お皿に家電、ストック食材…見せる?隠す?キッチン収納
2019年8月18日(日)
どれだけあっても嬉しいのが、キッチンまわりの収納。食器だけにとどまらず、調理家電や食材など、使いやすい位置に置きつつ、生活感も出したくない…作るお料理やその手順も住む人によって違うから、自分にぴったりの収納量と配置を見つけるのがリノベ成功のカギです。まずは、実例をチェックしてみましょう。
キッチンの向きを変え、空いたスペースに作業台と収納を
20年お住まいのマンションをリノベしたご家族。
廊下側に向いていた収納のスペースを取り込み、キッチンを壁に向けてダイニングの真ん中に大きな作業台を設置しました。
希望通りの「家族みんなでお料理を楽しむことができるキッチン」です。
作業台に立ち上げたタイルの壁の奥が収納になっています。
冷蔵庫などがダイニングからは見えない位置に収まり、高さが変えられるオープン棚が設けられています。
オープン棚には、お鍋など調理中にさっと取り出したいものや、ティーセットを置いています。
さらにキッチンの奥は寝室につながる回遊動線としたので、壁に本が収納できるニッチ棚を造作。
空間を有効活用して、生活しやすい動線と、それに合わせた収納を随所に設けました。
上記事例詳細はこちらから
No.664 心とからだに効く“風通しのいい暮らし”
やっぱりパントリー!扉をつければ隠すこともできる
「キッチン収納」といえば、やはり「パントリーを作りたい」という声は多いもの。
こちらのお家もそのひとつで、お子様の独立をきっかけに、これまで住んできたお家を新しい暮らしに合わせてリノベしました。
壁付けだったキッチンは対面のL字型に変更。
背面には新たに壁を設けて、奥にパントリーを設けました。
パントリーには窓があるので、開け放てば光が通ります。
壁の飾り棚も雑貨やグリーンが飾れて素敵ですね。
来客時など、見せたくないときは扉をしめれば、すっきりと隠すことができます。
シックな黒い扉は、コンロ側の壁に貼ったサブウェイタイルとも好相性。
新しくなったキッチンで、ご友人を招いて一緒に料理や食事を楽しまれているそうです。
上記事例詳細はこちらから
No.660 これからの夫婦の暮らし
パントリー+αで独立型キッチンもこんなに広々
築35年のおばあさまの家を受け継いだご家族です。
子どもの頃の思い出を残しつつ、シンプルで丁寧な暮らしを実現したいという希望に合わせてリノベしました。
キッチンは位置を変えずに収納をプラスして、より広々と使えるように。
背面に引き出し式の収納と飾り棚をつくり、毎日の調理で使うものはここにしまいます。
さらに、もとはサニタリールームだったスペースをパントリーに変更し、収納を増やしました。
たまに使う大型の調理家電や、ストックの食品などはこちらにたっぷりしまうことができます。
収納をしっかり設けることで、独立キッチンのままでもすっきり広々と使うことができる、という好例です。
上記事例詳細はこちらから
No.656 受け継がれるシンプルな暮らし
ウォークスルーでパントリーとリビング収納を兼用
同じようにパントリーを設けた例ですが、こちらは発想がまったく異なります。
キッチン横のグレーの部分がパントリー。
キッチン側とリビング側に、入り口がふたつあるのが分かりますね。
ダストボックスやストック食品はもちろん、リビングまわりの荷物もこちらに収納。
家事動線に沿ったウォークスルーにすることで、パントリーとしてもリビング収納としても機能させました。
上記事例詳細はこちらから
収納をまとめることで省スペースと家事ラク動線、さらにコストダウンまで叶えています。
上記事例詳細はこちらから
No.512 暮らしに合わせて変えていける あえて作りこまない家
収納コーナーならマンションも省スペースでスッキリ
「パントリーが便利なのは分かるけど、そこまでのスペースは確保できない!」という方には、こんな方法もあります。
こちらは、キッチンとダイニングを再配置し、リビングには和室を一部取り込んで広々LDKを実現したお家。
キッチンの一角に、コーナーを利用した収納スペースをつくりました。
コーナーの扉を開けると、収納棚がお目見え。
お皿やストック食品は、棚を浅くしたほうが使い勝手がよいため、これくらいのスペースでも予想以上に収納できるんです。
折り戸で省スペース、ルーバー扉で通気性にも考慮しました。
大型のものや重いものは背面の引き出し収納に、毎日使う家電はオープン棚にと使い分けています。
パントリーほど大容量ではないものの、あると無いでは大違いの「収納スペース」、マンションではとくにオススメです。
