リノベのコトバ(掃き出し窓)
2021年11月9日(火)
つづいては「掃き出し窓」です。誤って「吐き出し窓」と書かれることもありますが、ほうきでゴミを家の外に掃き出せる窓、という意味で「掃き出し窓」が正解です。床から直接天井に続いている窓のことで、南面やバルコニー側によくつくられます。
・明るさ・開放感では断トツ
面積が大きいことにより、圧倒的に明るく開放感があるのが掃き出し窓の特長です。
また、窓を開ければそのまま外の空間とつながるため、外にウッドデッキなどを設けてアウトドアリビングとして楽しむといった使い方も。
昔のおうちの縁側につながる窓はほとんどが掃き出し窓ですね。
そのため、外の空間を屋内に取り入れる方法として、日本人にはなじみ深いのではないでしょうか。
また、和室は畳に直接座ることで目線が低くなるため、庭の景色などを楽しみたい場合は掃き出し窓がおすすめ。
和室に設ける「雪見障子(下半分がガラスの障子)」も、掃き出し窓につけるのが一般的です。