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リノベのコトバ(笠木)

2021年7月9日(金)
リノベーションの現場で使われる住宅用語。知らなくてもおうちはできあがるけど、知ると「こんなのもあるんだ!」とわが家が愛おしくなったり、インテリア雑誌やリノベの記事を読むのが楽しくなるかもしれません。学生のころに親しんだ辞書をめくるように、コトバの扉を少しだけひらいてみましょう。

リノベノコトバ:笠木(かさぎ)

神社の入り口にある鳥居の、最上部に渡した横木のことを「笠木」「冠木」といいます。しかし、住宅にも「笠木」と呼ばれる部分があり、とても身近で大切なものなのです。

リノベのコトバ:笠木 イメージ1リノベのコトバ:笠木 イメージ2

・家の内部では、階段などに
リビング階段や吹抜け部分では、安全のため手すりが立ち上がっている場合がほとんど。手すりなどの水平になっている部分に取り付ける建材のことを『笠木(かさぎ)』といいます。


・家の外では、家を守る大切な役目も
ベランダに立ちあがっている手すりの上部に取り付ける仕上げ材も「笠木」です。「木」とついているものの、材質はさまざま。プラスチック製や金属製でも「笠木」と呼びます。
家の外の笠木は壁部分より少し幅広になっており、雨などを水切りすることで外壁を守る役割もあります。

・「笠木」はデザインや素材も重要
空間を横に渡り、手すりとして触れることも多い笠木。そのため家全体の雰囲気と調和していること、つかみやすいこと、ほどよく手のすべりが良いことが求められます。
ベランダに取り付けた笠木は、家の躯体に雨染み・雨だれ跡がつくのを防いでくれます。
ベランダ内に向けて傾斜がついていて雨水が外壁に流れにくい構造になっているものや、避雷機能を備えた商品も開発されています。
 
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