Vol.13<後編> 中古マンションのリノベ費用はどれくらいかかる?
2019年7月26日(金)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。第13回<後編>は前編に引き続き、マンションリノベの「費用」についてです。予算内でどこまでできるの?そもそもこの予算って「あり」なの?…初めてのリノベーションでは見当もつかないのは当然です。今回は「リノベーションにかかる費用」についてご説明します。
費用の多くを占める「水まわり」
リノベーションにかかる費用において大きな割合を占めるのがトイレやキッチン、お風呂などの「水まわり設備」の交換です。
様々なメーカーや商品がありますので、選択する商品のグレードによって大きく価格が変わってきます。
リノベーション予算が限られていて、費用を抑えないといけない場合は、こういった水廻り設備のグレードを下げたり、最初から入っていた既存の設備をそのまま使用することでコストを安くすることができます。
それぞれの平均的な設備変更にかかる予算の目安は以下の通りです。
つまり、水まわりの交換だけで230~350万円程度の費用が発生することになるのです。
また、お風呂には「在来工法」でつくられたものと「ユニットバス」の2種類があります。
在来工法のお風呂は少し築年数が古いマンションに多く、床や壁、浴槽がコンクリートでつくられていて、タイルが貼られていることが多いです。ユニットバスは築年数の浅いマンションに多く、工場でつくられたユニットをそのままはめこんだもの。機能的で工事も簡単なので、現在はこちらが主流になっています。
在来工法のお風呂はユニットバスに変更することもできますが、解体費がかさんだり、解体時に大きな音が出てしまうなどと制約にとらわれてしまうこともあるので覚えておきましょう。
家具購入の予算も忘れずに
リノベーションをして内装がおしゃれでかっこ良くなると、どうしても家具にもこだわりたくなるもの。
もちろん、徐々に買い足していくこともできますが、ソファやダイニングテーブルなどの大きな家具は、いざ住み始めると買い替えるタイミングを逃してしまうことも。
せっかくのリノベーション、理想通りの住まいを叶えるために、家具購入の予算も見込んで予算設計をするとよいでしょう。
まとめ
中古物件購入の費用とリノベーション費用、どちらも考えないといけないので焦ってしまいそうですが、最近はリノベーション費用もまとめて住宅ローンに組み込めるローンの商品が増えてきました。
リフォーム費用をリフォームローン単体で組むよりも、大幅に低い金利で借りることができますので、住宅ローンを組む方は利用をおすすめします。
スタイル工房でも、不動産会社とのコラボレーションで「中古物件購入+リノベーション」をひとつの窓口で行える「ワンストップリノベーション」を行っています。前述の中古物件購入前のプランナー内見同行や、物件購入とリノベの予算をまとめて考えることができるなどのメリットがあります。物件探しから始める方は、ぜひ検討してみてください。
*写真はイメージです
費用の多くを占める「水まわり」
リノベーションにかかる費用において大きな割合を占めるのがトイレやキッチン、お風呂などの「水まわり設備」の交換です。
様々なメーカーや商品がありますので、選択する商品のグレードによって大きく価格が変わってきます。
リノベーション予算が限られていて、費用を抑えないといけない場合は、こういった水廻り設備のグレードを下げたり、最初から入っていた既存の設備をそのまま使用することでコストを安くすることができます。
それぞれの平均的な設備変更にかかる予算の目安は以下の通りです。
- トイレ交換: 20~50万円程度
- キッチン交換: 100~150万円
- お風呂交換: 80~100万円程度
- 洗面台交換: 30~50万円程度
つまり、水まわりの交換だけで230~350万円程度の費用が発生することになるのです。
また、お風呂には「在来工法」でつくられたものと「ユニットバス」の2種類があります。
在来工法のお風呂は少し築年数が古いマンションに多く、床や壁、浴槽がコンクリートでつくられていて、タイルが貼られていることが多いです。ユニットバスは築年数の浅いマンションに多く、工場でつくられたユニットをそのままはめこんだもの。機能的で工事も簡単なので、現在はこちらが主流になっています。
在来工法のお風呂はユニットバスに変更することもできますが、解体費がかさんだり、解体時に大きな音が出てしまうなどと制約にとらわれてしまうこともあるので覚えておきましょう。
家具購入の予算も忘れずに
リノベーションをして内装がおしゃれでかっこ良くなると、どうしても家具にもこだわりたくなるもの。
もちろん、徐々に買い足していくこともできますが、ソファやダイニングテーブルなどの大きな家具は、いざ住み始めると買い替えるタイミングを逃してしまうことも。
せっかくのリノベーション、理想通りの住まいを叶えるために、家具購入の予算も見込んで予算設計をするとよいでしょう。
まとめ
中古物件購入の費用とリノベーション費用、どちらも考えないといけないので焦ってしまいそうですが、最近はリノベーション費用もまとめて住宅ローンに組み込めるローンの商品が増えてきました。
リフォーム費用をリフォームローン単体で組むよりも、大幅に低い金利で借りることができますので、住宅ローンを組む方は利用をおすすめします。
スタイル工房でも、不動産会社とのコラボレーションで「中古物件購入+リノベーション」をひとつの窓口で行える「ワンストップリノベーション」を行っています。前述の中古物件購入前のプランナー内見同行や、物件購入とリノベの予算をまとめて考えることができるなどのメリットがあります。物件探しから始める方は、ぜひ検討してみてください。
*写真はイメージです