思い出を住み継ぐ戸建て。リノベで安全に、もっと快適に
2020年7月26日(日)
子ども時代を過ごした実家や、よく遊びにいった祖父母・親戚のお家…そんな思い出いっぱいの場所を受け継ぎ、暮らしやすくリノベーションする例が、最近日本でも増えつつあります。
思い出や愛着も大切にしつつ、いまの暮らしに合わせた工夫やデザインのこと、気になる耐震や住宅性能について聞いてみました。
趣を生かしつつ、ライフスタイルに合わせて快適に
ご親族が設計したというご実家を受け継ぐことになったお客様です。
リビング、ダイニングがスキップフロアでゾーニングされ、ロフトも備えたユニークなつくり。
築30年を経てなお新鮮な設計とデザイン性の高い造作をいかしながらリノベーションしました。
写真正面の上部全面がロフトだったのですが、半分は吹き抜けにして開放感をアップ。
もともと手前側にあったキッチンも位置を移動し、対面式にしました。
フロア中央にある階段が分断していたリビングとダイニングキッチンも、回遊できる間取りになっています。
ロフト階段の位置変更で、踏板と手すりを継ぎ足す必要があったのですが、職人技で境目が分からないほどに。
新しい素材を既存の風合いに合わせて塗装するなど、工夫を凝らしています。
断熱材の充填に加え、サッシやガラスも替えて断熱性能もアップ。
経済産業省の補助金制度も賢く活用しながら、快適な住まいに生まれ変わりました。
上記事例詳細はこちらから
No.628 幼き日の原風景を切り取って…
祖母の思い出に守られて、安心して子育てできる家
つづいては、赤ちゃんの誕生を機に、譲り受けたお祖母様のお家をリノベすることにしたご家族。
小さいころから慣れ親しんだ家なので、残せるものはなるべく残したいとのご希望もありました。
そこで、工事前の入念なチェックにより、再利用するものを吟味。
和室の欄間などは再利用し、背比べした思い出のある柱も残すことができました。
LDKと二間続きの和室だった1階は和室1室+広々としたLDKにし、家族が集まる場所に。
三方を囲まれた住宅密集地ということもあり、1階の暗さが気になっていたお客様。
これは、天井の一部をFRPグレーチングにして、2階の光を1階まで届けることで解決しました。
こちらが2階のグレーチング床部分。
大きな窓からの明るい光が1階まで降り注ぎます。
陽当りのいいこの場所には、室内物干しも設置しました。
耐震・断熱工事もしっかり行い、安心して、末永く快適に子育てできる環境を手に入れました。
上記事例詳細はこちらから
No.698 やさしい光が注ぐ 和やかな時間
学生時代の友人が「こんなに素敵に?!」と驚く実家
RC5階建てのご実家を受け継ぐことになったご夫婦。
エントランスと駐車場の1階、屋上の5階を除く2~4階を居住スペースとしてリノベーションしました。
ダイニングキッチンと6帖の和室に分かれていた3階部分のワンフロアをLDKに。
ローズウッド色に塗装したレッドパインの無垢床とブルーグレーのリビングドアがカフェのよう。
キッチンの位置はほぼ変えずに、設備を新しいものに交換。
乳白色のタイルと木のカウンターがナチュラルテイストの、使いやすいキッチンです。
トイレと、その手前の不自然なスペースはなくし、冷蔵庫や家電まですっきりと収まるパントリーに刷新。
玄関はポーチを拡げてドア位置を内側へ移動。
土間スペースも大きくとり、広々と明るい玄関スペースを確保しました。
学生時代に遊びにきたことのある友人に「あのお家がこんなに変わるの?!」と驚かれたそう。
吹き付けウレタンと遮熱塗料で断熱性能アップし、居心地も大幅に改善されています。
上記事例詳細はこちらから
No.690 住み継ぐ 下町のくらし
賃貸部分をリノベ!フレキシブルに空間活用
築50年、親族が賃貸にしていた「離れ」のスペース。
結婚を機に、将来家族が増えても暮らしていけるようにリノベーションを決めたお客様です。
もともとは玄関を入って、水まわりを含むリビング+居室という1DKのつくり。
玄関の位置を変えてたっぷりの靴収納を新設しました。
モルタルにビー玉を埋め込んだ玄関三和土がカワイイ!
