Vol.1 ~チームワークで叶えたこだわりの二世帯住宅~ インタビュー
2019年4月29日(月)
住まいのプロ集団ならではの新築物件を紹介する「新築密着レポ」。今回はいつもスタイル工房で改修工事をしてくれている大工さんご自身の家づくり。奥さまのご実家を二世帯住宅に建て替えた実例です。まずは、そのこだわりをインタビューしてみました。
思いをしっかり伝え、デザインはプロにおまかせ
——これまでさまざまな家づくりに携わってこられたと思いますが、ご自身のマイホームにはどんなことを望まれましたか?
K様●まず大工らしい家であるということですね。無垢の木をたくさん使って。木のぬくもりに触れながら、センスも感じられるような。それから、二世帯なので親子がお互いの暮らしを尊重しながら、ほどよく交流できること。子世帯のLDKは大勢で集えるような明るさと開放感のあるスペースがいい。母の料理教室にも使ってもらえるようにしたい。
また、妻は収納をたっぷり設け、家具を置かないスッキリした家を望みました。親世帯はワンフロアの暮らしやすさを優先させて。父は楽器の演奏や練習ができるスペースにこだわりました。思い入れはたっぷりありましたが、あまり細かく要望を出さず、スタイル工房にお任せしたんです。
■2階、子世帯のLDK
信頼するデザインチームがいい仕事をしてくれるとわかっていた
——なぜ、スタイル工房に依頼されたのでしょう。
K様●多くの現場を経験した中で、家づくりの姿勢やデザインセンスに共感していたからです。大まかな要望を伝えれば期待以上の提案をしてくれるとわかっていました。
一般的な工務店の場合、施工技術があってもデザインが弱いと思います。スタイル工房はその点が強い。デザインを形にする設計部のチームワークがいい。全体のコンセプトやデザインを深く考えるプランナーがいて、デザインや素材の細かなやりとりをするアシスタントプランナーがいて、プランを具体的な設計図にして現場に落とし込む設計士がいる。この設計部が工事部や現場の大工とうまく連携しているから、センスよく、暮らしやすく、仕立てのいい家が生まれるんですね。
打ち合わせのたびにワクワクし、みんなが笑顔になる家が叶った
——実際に打ち合わせしてみてどうでした。
K様●初回の打ち合わせから話が弾みました。会話しながらプランナーがさらさらとイメージスケッチを描いてくれて。それに、打ち合わせをするたびに私たちの思いが図面に反映されていて、ワクワクしました。模型をつくってくれたのも良かったですね。この家は、吹抜けやロフトなど立体的な空間が多くて、屋根の形状も複雑。平面図や立面図だけでは出来上がりが想像しにくいのですが、模型によって妻でもイメージがつかめました。
——こだわりは叶いましたか?
K様●外壁から内装まで、見て触れるところに無垢材をふんだんに使うことができました。特に道路に面した外観は、ありきたりではない仕上がりで、家に帰るのが楽しくなります。ナチュラルでモダン、木の箱が宙に浮かんでいるような不思議な造形はご近所でも評判です。
2階の子世帯LDKは空間を仕切らず、勾配天井にロフトを設けることで、縦横に開放感あふれるスペースになりました。現した梁やロフトへの“互い違い階段”が空間の高さを強調して、インテリアのアクセントにもなっています。床材は床暖房対応の吉野杉です。小上がりの畳コーナーと合わせて、腰かけたり寝転がったりするのがとても気持ちよく、思い思いにくつろげます。
両親がよろこんでいるのは明るさ。隣家が迫る敷地では1階は暗くなりがちですが、それを見事に覆す設計の工夫がされていることです。
次回は施工現場での奮闘記を予定しています。一般的な建築実例では紹介されない、大工さんが腕をふるう様子や、苦労話などをご紹介します。ご期待ください。
思いをしっかり伝え、デザインはプロにおまかせ
——これまでさまざまな家づくりに携わってこられたと思いますが、ご自身のマイホームにはどんなことを望まれましたか?
K様●まず大工らしい家であるということですね。無垢の木をたくさん使って。木のぬくもりに触れながら、センスも感じられるような。それから、二世帯なので親子がお互いの暮らしを尊重しながら、ほどよく交流できること。子世帯のLDKは大勢で集えるような明るさと開放感のあるスペースがいい。母の料理教室にも使ってもらえるようにしたい。
また、妻は収納をたっぷり設け、家具を置かないスッキリした家を望みました。親世帯はワンフロアの暮らしやすさを優先させて。父は楽器の演奏や練習ができるスペースにこだわりました。思い入れはたっぷりありましたが、あまり細かく要望を出さず、スタイル工房にお任せしたんです。
■2階、子世帯のLDK
信頼するデザインチームがいい仕事をしてくれるとわかっていた
——なぜ、スタイル工房に依頼されたのでしょう。
K様●多くの現場を経験した中で、家づくりの姿勢やデザインセンスに共感していたからです。大まかな要望を伝えれば期待以上の提案をしてくれるとわかっていました。
一般的な工務店の場合、施工技術があってもデザインが弱いと思います。スタイル工房はその点が強い。デザインを形にする設計部のチームワークがいい。全体のコンセプトやデザインを深く考えるプランナーがいて、デザインや素材の細かなやりとりをするアシスタントプランナーがいて、プランを具体的な設計図にして現場に落とし込む設計士がいる。この設計部が工事部や現場の大工とうまく連携しているから、センスよく、暮らしやすく、仕立てのいい家が生まれるんですね。
打ち合わせのたびにワクワクし、みんなが笑顔になる家が叶った
——実際に打ち合わせしてみてどうでした。
K様●初回の打ち合わせから話が弾みました。会話しながらプランナーがさらさらとイメージスケッチを描いてくれて。それに、打ち合わせをするたびに私たちの思いが図面に反映されていて、ワクワクしました。模型をつくってくれたのも良かったですね。この家は、吹抜けやロフトなど立体的な空間が多くて、屋根の形状も複雑。平面図や立面図だけでは出来上がりが想像しにくいのですが、模型によって妻でもイメージがつかめました。
——こだわりは叶いましたか?
K様●外壁から内装まで、見て触れるところに無垢材をふんだんに使うことができました。特に道路に面した外観は、ありきたりではない仕上がりで、家に帰るのが楽しくなります。ナチュラルでモダン、木の箱が宙に浮かんでいるような不思議な造形はご近所でも評判です。
2階の子世帯LDKは空間を仕切らず、勾配天井にロフトを設けることで、縦横に開放感あふれるスペースになりました。現した梁やロフトへの“互い違い階段”が空間の高さを強調して、インテリアのアクセントにもなっています。床材は床暖房対応の吉野杉です。小上がりの畳コーナーと合わせて、腰かけたり寝転がったりするのがとても気持ちよく、思い思いにくつろげます。
両親がよろこんでいるのは明るさ。隣家が迫る敷地では1階は暗くなりがちですが、それを見事に覆す設計の工夫がされていることです。
次回は施工現場での奮闘記を予定しています。一般的な建築実例では紹介されない、大工さんが腕をふるう様子や、苦労話などをご紹介します。ご期待ください。