィリアム・モリスのデザインクロスやモールディング、真鍮色のパーツ、がヘリンボーンのフローリングに馴染む、大人の空間。



耐震補強や断熱材の充填、サッシの交換で住宅性能をアップ。配管のやり替えや雨漏りの補修といった見えない部分のメンテナンスも実施して、長く安心・快適に過ごせる住まいになりました
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_k115.html
 

まとめ|リフォームには体力も必要!ぜひ元気なうちにスタートを

「ショールーム巡りに断捨離、3~4カ月の仮住まいと、リフォームにはかなりのエネルギーが必要です」と於保プランナー。そのため、なるべく体力のあるうちに、早く始めるのがオススメだそうです。

「断捨離に関しては、家電以外の処分品についてはプラス見積もりにはなるものの解体時に処分を請け負うことができます。仮住まいについても、短期専門の物件や、引っ越し業者さんが荷物を預かってくれるサービスなどもご紹介できますよ」。

これまで頑張ってきた60代だからこそ、利用できるものを賢く利用しながら、これからの長いおうち時間を少しでも安心して快適に過ごして欲しい、とのことでした。

ライティングレールで照明の複数づかいやハンギングに挑戦!オシャレな採用例集

2024年3月17日(日)
数ある照明器具のなかでも、どんなインテリアにも合って使いやすいのがライティングレール。レール上であればどこでもライトが設置できるので模様替えなどにも対応しやすく、照明以外にハンギングなども楽しめます。今回は、ライティングレールを上手に取り入れたリノベーション例をご紹介します。

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マンション躯体現しの天井やダクトの無骨さとも相性◎

【築36年マンション|約51㎡】

マンションでは、天井の内装材を取り払ってコンクリートの躯体や梁を現しにするリノベーションが人気です。
天井が上がることで空間が広くなり、素材感を感じさせる無骨なインテリアが好きな方にオススメ。
リノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション リビング
こちらの例もそのひとつで、むき出しのコンクリート肌とブラックのライティングレールを合わせました。

リノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション リビング・ベッドスペース
ライティングレールとスポットライトの無機質な質感が、露出させた銀色の換気ダクトとも馴染んでいます。
武骨でカッコいい空間に、ベッドの上だけ貼った古材や壁のレンガタイルが上質感をプラスしてくれます。


この写真の事例詳細はこちら:No.632 自分だけの城 ~オトコライフを満喫~
 

ホワイト基調のインテリアを黒いレールが引き締める

【築22年マンション|約64㎡】

リノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション リビング・ダイニングリノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション キッチン
ライティングレールはどんなインテリアとも合いますが、シンプルな空間ではアクセントにもなります。
こちらのおうちがその好例で、白い天井やキッチンのタイルを、ブラックのラインが引き締めてくれます。

リノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション LDK
寝室との境界を仕切るガラス建具も黒いフレームのものをセレクト。
直線とモノトーンが醸し出す落ち着いた空間は、ずっと飽きずにつき合っていけそうです。


この写真の事例詳細はこちら:No.821 私たちのシンプルライフ
 

フックを取り付けてグリーンや雑貨のハンギングを楽しむ

【築39年マンション|約70㎡】

ライティングレールは、専用のフックを取り付けることでピクチャーレールのようにも使えます。
ピクチャーレールは壁沿いですが、ライティングレールは中空なので、より立体感のある飾り方が可能に。
リノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション LDKリノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション グリーンをハンギングしたライティングレール
こちらはグリーンの鉢とエアープランツをハンギングした例です。
窓際で日当たりと風通しがいいので、植物も良く育ちそうですね。
窓越しの光に透けた葉っぱの美しさを楽しむことができます。

リノベのネタ帳|ライティングレール マンションリノベーション 手作りモビールをハンギングしたライティングレール
木の枝やドングリで手作りしたモビールは、お子さまとの合作でしょうか?
表情豊かでぬくもりあふれるたたずまいが、淡いブルーの壁ともよく似合っていますね。


この写真の事例詳細はこちら:No.711 こだわりの性能UPと自然素材
 

リビングに四角く取り付けて、自由自在にレイアウト

【築4年戸建て|約81㎡】

リノベのネタ帳|ライティングレール 戸建てリノベーション 四角く取り付けたライティングレールリノベのネタ帳|ライティングレール 戸建てリノベーション LDK
ここまではコの字型や何本かを平行にレイアウトした例をご紹介しましたが、ぐるっと四角にしても素敵です。
照明器具をランダムに設置し、その間にドライフラワーやグリーンをハンギングした例がこちら。

リノベのネタ帳|ライティングレール 戸建てリノベーション LDK
いくつかのスポットライトに加え、ダイニングテーブルの上にはペンダントライト。
何をどう飾るかは、住む人のセンスの見せどころ。
気分に合わせてハンギングするものや、配置を変えて楽しむのもよさそうです。


この写真の事例詳細はこちら:No.831 築浅物件にヴィンテージの衣をまとわせて
 

吹抜けや勾配天井は梁に取り付けて空間をスッキリと演出

【築12年戸建て|約88㎡】

戸建てでは吹抜けや勾配天井を設けて、縦空間の広がりを演出することがあります。
リノベのネタ帳|ライティングレール 戸建てリノベーション LDK
そのような場合、ライティングレールは壁に設置することもできますが、化粧梁に設置することも可能です。
2階リビングのこちらのおうちがその一例で、木の梁に合わせて白いライティングレールを選びました。

リノベのネタ帳|ライティングレール 戸建てリノベーション ライティングレール スポットライト シーリングファン
ライティングレールとスポットライトの爽やかな雰囲気が、お子さまのいる空間にもぴったり。
シーリングファンとのバランスもキレイです。


この写真の事例詳細はこちら:No.880 光で彩る2階リビング
 

まとめ

複数の照明を取り付けることができるライティングレール。スポットライトだけでなく、ペンダントライトやシーリングファンなども組み合わせてさまざまに楽しむことができます。ただし、レール一本あたりの最大ワット数や耐荷重は決まっているため、リノベーション前にどんなものを設置したいかのイメージはつけておくようにしましょう。「このライトは使える?」「どう配置すると便利?」等など、なんでもご相談ください。
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