どちらからも回り込めるアイランドキッチンと、空間全体を回遊動線に。
カーテンの部分はウォークインクロゼット。
ここを中心に、LDからベッドルームまでぐるりと動けるので、無駄のないアクセスが叶います。
スペースを最大限に活用して、かつ、将来フレキシブルに使える間取りにこだわっています。
就寝時は建具を閉めて仕切ることもできます。
仕切るといっても、上部が空いているのとWICが壁でなくカーテンなので開放感は損なわれません。
サッシの交換と外周内部・天井に断熱材を充填し、不安だった冬の寒さ対策も行いました。
新婚生活を経て、いつか家族が増えてもムリなく、快適に暮らすことができます。
上記事例詳細はこちらから
No.667 for the future
懐かしい雰囲気のまま二世帯住宅→3人家族+愛猫仕様に
築35年のお祖母さまの家を受け継いだご家族。
2×4工法の2階建て住宅は、もともと3世代が同居する二世帯仕様でした。
キッチンは位置を変えずに設備や収納を一新。
ベージュのモザイクタイルがどこかレトロな味わいを残したキッチンです。
2階にあったキッチンは撤去し、寝室と子ども部屋をつくりました。
1階リビングダイニングはもともとのチョコレート色の床や建具をいかしつつ、床暖房を新設。
気になる住宅性能も、断熱材の充填やサッシの交換で格段にアップ。
2階のトイレには猫ちゃんトイレが置ける洗面カウンターを造作。
猫ドアやペット用クロスなど、猫ちゃんのための工夫も随所に施しました。
上記事例詳細はこちらから
事例No.656 受け継がれるシンプルな暮らし
まとめ
築年数を経た家の老朽化や耐震性はとても気になるところ。
リノベーションして快適に住めるかどうかは、ちょっと見ただけではなかなか判断が難しいもの。
しっかり調査を行い、安全面・性能面・コスト面でアドバイスさせていただきます。「ここはどうしても残したい」がありましたら、あらかじめご相談ください。
そのまま使えない場合も、お家の別の場所に移設して再利用するなど、思い出を守るご提案をさせていただきます。
思い出や愛着も大切にしつつ、いまの暮らしに合わせた工夫やデザインのこと、気になる耐震や住宅性能について聞いてみました。
趣を生かしつつ、ライフスタイルに合わせて快適に
ご親族が設計したというご実家を受け継ぐことになったお客様です。
リビング、ダイニングがスキップフロアでゾーニングされ、ロフトも備えたユニークなつくり。
築30年を経てなお新鮮な設計とデザイン性の高い造作をいかしながらリノベーションしました。
写真正面の上部全面がロフトだったのですが、半分は吹き抜けにして開放感をアップ。
もともと手前側にあったキッチンも位置を移動し、対面式にしました。
フロア中央にある階段が分断していたリビングとダイニングキッチンも、回遊できる間取りになっています。
ロフト階段の位置変更で、踏板と手すりを継ぎ足す必要があったのですが、職人技で境目が分からないほどに。
新しい素材を既存の風合いに合わせて塗装するなど、工夫を凝らしています。
断熱材の充填に加え、サッシやガラスも替えて断熱性能もアップ。
経済産業省の補助金制度も賢く活用しながら、快適な住まいに生まれ変わりました。
上記事例詳細はこちらから
No.628 幼き日の原風景を切り取って…
祖母の思い出に守られて、安心して子育てできる家
つづいては、赤ちゃんの誕生を機に、譲り受けたお祖母様のお家をリノベすることにしたご家族。
小さいころから慣れ親しんだ家なので、残せるものはなるべく残したいとのご希望もありました。
そこで、工事前の入念なチェックにより、再利用するものを吟味。
和室の欄間などは再利用し、背比べした思い出のある柱も残すことができました。
LDKと二間続きの和室だった1階は和室1室+広々としたLDKにし、家族が集まる場所に。
三方を囲まれた住宅密集地ということもあり、1階の暗さが気になっていたお客様。
これは、天井の一部をFRPグレーチングにして、2階の光を1階まで届けることで解決しました。
こちらが2階のグレーチング床部分。
大きな窓からの明るい光が1階まで降り注ぎます。
陽当りのいいこの場所には、室内物干しも設置しました。
