リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問 〜「学校」のイメージが、子どもたちの絵でさらにいきいきと K様邸(前編)〜
2021年1月31日(日)
リノベーション後の新生活から1年、2年と経ち「ずっとキレイなまま住めるのかな?」「長く暮らして初めて気付くことってあるの?」…そんなギモンにお応えするOB訪問!
今回は2011年に中古マンションを購入し、リノベーションされたK様のおうちを訪問してきました。Q&A形式でお届けします。
→このお家の施工事例はこちらから
「学校の旧校舎」のようなイメージでリノベーション
―K様のおうちはノスタルジックな雰囲気が人気で、マネしたいという方も多いんです。このイメージはどこから得られたのですか?
おく様●結婚する前から、大正・昭和初期の建物の雰囲気が好きだったんです。
ご主人●それで、リノベの時に夫婦で話し合って、古い木造校舎のイメージっていいね、とスタイル工房さんにお伝えしました。
リノベーション直後のLDK。マンションとは思えない懐かしい雰囲気が魅力!
―具体的に参考にした建物はありますか?
おく様●そうですね、よく行っていたのは、江戸東京たてもの園や品川の原美術館。鎌倉文学館も好きです。
ご主人●あとは、旅行で行った愛知県の明治村や、歴史ある建物が多く残る長野にも何度か。片倉館とか、旧開智学校校舎とか…。
おく様●私たちが出会ったのが、大学の文学部。文学館や小説の舞台、作者ゆかりの地を訪ねるのが共通の趣味だったので、ふたりで見た色んな建物のイメージが集まったものがもとになっています。
―文学部!だから本もたくさんあるんですね。図書スペースも、事例で人気のアイデアです。
ご主人●この本棚は最初から希望していました。家族みんなで使っているので、棚板の高さが変えられるようにしておいて正解でした。とくに絵本は版型がバラバラなので…。
おく様●最初は壁全面を本棚にと希望していたんです。でも、隠せる収納もあったほうがいいとプランナーさんからアドバイスをもらい、一部を扉付きに。あれから子どもが3人に増えたので、おもちゃなどをしまえて結果的に助かっています。
こだわりポイントは、いまもお気に入り!
―リノベ当時こだわったポイントで、今もやってよかったなと思う部分はどこですか?
おく様●図書スペースの壁と室内窓ですね。壁を抜いてオープンにしますか?と聞かれましたが、残してよかったです。室内窓も、学校の木造校舎のイメージで枠を塗装して。
ご主人●壁の塗装にもこだわって、同じ白でも何種類も試してもらいました。
おく様●その甲斐あって、古い学校のイメージに近づけました。あと、これは最近気付いたのですが、ここに子どもたちの絵を貼ると、本当に学校みたいな雰囲気になるんです!
室内窓のまわりに子どもたちの絵が飾られて、ほんとうの学校みたい!
ご主人●僕のこだわりポイントはトイレです。リノベーションは基本、妻主導でしたが、ここは僕が決めたい!と、天井と壁を空のような海のような深い青にしました。今でも入るたびに嬉しくなります。
青空を飛んでいるような気分にも、海の底に潜ったような気分にもなれるトイレ
ご主人●あとは、土間も広くして本当によかったです。僕は身体が大きいほうなので、一般のマンションの玄関だと靴を脱ぐのにも窮屈で…。
おく様●リノベーション当時は3人家族だったのが、いまや5人。ベビーカーも余裕で置けるし、みんなで出かけるときも玄関が混み合わないので助かりますね。
子どもたちも分かってきた「我が家の良さ」
―当時3歳だったお嬢さんも、もうすっかりお姉さんになられましたね!
ご主人●そうですね。個室が必要な年ごろになったので、玄関土間と室内窓でつながる個室が、長女の部屋になりました。そこにベッドと電子ピアノを置いています。
土間から室内窓で光を採り入れる子ども部屋。床はコルク
おく様●リノベーション当時は娘も小さく、何も分からなかったかもしれませんが、最近「この家いいよね」って言うようになったんですよ。
ご主人●これまでは旅行に行って、その先で建物を見て「いいな」と言っていたのが、いまは帰ってきて「やっぱりウチはいいねぇ」と家族で話しています。
おく様●私も実は、夜中に家族が寝てから、リビングで「いい家だなぁ~」としみじみ(笑)。とくに、オークの床やステンレスのキッチンなどは、使うほどに味が出てきて、いまの方が好きかもしれません。経年変化が楽しめる素材を選んでおいてよかったです。
―リノベーションの10年後も「満足」と話すKさんご夫婦。次回は中古マンション購入も含めたリノベーション当時の心境やふだんのお手入れ、これからリノベする人へのアドバイスなどを聞いてみたいと思います。(後編へ続く)
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今回は2011年に中古マンションを購入し、リノベーションされたK様のおうちを訪問してきました。Q&A形式でお届けします。
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「学校の旧校舎」のようなイメージでリノベーション
―K様のおうちはノスタルジックな雰囲気が人気で、マネしたいという方も多いんです。このイメージはどこから得られたのですか?