上記事例詳細はこちらから
No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
カゴを並べて、キッチンでも「見せる収納」
収納スペースに扉をつくらず、オープンにすることもできます。
こちらは、築10年と築浅戸建ての間取りは大きく変えず、デザインと使い勝手を好みにリノベした例。
キッチンの一角に設けたのは、アール壁がかわいい収納スペース。
このスペース、以前は壁の向こう、廊下側から使うかたちだった収納をLDK側に開けたもの。
収納の壁のみ、カナリアイエローのアクセントクロスがちらりと見えて、ナチュラルテイストのインテリアにぴったり。
大小同じデザインのかごでうまく隠しながら、使いやすく収納しています。
キッチンの背面には木のオープン棚を置き、お料理しながらすぐ使いたいものはこちらへ。
こちらのお客様が大好きだという、絵本がよく似合うキッチンができあがりました。
上記事例詳細はこちらから
No.644 大好きな絵本をゆっくり愉しむ
使い勝手そのまま、手持ちの家具を収めるテクニック
古いお家やカフェが好きで、中古物件を自分たち仕様に変えて住みたい!とリノベしたご家族。
リビング・キッチン・廊下の仕切りを無くし、天井も上げて開放感たっぷりのLDKをつくりました。
キッチンの壁にはカウンターをつくり、お持ちだった食器棚とラックを組み合わせてぴったり収めています。
もともと使っていたものなので、収納するモノや使い勝手もすでに把握できていて、調理のときに迷いません。
新たに造作した部分も家具に合わせて塗装を施し、統一感もばっちり。
冷蔵庫の横にはルーバー扉のパントリーも設け、隠したいものはここに収納。
やはり、しまうものによって収納を使い分けるのは定番のようですね。
上記事例詳細はこちらから
No.544 むき出しの構造!クールだけど温かい住まい!!
まとめ
ひとことにキッチン収納といっても、しまうものの量や、見せる/隠すの割合、配置は千差万別。そのため、あらかじめしまうものや、普段どんなふうにキッチンを使っているかを、自分で把握しておくとよいでしょう。…とはいえ難しく考えず、たとえば「このフライパン、いつも倒れてくるんだよね」「ホームベーカリー、使うたびに出してくるのが重い!」「まとめ買いすると安いのに、置く場所がないなぁ」と、日々感じるちょっとした不便をスマホなどにメモしておけば、要望の整理にきっと役立つはずです。
キッチンの向きを変え、空いたスペースに作業台と収納を
20年お住まいのマンションをリノベしたご家族。
廊下側に向いていた収納のスペースを取り込み、キッチンを壁に向けてダイニングの真ん中に大きな作業台を設置しました。
希望通りの「家族みんなでお料理を楽しむことができるキッチン」です。
作業台に立ち上げたタイルの壁の奥が収納になっています。
冷蔵庫などがダイニングからは見えない位置に収まり、高さが変えられるオープン棚が設けられています。
オープン棚には、お鍋など調理中にさっと取り出したいものや、ティーセットを置いています。
さらにキッチンの奥は寝室につながる回遊動線としたので、壁に本が収納できるニッチ棚を造作。
空間を有効活用して、生活しやすい動線と、それに合わせた収納を随所に設けました。
上記事例詳細はこちらから
No.664 心とからだに効く“風通しのいい暮らし”
やっぱりパントリー!扉をつければ隠すこともできる
「キッチン収納」といえば、やはり「パントリーを作りたい」という声は多いもの。
こちらのお家もそのひとつで、お子様の独立をきっかけに、これまで住んできたお家を新しい暮らしに合わせてリノベしました。
壁付けだったキッチンは対面のL字型に変更。
背面には新たに壁を設けて、奥にパントリーを設けました。
パントリーには窓があるので、開け放てば光が通ります。
壁の飾り棚も雑貨やグリーンが飾れて素敵ですね。
来客時など、見せたくないときは扉をしめれば、すっきりと隠すことができます。
シックな黒い扉は、コンロ側の壁に貼ったサブウェイタイルとも好相性。
新しくなったキッチンで、ご友人を招いて一緒に料理や食事を楽しまれているそうです。
上記事例詳細はこちらから
No.660 これからの夫婦の暮らし
パントリー+αで独立型キッチンもこんなに広々
築35年のおばあさまの家を受け継いだご家族です。
子どもの頃の思い出を残しつつ、シンプルで丁寧な暮らしを実現したいという希望に合わせてリノベしました。