耐震・断熱工事もしっかり行い、安心して、末永く快適に子育てできる環境を手に入れました。
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No.698 やさしい光が注ぐ 和やかな時間
学生時代の友人が「こんなに素敵に?!」と驚く実家
RC5階建てのご実家を受け継ぐことになったご夫婦。
エントランスと駐車場の1階、屋上の5階を除く2~4階を居住スペースとしてリノベーションしました。
ダイニングキッチンと6帖の和室に分かれていた3階部分のワンフロアをLDKに。
ローズウッド色に塗装したレッドパインの無垢床とブルーグレーのリビングドアがカフェのよう。
キッチンの位置はほぼ変えずに、設備を新しいものに交換。
乳白色のタイルと木のカウンターがナチュラルテイストの、使いやすいキッチンです。
トイレと、その手前の不自然なスペースはなくし、冷蔵庫や家電まですっきりと収まるパントリーに刷新。
玄関はポーチを拡げてドア位置を内側へ移動。
土間スペースも大きくとり、広々と明るい玄関スペースを確保しました。
学生時代に遊びにきたことのある友人に「あのお家がこんなに変わるの?!」と驚かれたそう。
吹き付けウレタンと遮熱塗料で断熱性能アップし、居心地も大幅に改善されています。
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No.690 住み継ぐ 下町のくらし
賃貸部分をリノベ!フレキシブルに空間活用
築50年、親族が賃貸にしていた「離れ」のスペース。
結婚を機に、将来家族が増えても暮らしていけるようにリノベーションを決めたお客様です。
もともとは玄関を入って、水まわりを含むリビング+居室という1DKのつくり。
玄関の位置を変えてたっぷりの靴収納を新設しました。
モルタルにビー玉を埋め込んだ玄関三和土がカワイイ!
どちらからも回り込めるアイランドキッチンと、空間全体を回遊動線に。
カーテンの部分はウォークインクロゼット。
ここを中心に、LDからベッドルームまでぐるりと動けるので、無駄のないアクセスが叶います。
スペースを最大限に活用して、かつ、将来フレキシブルに使える間取りにこだわっています。
就寝時は建具を閉めて仕切ることもできます。
仕切るといっても、上部が空いているのとWICが壁でなくカーテンなので開放感は損なわれません。
サッシの交換と外周内部・天井に断熱材を充填し、不安だった冬の寒さ対策も行いました。
新婚生活を経て、いつか家族が増えてもムリなく、快適に暮らすことができます。
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No.667 for the future
懐かしい雰囲気のまま二世帯住宅→3人家族+愛猫仕様に
築35年のお祖母さまの家を受け継いだご家族。
2×4工法の2階建て住宅は、もともと3世代が同居する二世帯仕様でした。
キッチンは位置を変えずに設備や収納を一新。
ベージュのモザイクタイルがどこかレトロな味わいを残したキッチンです。
2階にあったキッチンは撤去し、寝室と子ども部屋をつくりました。
1階リビングダイニングはもともとのチョコレート色の床や建具をいかしつつ、床暖房を新設。
気になる住宅性能も、断熱材の充填やサッシの交換で格段にアップ。
2階のトイレには猫ちゃんトイレが置ける洗面カウンターを造作。
猫ドアやペット用クロスなど、猫ちゃんのための工夫も随所に施しました。
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事例No.656 受け継がれるシンプルな暮らし
まとめ
築年数を経た家の老朽化や耐震性はとても気になるところ。
リノベーションして快適に住めるかどうかは、ちょっと見ただけではなかなか判断が難しいもの。
しっかり調査を行い、安全面・性能面・コスト面でアドバイスさせていただきます。「ここはどうしても残したい」がありましたら、あらかじめご相談ください。
そのまま使えない場合も、お家の別の場所に移設して再利用するなど、思い出を守るご提案をさせていただきます。