おく様●結婚する前から、大正・昭和初期の建物の雰囲気が好きだったんです。
ご主人●それで、リノベの時に夫婦で話し合って、古い木造校舎のイメージっていいね、とスタイル工房さんにお伝えしました。
リノベーション直後のLDK。マンションとは思えない懐かしい雰囲気が魅力!
―具体的に参考にした建物はありますか?
おく様●そうですね、よく行っていたのは、江戸東京たてもの園や品川の原美術館。鎌倉文学館も好きです。
ご主人●あとは、旅行で行った愛知県の明治村や、歴史ある建物が多く残る長野にも何度か。片倉館とか、旧開智学校校舎とか…。
おく様●私たちが出会ったのが、大学の文学部。文学館や小説の舞台、作者ゆかりの地を訪ねるのが共通の趣味だったので、ふたりで見た色んな建物のイメージが集まったものがもとになっています。
―文学部!だから本もたくさんあるんですね。図書スペースも、事例で人気のアイデアです。
ご主人●この本棚は最初から希望していました。家族みんなで使っているので、棚板の高さが変えられるようにしておいて正解でした。とくに絵本は版型がバラバラなので…。
おく様●最初は壁全面を本棚にと希望していたんです。でも、隠せる収納もあったほうがいいとプランナーさんからアドバイスをもらい、一部を扉付きに。あれから子どもが3人に増えたので、おもちゃなどをしまえて結果的に助かっています。
こだわりポイントは、いまもお気に入り!
―リノベ当時こだわったポイントで、今もやってよかったなと思う部分はどこですか?
おく様●図書スペースの壁と室内窓ですね。壁を抜いてオープンにしますか?と聞かれましたが、残してよかったです。室内窓も、学校の木造校舎のイメージで枠を塗装して。
ご主人●壁の塗装にもこだわって、同じ白でも何種類も試してもらいました。
おく様●その甲斐あって、古い学校のイメージに近づけました。あと、これは最近気付いたのですが、ここに子どもたちの絵を貼ると、本当に学校みたいな雰囲気になるんです!
室内窓のまわりに子どもたちの絵が飾られて、ほんとうの学校みたい!
ご主人●僕のこだわりポイントはトイレです。リノベーションは基本、妻主導でしたが、ここは僕が決めたい!と、天井と壁を空のような海のような深い青にしました。今でも入るたびに嬉しくなります。
青空を飛んでいるような気分にも、海の底に潜ったような気分にもなれるトイレ
ご主人●あとは、土間も広くして本当によかったです。僕は身体が大きいほうなので、一般のマンションの玄関だと靴を脱ぐのにも窮屈で…。
おく様●リノベーション当時は3人家族だったのが、いまや5人。ベビーカーも余裕で置けるし、みんなで出かけるときも玄関が混み合わないので助かりますね。
子どもたちも分かってきた「我が家の良さ」
―当時3歳だったお嬢さんも、もうすっかりお姉さんになられましたね!
ご主人●そうですね。個室が必要な年ごろになったので、玄関土間と室内窓でつながる個室が、長女の部屋になりました。そこにベッドと電子ピアノを置いています。
土間から室内窓で光を採り入れる子ども部屋。床はコルク
おく様●リノベーション当時は娘も小さく、何も分からなかったかもしれませんが、最近「この家いいよね」って言うようになったんですよ。
ご主人●これまでは旅行に行って、その先で建物を見て「いいな」と言っていたのが、いまは帰ってきて「やっぱりウチはいいねぇ」と家族で話しています。
おく様●私も実は、夜中に家族が寝てから、リビングで「いい家だなぁ~」としみじみ(笑)。とくに、オークの床やステンレスのキッチンなどは、使うほどに味が出てきて、いまの方が好きかもしれません。経年変化が楽しめる素材を選んでおいてよかったです。
―リノベーションの10年後も「満足」と話すKさんご夫婦。次回は中古マンション購入も含めたリノベーション当時の心境やふだんのお手入れ、これからリノベする人へのアドバイスなどを聞いてみたいと思います。(後編へ続く)
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