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リノベのコトバ(蹴込み)

2021年4月27日(火)
リノベーションの現場で使われる住宅用語。知らなくてもおうちはできあがるけど、知ると「こんなのもあるんだ!」とわが家が愛おしくなったり、インテリア雑誌やリノベの記事を読むのが楽しくなるかもしれません。
学生のころに親しんだ辞書をめくるように、コトバの扉を少しだけひらいてみましょう。

リノベのネタ帳|リノベのコトバ 蹴込み
建築においては、階段の踏み板同士をつなぐ縦板を「蹴込み板(けこみいた)」といい、足がひっかからないよう踏み板より少し奥まってつくることが多いのですが、その引っ込み部分を「蹴込み」といいます。
また、蹴込み板そのものを「蹴込み」と呼ぶこともあります。

リノベのネタ帳|リノベのコトバ 蹴込み

・蹴込みの役割は?
蹴込みの主な役割は、階段でのつまずき防止や階段を降りるときの恐怖感を和らげること、階段から物が落ちるのを防ぐことなどがあります。
また、蹴込み板があることで、階段そのものの耐久性が上がるという利点もあります。

・蹴込み板がない階段もある!
「スケルトン階段」「シースルー階段」などと呼ばれるもので、踏み板のみで構成される階段です。
リビング階段などで採用されることが多く、蹴込み板が無いぶん圧迫感が少なく、風や光、視線を通してくれるというメリットがあります。
踏み板を厚く大きくしたり、段差を大きくしすぎないこと、手すりを設けることなど、安全性と耐久性はしっかり確保する必要があります。

・さまざまな蹴込みの楽しみ方
階段を見上げた時、もっとも目に入る面積が大きいのが蹴込み部分です。
一戸建てでは「玄関を入ってすぐに階段」という間取りも多く、意外と目立つ部分といえるでしょう。
リノベーションでは、蹴込み板と踏み板の色を変えたり、蹴込み部分にタイルやアクセントクロスを貼ることもできます。
ぜひ自由な発想で、「蹴込み」も含めたおうちのインテリアを楽しんでください。
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