畳の感触と香りにほっと一息。リノベでつくる和室の魅力
2021年5月9日(日)
素足に触れる畳のやわらかさや、い草の香り…和室はどこか懐かしく、こころ癒される空間です。気軽にゴロンと横になれたり、家具を置かなくてもさまになるのも和室のいいところ。
もとからあった和室を残して使いやすくしたり、あえて和室を新設したリノベーション例を集めてみました。
もとは南面バルコニーに廊下をはさんでリビングと和室というつくりでした。
「家族があつまる場所をつくりたい」という希望で、廊下と和室の一部を取り込んで広々としたLDKに。
このような間取りの場合、和室もフローリングに変えてしまう場合が多いのですが、こちらでは和室を残しました。
床の間だったスペースは収納にして、普段は引き戸を開放してLDKとつなげて大空間として利用。
あえてなにも家具を置かず、フレキシブルに使えるスペースとしています。
引き戸は壁に収納できる仕様にしたため、フルオープンにするとこんなにすっきり。
お布団を敷いて寝室として使う時などは、引き戸をしめれば完全な個室にすることもできます。
上記事例詳細はこちらから
No.568 『みんな集まれー』一緒が楽しい広々リビング!!
つづいては、マンションの洋室を和室にリノベーションした例です。
茶道が趣味という奥様のために、和室を希望されていたそう。
向かって左側に和ダンスを置いています。
着物の着付け用にも、やはり和室は必要ですね。
向かい側の壁いっぱいには本棚を造作し、畳の上でゆったり読書できるスペースとしても。
先ほどのおうちと同様にリビングのすぐ隣りにつくり、普段は開放して大空間として活用しています。
こちらも建具をしめれば個室として使えます。
窓のない部屋なので、障子にすることでバルコニー側からの優しい光が届きます。
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No.720 暮らしのこれから
鉄骨造のマンションの2戸分をひとつにまとめて、子育てしやすい住まいにリノベした例です。
築40年ということで、もともと和室多めの間取りでした。
そこで、日当たりのよいバルコニー側の和室3室分を取り込んで、明るくて開放感のあるLDKに。
玄関側に独立していた洋室は、和室に変更。
リビングとつなげて、ほどよいこもり感のある空間をつくりました。
周囲をフローリングで囲んだ琉球畳で洋室ともなじませつつ、アクセントクロスでガラリと雰囲気を変えています。
奥のドアは隣の住戸のスペースにつなげ、ウィークインクロゼットを通り抜けて、別の洋室へ。
家事動線が考えられた居室と収納の配置で、うまく2戸をつなげました。
これまでご紹介したおうちと同じく、
リビング側は引き戸を閉めてしまえば独立した和室としてつかえます。
フレキシブルに空間を使いたい、デザインや使い方に変化が欲しいという人にもリビング横和室はオススメです。
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No.729 裸足でかけ廻る!お家が僕の遊び場
ここからは一戸建てをご紹介します。
出産を機に築12年の中古戸建てを購入し、リノベーションしたご家族。
入り口の奥が和室だったスペースで、左側をリビングとつながるワークスペースに変えています。
スペースは減らしたものの、子どもの遊び場やお昼寝用に和室を残しました。
畳は正方形で畳縁のない畳に張り替え、濃い色の梁や障子戸とマッチするモダンなテイストに。
船底天井のようなつくりで縦の開放感があるため、コンパクトでも閉塞感はありません。
上記事例詳細はこちらから
No.633 バルコニーを囲む家族のリビング
最後に、受け継がれたご実家を、和のしつらえを残しながら現代の暮らしに合うようリノベした例です。
ご実家は、大工さんの匠の技で丁寧に仕上げられた和風建築。
和室は一部残しつつ、家事をしながら子どもの様子が見守れるように対面キッチンのLDKに。
リビングの一角には、床の間だったスペースを利用して、書斎コーナーと書棚を造作しました。
ダイニングはテーブルが置けるよう、和の雰囲気とも馴染みやすいクリの無垢フローリングです。
耳付き天板のテーブル・ベンチ、楽器など、深い木の色合いが美しい空間ですね。
雪見障子や欄間、手の込んだ細工の建具、天井の板張りなどはそのまま残しました。
懐かしくも新しい、思い出と住みやすさが同居したおうちができあがりました。
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No.633 バルコニーを囲む家族のリビング
2018年のある調査※で、「自宅を選ぶとき、和室がある家を選ぶか?」という質問に対し、50%の人が『はい』と答えています。同調査では、注文住宅に居住している人の88.3%が和室をつくったという結果も。「和室離れ」といわれていますが、まだまだ根強い人気があることが分かります。気になるメンテナンス面ですが、ふだんのお掃除は無垢フローリングとそう変わりません。また、丈夫で撥水性のある和紙畳など、機能性にすぐれたものもたくさん出ています。7~8年程度で必要になる畳の表替えについては、費用はグレードによってかなり幅があります。気になる方は、ランニングコストも含めてご相談ください。
※4月29日は「畳の日」【和室について調査】リビンマッチ調べ
もとからあった和室を残して使いやすくしたり、あえて和室を新設したリノベーション例を集めてみました。
床の間を収納に、襖を引き戸にしてアップデート
築33年のマンションリノベーションです。もとは南面バルコニーに廊下をはさんでリビングと和室というつくりでした。
「家族があつまる場所をつくりたい」という希望で、廊下と和室の一部を取り込んで広々としたLDKに。
このような間取りの場合、和室もフローリングに変えてしまう場合が多いのですが、こちらでは和室を残しました。
床の間だったスペースは収納にして、普段は引き戸を開放してLDKとつなげて大空間として利用。
あえてなにも家具を置かず、フレキシブルに使えるスペースとしています。
引き戸は壁に収納できる仕様にしたため、フルオープンにするとこんなにすっきり。
お布団を敷いて寝室として使う時などは、引き戸をしめれば完全な個室にすることもできます。
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No.568 『みんな集まれー』一緒が楽しい広々リビング!!
