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リノベのコトバ(合板)

2021年3月11日(木)
リノベーションの現場で使われる住宅用語。知らなくてもおうちはできあがるけど、知ると「こんなのもあるんだ!」とわが家が愛おしくなったり、インテリア雑誌やリノベの記事を読むのが楽しくなるかもしれません。学生のころに親しんだ辞書をめくるように、コトバの扉を少しだけひらいてみましょう。

リノベのネタ帳|リノベのコトバ 合板
無垢材に対して、複数の板を接着剤で貼り合わせて作った木材が「合板」です。重ねた合板の表面には、木目を印刷したシートや無垢材をスライスした突板(つきいた)を貼ります。ツキ板の厚さは0.3mmから3mm程度で、厚みや種類によっては無垢材と見分けがつかないようなものもあります。


・合板のメリットとデメリット

リノベのネタ帳|リノベのコトバ
合板フローリングのメリットは均一性と安定性にあります。施工もメンテナンスもしやすく、費用も無垢材に比べると安いのが一般的です。そのため、公共の建物や賃貸住宅では、合板フローリングが多く採用されています。 しかし、合板には調湿効果がなく、肌触りもやはり無垢材にはかないません。また、寿命も10~20年と、無垢材より短いとされています。

・合板<無垢材?

リノベのネタ帳|リノベのコトバ 合板
リノベーションで無垢材の床を希望されるお客様は多く、その素晴らしさは前項の通り。でも、合板が無垢材より劣るという訳ではけっしてありません。工業製品である合板は、先人の知恵と技術の結晶でもあるからです。 たとえば、短冊状の木片をプレスして固めたOSB合板は、土間や趣味室の壁に人気の素材。倉庫風の味わいがカッコいいだけでなく、リーズナブルで地球に優しい素材でもあります。 そのほか、耐久性や防音性などの機能を高めた製品があり、ニーズに合わせて選ぶことができます。
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