Vol.20<後編>マンションのお風呂にはどんな種類があるの?
2020年8月25日(火)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!
でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。
今回は、お風呂についてのお話です。
今から約50年前には約6~7割程度だった日本の住宅の浴室保有率ですが、いまや95%以上※。
賃貸等を除いた持ち家だけでは99%を超えています。
どこのお住まいにも必ずあり、毎日の疲れを癒してくれるありがたい存在であるお風呂。
そんなお風呂には、在来工法のお風呂とユニットバスの2種類があることをご存知でしたでしょうか?
※総務省統計局「住宅・土地統計調査」
前回のブログ:Vol.20<前編>マンションのお風呂にはどんな種類があるの?
在来工法→ユニットバスへの変更は可能?
購入した中古マンションのお風呂が在来工法だった場合、ユニットバスに変更することはできるのでしょうか?
構造によってはできないケースもありますが、基本的には可能です。
この場合、現状の壁、床、浴槽を一度解体・撤去した上で、ユニットバスを設置することとなります。
解体時には非常に大きな音が発生するため、ご近所への配慮が必要となります。
古いユニットバスを新しいものに変更するだけの工事と違い、工事費に加えて解体費等が必要になることも覚えておきましょう。
また、マンションの構造によっては希望のサイズのユニットバスが設置できない場合もあります。
これは事前にリフォーム会社の担当者に確認するとよいでしょう。
マンションによっては、浴室の壁の解体が規約で禁止されていることもありますので、事前に管理規約を確認するようにしましょう。
在来工法のお風呂をそのまま活かし、タイル等を張り替えて使用することで、工期や費用が抑える事も可能ですが、防水層から工事をした方が良い場合があります。
配管や防水層に問題が後々でる事もあるので、長い目で見るとユニットバスへの変更がおすすめです。
ユニットバス→在来工法のお風呂への変更は可能?
では逆に、ユニットバスを在来工法のお風呂に変更することはできるのでしょうか?
こちらも、やろうと思えばできますが、下階への水漏れのリスクもありますので、防水対策が非常に重要になってきます。防水工事をするためコストが上がったり、工期も長くなるといったデメリットがあります。
加えて、在来工法のお風呂はコンクリートブロック造の壁や防水層の保護モルタルなどが必要なため、ユニットバスに比べて非常に重くなります。
マンションの構造上、管理規約によって禁止されている場合もあるため、注意が必要です。
まとめ
お風呂の交換は、リノベーション費用の中でも大きな割合を占めます。
中古マンションの購入を検討する際は、マンションのお風呂の構造をきちんと見分けるようにしましょう。
また、購入したマンションの築年数が浅い場合、ユニットバスの種類によっては浴槽や水栓、パネルが交換可能だったり、パネルのシートを貼ってデザインを変えることもできます。
多少の汚れであれば既存のお風呂を重点クリーニングしてそのまま活用することでリノベーションの費用を大幅におさえることができます。
ユニットバスの種類によっては浴槽や水栓、パネルも交換可能な場合やパネルのデザインを変えるシート貼りなどもあります。多少の汚れであれば重点クリーニングもできますね。
ユニットバスの交換時期は、他の設備機器と同じで10年~15年くらい。10年を超えていたら交換を考えてみたほうが良いかもしれません。
*写真はイメージです
でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。
今回は、お風呂についてのお話です。
今から約50年前には約6~7割程度だった日本の住宅の浴室保有率ですが、いまや95%以上※。
賃貸等を除いた持ち家だけでは99%を超えています。
どこのお住まいにも必ずあり、毎日の疲れを癒してくれるありがたい存在であるお風呂。
そんなお風呂には、在来工法のお風呂とユニットバスの2種類があることをご存知でしたでしょうか?
※総務省統計局「住宅・土地統計調査」
前回のブログ:Vol.20<前編>マンションのお風呂にはどんな種類があるの?
在来工法→ユニットバスへの変更は可能?
購入した中古マンションのお風呂が在来工法だった場合、ユニットバスに変更することはできるのでしょうか?
構造によってはできないケースもありますが、基本的には可能です。
この場合、現状の壁、床、浴槽を一度解体・撤去した上で、ユニットバスを設置することとなります。
解体時には非常に大きな音が発生するため、ご近所への配慮が必要となります。
古いユニットバスを新しいものに変更するだけの工事と違い、工事費に加えて解体費等が必要になることも覚えておきましょう。
また、マンションの構造によっては希望のサイズのユニットバスが設置できない場合もあります。
これは事前にリフォーム会社の担当者に確認するとよいでしょう。
マンションによっては、浴室の壁の解体が規約で禁止されていることもありますので、事前に管理規約を確認するようにしましょう。
在来工法のお風呂をそのまま活かし、タイル等を張り替えて使用することで、工期や費用が抑える事も可能ですが、防水層から工事をした方が良い場合があります。
配管や防水層に問題が後々でる事もあるので、長い目で見るとユニットバスへの変更がおすすめです。
ユニットバス→在来工法のお風呂への変更は可能?
では逆に、ユニットバスを在来工法のお風呂に変更することはできるのでしょうか?
こちらも、やろうと思えばできますが、下階への水漏れのリスクもありますので、防水対策が非常に重要になってきます。防水工事をするためコストが上がったり、工期も長くなるといったデメリットがあります。
加えて、在来工法のお風呂はコンクリートブロック造の壁や防水層の保護モルタルなどが必要なため、ユニットバスに比べて非常に重くなります。
マンションの構造上、管理規約によって禁止されている場合もあるため、注意が必要です。
まとめ
お風呂の交換は、リノベーション費用の中でも大きな割合を占めます。
中古マンションの購入を検討する際は、マンションのお風呂の構造をきちんと見分けるようにしましょう。
また、購入したマンションの築年数が浅い場合、ユニットバスの種類によっては浴槽や水栓、パネルが交換可能だったり、パネルのシートを貼ってデザインを変えることもできます。
多少の汚れであれば既存のお風呂を重点クリーニングしてそのまま活用することでリノベーションの費用を大幅におさえることができます。
ユニットバスの種類によっては浴槽や水栓、パネルも交換可能な場合やパネルのデザインを変えるシート貼りなどもあります。多少の汚れであれば重点クリーニングもできますね。
ユニットバスの交換時期は、他の設備機器と同じで10年~15年くらい。10年を超えていたら交換を考えてみたほうが良いかもしれません。
*写真はイメージです