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【お気に入りの逸品 スタッフ編】 ~アンティークの家具や古道具~

2020年7月31日(金)

時間が育てた唯一無二の存在感に惹かれて


スタッフのお気に入りの逸品|古家具 桐ダンス
スタイル工房のスタッフにお気に入りのモノや暮らしを聞いてみる「お気に入りの逸品 スタッフ編」。
今回は第2弾として、広報担当の山本にインタビューしました。
紙媒体からWEB、パンフレット類まで、スタイル工房にかかわるメディアのほぼ全てに関わる広報。
それだけに日々入ってくる情報量も多く、目の肥えた立場ともいえます。
そんな彼女が最初に挙げてくれたのは、意外にも?古家具や古道具たち。


「桐だんすは、お客様のおばあ様のお家を解体するときにいただいたものです。デスクと引き出しは栃木の古道具屋さんで一目ぼれしました。モノを増やすのが好きではないので衝動買いなんてめったにしないのですが、この時は『これが欲しい!』と即決してしまいました」。

上下に分かれた桐ダンスは、観音開きの扉がついた衣装だんすの部分を食器棚として活用。
「もともと着物をしまうもので、虫がつかないので食器にぴったりなんです。着物をたたんでしまう衣装盆といわれる部分が引き出せるから、お皿やコップも取り出しやすくて」。
なるほど、見た目だけでなく、機能性も引き継いでいるのですね。

引き違い戸のついた背の低い整理だんすは、TVボードとして。
時を経て、深みをおびた桐の色合いは家電とも馴染みやすいことが分かります。
新品の家具ではなかなかこうはいきませんね。

一目ぼれしたデスクと小引き出しは、今回のテレワークでも活躍してくれました。
「購入当時、大きい座卓を持っていたので、そのときは実は必要なかったものでした…でもどうしてもこの机を使いたくて、座卓の方は処分しました」と山本。

表面のささくれに、時々シャツをひっかけてしまうのも「愛嬌と思って」大切にしているそうです。
机の下にあるのも、学生時代にロンドンのマーケットで手に入れたという古いトランク。
普段は、ミニマリストと呼べるほどモノに執着しない彼女ですが、時間を経てきたたたずまいには、強い憧れにも似た気持ちを抱いてしまうといいます。

「そういえば趣味はレザークラフト。革も経年変化が楽しめるから好きなのかも」。
スタイル工房のスタッフにも、彼女お手製の革製品を持つ人は多いのですが、同じものをあげても人によって違った味が出てくるのが楽しい、と話してくれました。

スタッフのお気に入りの逸品|古家具 桐ダンススタッフのお気に入りの逸品|古家具 古道具 デスク 引き出し トランク
【逸品Data】
デスク・小引き出し:仁平古家具店 価格不明
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