「私にとってのベストな方法を見つける」打合せの進め方

2019年7月28日(S)
「自分たちらしい家って、どんなだろう?」「現状を変えたいけど、なにができるの?」「そもそもこの予算でリノベって、無謀なのかな?」…住まいを何とかしたい!でも、リノベに踏み切っていいのかすら分からない。初めての打ち合わせにのぞむときは、そんな感じの方も多いんです。では、そこからどうやって自分仕様の家を叶えることができたのでしょうか?打合せの進め方に沿って、実例も交えながらご紹介します。


【初回来店時】お客様が変えたいポイントをプランナーが直接ヒアリング
「北欧系が好き」「ホテルライクに」「和モダンでしっとり」・・・などなど、夢がふくらむのは分かります。
でも、お家の雰囲気やデザインのお話は、もっと後のほうでも大丈夫。

最初の打合せでは、いま住んでいるお家の好きなところや、不便に思うところをお聞かせください。
中古物件を購入してのリノベーションであったとしても、家への思いは実体験から生まれます。
それまでに感じていた改善ポイントが、リノベの第一歩となるのです。
スタイル工房には営業担当という役割のスタッフはいません。最初の打ち合わせからプランナーが担当し、
「どんな暮らしがしたいか」をヒアリングします。

お客様が変えたいポイントをプランナーが直接ヒアリング


【現地調査後】プラン提案で、カタチになったものをもとに打合せ
初回のヒアリングと現地調査をもとに、暮らし方を感じられるような手書きのプランをご提案します。
家は、実際に物件を見てみないと分からないことも多いもの。
例えば「暗く感じたので明るくしたい」というヒアリングをもとに現地に行ったら、荷物があって暗く感じただけ、ということも。

現状と、「住む人が叶えたいこと」を考え合わせて、間取りや収納をプランニング。
それをみて「そうそう!こうしたかった!」と思う人もいれば、「やっぱりこっちが優先だったかも」など、改めて感じることがあるはず。

暮らし方を感じられるような手書きのプランをご提案


【再度プランを調整】コスト×工期×自分のしたい暮らし
かかる費用や、リノベ期間なども含めた優先順位を整理しながら、工事契約までに数回の打合せを行います。
叶えたい希望に対し、考えられるメリット・デメリットをご説明→お客様が最終的に取捨選択…その作業の繰り返しです。

スタイル工房の打合せでは、プランナーとお客様の一方が聞き役ということはなく、どちらも同じくらい喋っているのも特徴です。
なぜなら、リノベは「お金を出せば買える」ものではないから。
プランナーは「その人にとってのベスト」を一緒に考え、住む人の気持ちを整理整頓しながら伴走していくのです。
たとえば・・・の例を以下にご紹介します。


【CASE①】大きな窓はどうしても残したい、を優先
雰囲気に一目ぼれして、築48年の中古住宅を購入したお客様。
もともとは、建築家が自分で住むためにこだわって建てたという、和の趣が味わい深い住まいです。

建築家が自分で住むためにこだわって建てたという、和の趣が味わい深い住まい
なかでも一番のお気に入りは、リビングの庭をのぞむ大きな窓!

木の窓枠もとても趣深く、昔の別荘のような佇まいです。
木の窓枠もとても趣深く、昔の別荘のような佇まいです。
庭をL字型に囲むように窓になっていて、家中が明るい光に満たされます。
ただし、大きく古い窓は、断熱性能の面ではかなり不利。
冬の寒さを考えると、窓を複層ガラスに交換するのがベストですが、絵のように切り取られた庭の風景も変わってしまいます。

もとの家の雰囲気を壊さないようにリノベした
そこで、窓はそのまま残し、代わりに床に断熱材をプラス。
耐震補強や古くなった設備の交換なども行いつつ、もとの家の雰囲気を壊さないようにリノベしました。
これが「このお客様にとってのベスト」だったのです。
→ 事例No.257 風と緑と光と 2人でつくるスローライフ


【CASE②】外にはあえて手をつけず、家のなかに理想の家をつくる
つづいては、亡くなったお祖父様の家に数年前から暮らされているご家族。
築50年、135平米という広さで、このままフルリノベーションするには、かなりの費用がかかります。

外にはあえて手をつけず、家のなかに理想の家をつくる

しかし「10年以上先のことは、まだはっきり分からないから、大きな予算は組まずにリノベーションをしたい」とお客様。
これから10~15年、子どもが巣立つまでの期間を、快適にのびのび暮らすためのリノベを希望されました。

そこで提案したのが「house in house」という考え方
そこで、プランナーが提案したのが、「house in house」という考え方。
フルリノベーションを1階の内側だけで行い、2階や屋根、外壁には手をつけません。

つまり既存の家の中に部分的に理想の家をつくる、ということ
つまり、既存の家の中に、部分的に理想の家をつくる、ということです。
お客様が好きだった前の家の昭和レトロな雰囲気はなるべく残したまま、1階の間取りと住宅性能を刷新しました。

割り切った取捨選択とプランナーのアイデアでカタチにした例
打合せを重ねた末に残った「予算・暮らしやすい間取り・住宅性能」というお客様の優先条件。
それを、割り切った取捨選択とプランナーのアイデアでカタチにした例です。
→ 事例No.559 家の中のいえ


まとめ
オーダーメイドのリノベーションには、全ての人に当てはまる正解は存在しません。最も大切なのは、繰り返しになりますが、「その人にとってのベスト」です。譲りたくないこと、どうしても叶えたいことを、いくつものアイデアで解決する方法を探る工程が「スタイル工房の打合せ」。
そのため、色々話し合った末に「この部分はもう、いっそのことリノベしない」という選択肢にたどり着くことだってあるのです。
打合せを終えたとき「大変だったけど、楽しかった!」と思っていただければ、きっと「自分にとってベストの住まい」に出会えるはずです。
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