キッチンは位置を変えずに収納をプラスして、より広々と使えるように。
背面に引き出し式の収納と飾り棚をつくり、毎日の調理で使うものはここにしまいます。
さらに、もとはサニタリールームだったスペースをパントリーに変更し、収納を増やしました。
たまに使う大型の調理家電や、ストックの食品などはこちらにたっぷりしまうことができます。
収納をしっかり設けることで、独立キッチンのままでもすっきり広々と使うことができる、という好例です。
上記事例詳細はこちらから
No.656 受け継がれるシンプルな暮らし
ウォークスルーでパントリーとリビング収納を兼用
同じようにパントリーを設けた例ですが、こちらは発想がまったく異なります。
キッチン横のグレーの部分がパントリー。
キッチン側とリビング側に、入り口がふたつあるのが分かりますね。
ダストボックスやストック食品はもちろん、リビングまわりの荷物もこちらに収納。
家事動線に沿ったウォークスルーにすることで、パントリーとしてもリビング収納としても機能させました。
上記事例詳細はこちらから
収納をまとめることで省スペースと家事ラク動線、さらにコストダウンまで叶えています。
上記事例詳細はこちらから
No.512 暮らしに合わせて変えていける あえて作りこまない家
収納コーナーならマンションも省スペースでスッキリ
「パントリーが便利なのは分かるけど、そこまでのスペースは確保できない!」という方には、こんな方法もあります。
こちらは、キッチンとダイニングを再配置し、リビングには和室を一部取り込んで広々LDKを実現したお家。
キッチンの一角に、コーナーを利用した収納スペースをつくりました。
コーナーの扉を開けると、収納棚がお目見え。
お皿やストック食品は、棚を浅くしたほうが使い勝手がよいため、これくらいのスペースでも予想以上に収納できるんです。
折り戸で省スペース、ルーバー扉で通気性にも考慮しました。
大型のものや重いものは背面の引き出し収納に、毎日使う家電はオープン棚にと使い分けています。
パントリーほど大容量ではないものの、あると無いでは大違いの「収納スペース」、マンションではとくにオススメです。
上記事例詳細はこちらから
No.649 ~Exotic Turkey~トルコの異国情緒を楽しんで。
カゴを並べて、キッチンでも「見せる収納」
収納スペースに扉をつくらず、オープンにすることもできます。
こちらは、築10年と築浅戸建ての間取りは大きく変えず、デザインと使い勝手を好みにリノベした例。
キッチンの一角に設けたのは、アール壁がかわいい収納スペース。
このスペース、以前は壁の向こう、廊下側から使うかたちだった収納をLDK側に開けたもの。
収納の壁のみ、カナリアイエローのアクセントクロスがちらりと見えて、ナチュラルテイストのインテリアにぴったり。
大小同じデザインのかごでうまく隠しながら、使いやすく収納しています。
キッチンの背面には木のオープン棚を置き、お料理しながらすぐ使いたいものはこちらへ。
こちらのお客様が大好きだという、絵本がよく似合うキッチンができあがりました。
上記事例詳細はこちらから
No.644 大好きな絵本をゆっくり愉しむ
使い勝手そのまま、手持ちの家具を収めるテクニック
古いお家やカフェが好きで、中古物件を自分たち仕様に変えて住みたい!とリノベしたご家族。
リビング・キッチン・廊下の仕切りを無くし、天井も上げて開放感たっぷりのLDKをつくりました。
キッチンの壁にはカウンターをつくり、お持ちだった食器棚とラックを組み合わせてぴったり収めています。
もともと使っていたものなので、収納するモノや使い勝手もすでに把握できていて、調理のときに迷いません。
新たに造作した部分も家具に合わせて塗装を施し、統一感もばっちり。
冷蔵庫の横にはルーバー扉のパントリーも設け、隠したいものはここに収納。
やはり、しまうものによって収納を使い分けるのは定番のようですね。
上記事例詳細はこちらから
No.544 むき出しの構造!クールだけど温かい住まい!!
まとめ
ひとことにキッチン収納といっても、しまうものの量や、見せる/隠すの割合、配置は千差万別。そのため、あらかじめしまうものや、普段どんなふうにキッチンを使っているかを、自分で把握しておくとよいでしょう。…とはいえ難しく考えず、たとえば「このフライパン、いつも倒れてくるんだよね」「ホームベーカリー、使うたびに出してくるのが重い!」「まとめ買いすると安いのに、置く場所がないなぁ」と、日々感じるちょっとした不便をスマホなどにメモしておけば、要望の整理にきっと役立つはずです。