Vol.16<前編>マンション「1階の部屋」はアリ?ナシ?
2019年11月5日(火)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。第16回目は「マンションの1階の部屋」。避けられがちなマンションの1階ですが、実はマンションの1階の部屋にも魅力があります。メリットとデメリットについてみていきましょう。
マンション1階の部屋のメリット
◎下の階の住人に気を使わなくてもよい
最大の魅力は「部屋の下に別の部屋がないこと」です。
マンションの場合は、たとえ新築であっても、どうしてもお子さんの走り回る足音や、物を落とした時の音などが下階に響いてしまいます。
とくに、小さなお子さんがいらっしゃるご家族の場合は、気にされる方も多いでしょう。
実際に、下の階の住人がやや神経質な方だった場合などにはトラブルになることも多く、日々の大きなストレスになりかねません。
1階の部屋に住むと、毎日の(階下への)騒音に気をつかわずに生活できるというのは大きなメリットです。
◎専用庭が使える場合もある
1階の部屋には、専用のお庭が付いている物件も多くあります。
ガーデニングを楽しんだり、テーブルや椅子を出して、太陽の下で朝ごはんを食べたり、夏にはプールで遊んだりと、様々な楽しみ方ができます。
広い専用庭の場合は、布団など大きなものも干しやすいといったメリットもあります。
ただし、地面がタイル等で舗装されていない土や芝生の物件の場合は、自分たちでお手入れしなければなりません。
それが負担になる方には、デメリットにもなり得ます。
◎引越しが比較的ラク&安く済むことがある
入居時の引っ越しについて、1階の場合は搬入が比較的簡単にできます。
大きい家具などはエレベーターに入らず、階段搬入となった場合は料金が加算されることが多いのですが、1階ならその心配はありません。
また、引越し代金はかかる時間と移動距離によって金額が変わるため、階数×●円、というかたちで加算される会社もあります。
その点、1階はマンション内での移動距離が短いため、費用が高層階よりも安く済むことが多いのです。
◎災害時に階段の上り下りが不要
地震などの時にエレベーターが停まってしまうと、上階の住人の場合、階段で上り下りをしなければなりません。
その点、1階の部屋の場合はエレベーターに乗る必要が無いため、災害時でも安心です。
また、これから長く住むことを考えると、年齢を重ねたときも移動距離が短いことはメリットといえるでしょう。
◎エレベーターを待つストレスがない
朝の通勤時間帯など、エレベーターの少ないマンションの場合はエレベーターを数分間も待たされることがあります。
「毎日のことなので、非常にストレスを感じる」という話をよく聞きますが、1階のお部屋はその必要がありません。
すぐ外に出ることができるので、毎朝、ムダなストレスを感じずに済みます。
◎フローリングの規定がゆるい場合もある
マンションによって、使用できるフローリングの遮音等級が管理規約で定められています。
なかには「遮音等級LL40以上(通常はLL45が多い)のフローリング材を使用すること」などと、やや厳しいルールが適用されているマンションもありますが、稀に、「1階の部屋には適用されない」という物件があります。
そのような物件であれば、1階の部屋はリノベーションの際に使えるフローリング材の選択の幅が広がることになります。
*写真はイメージです
マンション1階の部屋のメリット
◎下の階の住人に気を使わなくてもよい
最大の魅力は「部屋の下に別の部屋がないこと」です。
マンションの場合は、たとえ新築であっても、どうしてもお子さんの走り回る足音や、物を落とした時の音などが下階に響いてしまいます。
とくに、小さなお子さんがいらっしゃるご家族の場合は、気にされる方も多いでしょう。
実際に、下の階の住人がやや神経質な方だった場合などにはトラブルになることも多く、日々の大きなストレスになりかねません。
1階の部屋に住むと、毎日の(階下への)騒音に気をつかわずに生活できるというのは大きなメリットです。
◎専用庭が使える場合もある
1階の部屋には、専用のお庭が付いている物件も多くあります。
ガーデニングを楽しんだり、テーブルや椅子を出して、太陽の下で朝ごはんを食べたり、夏にはプールで遊んだりと、様々な楽しみ方ができます。
広い専用庭の場合は、布団など大きなものも干しやすいといったメリットもあります。
ただし、地面がタイル等で舗装されていない土や芝生の物件の場合は、自分たちでお手入れしなければなりません。
それが負担になる方には、デメリットにもなり得ます。
◎引越しが比較的ラク&安く済むことがある
入居時の引っ越しについて、1階の場合は搬入が比較的簡単にできます。
大きい家具などはエレベーターに入らず、階段搬入となった場合は料金が加算されることが多いのですが、1階ならその心配はありません。
また、引越し代金はかかる時間と移動距離によって金額が変わるため、階数×●円、というかたちで加算される会社もあります。
その点、1階はマンション内での移動距離が短いため、費用が高層階よりも安く済むことが多いのです。
◎災害時に階段の上り下りが不要
地震などの時にエレベーターが停まってしまうと、上階の住人の場合、階段で上り下りをしなければなりません。
その点、1階の部屋の場合はエレベーターに乗る必要が無いため、災害時でも安心です。
また、これから長く住むことを考えると、年齢を重ねたときも移動距離が短いことはメリットといえるでしょう。
◎エレベーターを待つストレスがない
朝の通勤時間帯など、エレベーターの少ないマンションの場合はエレベーターを数分間も待たされることがあります。
「毎日のことなので、非常にストレスを感じる」という話をよく聞きますが、1階のお部屋はその必要がありません。
すぐ外に出ることができるので、毎朝、ムダなストレスを感じずに済みます。
◎フローリングの規定がゆるい場合もある
マンションによって、使用できるフローリングの遮音等級が管理規約で定められています。
なかには「遮音等級LL40以上(通常はLL45が多い)のフローリング材を使用すること」などと、やや厳しいルールが適用されているマンションもありますが、稀に、「1階の部屋には適用されない」という物件があります。
そのような物件であれば、1階の部屋はリノベーションの際に使えるフローリング材の選択の幅が広がることになります。
*写真はイメージです