工事現場の全体を把握する大工

2019年8月19日(M)
「父親が大工だったから」と、自然に大工の道に進まれたという大工のNさん。スタイル工房とのお付き合いは10年以上になるベテラン大工さんです。

お付き合いは10年以上になるベテラン大工さん|リフォーム・リノベーション工事部ブログ
「『この建造物を建てたのは誰?』と試験に出たら、みんな歴史上の人物を答える。でも実際に建てたのはその時代の大工たち。それくらい、大工というのは表にでてこないもの。でもそれでいいと思っているし、そうあるべきだよね」。

「大工というのは表にでてこないもの。でもそれでいいと思っているし、そうあるべきだよね」|リフォーム・リノベーション工事部ブログ「現場は段取り八分。『同じような現場』はあっても、『同じ現場』はひとつとしてないんです」|リフォーム・リノベーション工事部ブログ
「現場は段取り八分。『同じような現場』はあっても、『同じ現場』はひとつとしてないんです。だから作る手順をまずイメージ。現地調査の時には、建材の搬入経路や周囲の道路状況も確認。どこから作業を始めるか、どう納めるか最後までしっかり確認しておく。その順番次第で仕上がりが変わる事もあるんです」。

Nさんの現場はキレイ、スタッフが口をそろえて言います。やはりそれも大事な段取りのひとつ。|リフォーム・リノベーション工事部ブログ
Nさんの現場はキレイ、スタッフが口をそろえて言います。やはりそれも大事な段取りのひとつ。「木材を切る、整える、仕上げる…その作業の前に、スムーズに進められる場を作り、機械の整備をする。環境が全て整っていないと作業に無駄やムラがでちゃうからね。」と照れながら、その日も黙々と作業を進めていらっしゃいました。


そんな照れ屋のNさんに代わって話してくれたのは10数年の付き合いになる、工事部部長の清水と施工管理の大石です。
工事部部長の清水|リフォーム・リノベーション工事部ブログ施工管理の大石|リフォーム・リノベーション工事部ブログ

「Nさんは、黙々と作業して休憩時間には笑いが絶えないでも、プライドを持って仕事をしているから、時に現場でプランナーと衝突したり、設計スタッフを泣かせたこともありました。でも、それはそのお家に住むお客様の事はもちろん、スタイル工房のスタッフの事まで考えてくれているから。スタイル工房と一緒に成長していこうって思っていくれている大工さんです」と清水は話します。

その現場の工事全体を把握した上で、作業をしてくれるので、施工管理としてはとても助かります|リフォーム・リノベーション工事部ブログ
担当現場の木工事を依頼することの多い、施工管理の大石曰く「工事現場は、電気や水道、クロス屋さんなど様々な職種の職人さんとの共同作業。“大工が一番偉い”と、威張ったりする事なく、どんな職人さんにも気さくに接する人です」との事。

「それに、その現場の全体を見てくれるんです。例えば、建具は建具屋さんが取り付けますが、その枠は大工さんが作ります。Nさんは、ただ枠を作るだけに留まらない、塗装が綺麗に仕上がるか、設備や電気の機器との位置関係、そしてお客様が使いやすいか・安全かどうか、といったことを常に考えながら作業をしてくれます。だから木工事の図面だけでなく、設備系の資料まで全部見せてほしいと言ってきたりも。その現場の工事全体を把握した上で、作業をしてくれるので、施工管理としてはとても助かります。」と、話してくれました。


◆印象に残っている現場
そんなNさんの印象に残っているのはこちらのリノベーション工事。
印象に残っているリノベーション工事|リフォーム・リノベーション工事部ブログササラ(階段の側板)が片方だけの階段で、大変だったのでよく覚えています|リフォーム・リノベーション工事部ブログ
→事例No.583 遊び心とこだわりでワクワクがいっぱいの家

「ササラ(階段の側板)が片方だけの階段で、大変だったのでよく覚えています」。
大工さんの丁寧な作業がよくわかる仕上がりの階段でした|リフォーム・リノベーション工事部ブログ
Nさんの丁寧な作業がよくわかる仕上がりの階段でした。
 
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