和の趣味や、くつろいで読書できるライブラリーとして
つづいては、マンションの洋室を和室にリノベーションした例です。
茶道が趣味という奥様のために、和室を希望されていたそう。
向かって左側に和ダンスを置いています。
着物の着付け用にも、やはり和室は必要ですね。
向かい側の壁いっぱいには本棚を造作し、畳の上でゆったり読書できるスペースとしても。
先ほどのおうちと同様にリビングのすぐ隣りにつくり、普段は開放して大空間として活用しています。
こちらも建具をしめれば個室として使えます。
窓のない部屋なので、障子にすることでバルコニー側からの優しい光が届きます。
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No.720 暮らしのこれから
和室⇔洋室リノベで間取りを再構築
鉄骨造のマンションの2戸分をひとつにまとめて、子育てしやすい住まいにリノベした例です。
築40年ということで、もともと和室多めの間取りでした。
そこで、日当たりのよいバルコニー側の和室3室分を取り込んで、明るくて開放感のあるLDKに。
玄関側に独立していた洋室は、和室に変更。
リビングとつなげて、ほどよいこもり感のある空間をつくりました。
周囲をフローリングで囲んだ琉球畳で洋室ともなじませつつ、アクセントクロスでガラリと雰囲気を変えています。
奥のドアは隣の住戸のスペースにつなげ、ウィークインクロゼットを通り抜けて、別の洋室へ。
家事動線が考えられた居室と収納の配置で、うまく2戸をつなげました。
これまでご紹介したおうちと同じく、
リビング側は引き戸を閉めてしまえば独立した和室としてつかえます。
フレキシブルに空間を使いたい、デザインや使い方に変化が欲しいという人にもリビング横和室はオススメです。
上記事例詳細はこちらから
No.729 裸足でかけ廻る!お家が僕の遊び場
純和室から、琉球畳の和モダン空間へ
ここからは一戸建てをご紹介します。
出産を機に築12年の中古戸建てを購入し、リノベーションしたご家族。
入り口の奥が和室だったスペースで、左側をリビングとつながるワークスペースに変えています。
スペースは減らしたものの、子どもの遊び場やお昼寝用に和室を残しました。
畳は正方形で畳縁のない畳に張り替え、濃い色の梁や障子戸とマッチするモダンなテイストに。
船底天井のようなつくりで縦の開放感があるため、コンパクトでも閉塞感はありません。
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No.633 バルコニーを囲む家族のリビング
お見事!日本建築の意匠をいかした和室
最後に、受け継がれたご実家を、和のしつらえを残しながら現代の暮らしに合うようリノベした例です。
ご実家は、大工さんの匠の技で丁寧に仕上げられた和風建築。
和室は一部残しつつ、家事をしながら子どもの様子が見守れるように対面キッチンのLDKに。
リビングの一角には、床の間だったスペースを利用して、書斎コーナーと書棚を造作しました。
ダイニングはテーブルが置けるよう、和の雰囲気とも馴染みやすいクリの無垢フローリングです。
耳付き天板のテーブル・ベンチ、楽器など、深い木の色合いが美しい空間ですね。
雪見障子や欄間、手の込んだ細工の建具、天井の板張りなどはそのまま残しました。
懐かしくも新しい、思い出と住みやすさが同居したおうちができあがりました。
上記事例詳細はこちらから
No.633 バルコニーを囲む家族のリビング
まとめ
2018年のある調査※で、「自宅を選ぶとき、和室がある家を選ぶか?」という質問に対し、50%の人が『はい』と答えています。同調査では、注文住宅に居住している人の88.3%が和室をつくったという結果も。「和室離れ」といわれていますが、まだまだ根強い人気があることが分かります。気になるメンテナンス面ですが、ふだんのお掃除は無垢フローリングとそう変わりません。また、丈夫で撥水性のある和紙畳など、機能性にすぐれたものもたくさん出ています。7~8年程度で必要になる畳の表替えについては、費用はグレードによってかなり幅があります。気になる方は、ランニングコストも含めてご相談ください。
※4月29日は「畳の日」【和室について調査】リビンマッチ調べ