木目の美しさを堪能!「板張り天井」で、ワンランク上の大人空間
2023年4月30日(日)
上質で奥行きのあるインテリアを目指すなら、床や天井の一部に異素材を組み合わせるのがオススメ。なかでも天井の一部を板張りにすると、自然素材である木の美しさやリラックスムード、高級感が空間にプラスされます。反面、木の色味や場所、分量によっても印象が変わるため、やや上級者向きというイメージも。まずは事例を見て、好みに近いものを見つけてみましょう。
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目次
広くなった空間を間延びさせず、幅の広い梁の圧迫感を軽減するために、梁部分を板張りにしました。
他にも、斜めに配置したⅡ型キッチンなどで、使いやすく動きのあるLDKをつくっています。
手前はダイニング、板張り部分の奥はリビングというふうに、空間をゾーニングする役目も。
大きく下がった梁も、板張りにすることで「あえて下がり天井にしている」ように見えます。
この写真の事例詳細はこちら:No.842 魅せるくらし
こちらは、キッチンのみ板張り天井にした戸建てリノベーションの例。
オープンなペニンシュラキッチンですが、天井を板張りにすることで独立感が生まれます。
ブルーの濃淡タイル、天板の黒いタイルとも似合う濃い木目がとてもシック。
奥に窓があるため、濃い色味を中心に使っても暗さや圧迫感を感じさせません。
この写真の事例詳細はこちら:No.814 我が家の心地よい距離感を
つづいては、コロナ禍によるテレワークの定着で、広めのマンションに住み替えたご夫婦のリノベーション。
リビング部分の天井を板張りにしています。
ご夫婦それぞれお仕事に集中できる個室もありますが、テレワークには、気持ちの切り替えができる環境も必要。
そこで、リビングはリラックスムードたっぷりの天井板張りに。
気分を変えてキッチンカウンターやダイニングテーブル、ダイニング横のサンルームでお仕事することもあるそう。
雰囲気の違うコーナーがたくさんあるため、一日中おうちにいても飽きず、メリハリある過ごし方ができます
この写真の事例詳細はこちら:No.813 働き方が変わる 暮らしも変える
小上がりの和室のあるリビングに、板張り天井を組み合わせたマンションリノベの例です。
木の分量が多めの空間ですが、テレビ側の壁をグレーのタイルにして和モダン空間を引き締めています。
板張り天井は竹を思わせる淡い色味で、軽やかにまとめているのもポイント。
畳部分はロールスクリーンで仕切ることもできる仕様。
仕切っても、それぞれの空間が美しく成り立っていますね。
ダイニング部分だけ見るとこんな感じで、キッチン壁の青いタイルもあって雰囲気が変わります。
天井の板を、フローリングと垂直方向に貼ることでイキイキとした動きが生まれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.810 住まいを整え 心も整う
最後は番外編として、もともと板張りだった天井を生かしてリノベーションした例です。
築28年、2×4住宅の別荘のような雰囲気はそのままに、設備を一新してオフィススペースを設けました。
もともと使われていた自然素材も再利用。
新品の木にはない味わいと色味を、これからも楽しむことができます。
この写真の事例詳細はこちら:No.851 豊かな素材を継ぐ癒しの住まい
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目次
- 板張りで梁の圧迫感を軽くし、空間のアクセントに
- 濃色の板張り天井で、ほどよくキッチンをゾーニング
- テレワーク前提のマンションリノベで、空間にメリハリを
- 畳とも相性◎。淡い板張り天井で和モダンの好バランス
- 番外編|既存の板張り天井を生かしてより洗練された空間に
- まとめ
板張りで梁の圧迫感を軽くし、空間のアクセントに
・板張り天井なら大空間にもメリハリが生まれる
マンションの1DKと2DKをつなげて、ゆったり暮らせる住まいにリノベーションした例です。広くなった空間を間延びさせず、幅の広い梁の圧迫感を軽減するために、梁部分を板張りにしました。
他にも、斜めに配置したⅡ型キッチンなどで、使いやすく動きのあるLDKをつくっています。
手前はダイニング、板張り部分の奥はリビングというふうに、空間をゾーニングする役目も。
大きく下がった梁も、板張りにすることで「あえて下がり天井にしている」ように見えます。
この写真の事例詳細はこちら:No.842 魅せるくらし
濃色の板張り天井で、ほどよくキッチンをゾーニング
・オープンキッチンの開放感はそのまま、独立した雰囲気に
こちらは、キッチンのみ板張り天井にした戸建てリノベーションの例。
オープンなペニンシュラキッチンですが、天井を板張りにすることで独立感が生まれます。
ブルーの濃淡タイル、天板の黒いタイルとも似合う濃い木目がとてもシック。
奥に窓があるため、濃い色味を中心に使っても暗さや圧迫感を感じさせません。
この写真の事例詳細はこちら:No.814 我が家の心地よい距離感を
テレワーク前提のマンションリノベで、空間にメリハリを
・板張り天井のゾーニングで、気分や過ごし方も変わる
つづいては、コロナ禍によるテレワークの定着で、広めのマンションに住み替えたご夫婦のリノベーション。
リビング部分の天井を板張りにしています。
ご夫婦それぞれお仕事に集中できる個室もありますが、テレワークには、気持ちの切り替えができる環境も必要。
そこで、リビングはリラックスムードたっぷりの天井板張りに。
気分を変えてキッチンカウンターやダイニングテーブル、ダイニング横のサンルームでお仕事することもあるそう。
雰囲気の違うコーナーがたくさんあるため、一日中おうちにいても飽きず、メリハリある過ごし方ができます
この写真の事例詳細はこちら:No.813 働き方が変わる 暮らしも変える
畳とも相性◎。淡い板張り天井で和モダンの好バランス
・自然素材の分量が多めでも、すっきりとした空間に
小上がりの和室のあるリビングに、板張り天井を組み合わせたマンションリノベの例です。
木の分量が多めの空間ですが、テレビ側の壁をグレーのタイルにして和モダン空間を引き締めています。
板張り天井は竹を思わせる淡い色味で、軽やかにまとめているのもポイント。
畳部分はロールスクリーンで仕切ることもできる仕様。
仕切っても、それぞれの空間が美しく成り立っていますね。
ダイニング部分だけ見るとこんな感じで、キッチン壁の青いタイルもあって雰囲気が変わります。
天井の板を、フローリングと垂直方向に貼ることでイキイキとした動きが生まれます。
この写真の事例詳細はこちら:No.810 住まいを整え 心も整う
番外編|既存の板張り天井を生かしてより洗練された空間に
・これからも素材の経年変化を楽しんで
最後は番外編として、もともと板張りだった天井を生かしてリノベーションした例です。
築28年、2×4住宅の別荘のような雰囲気はそのままに、設備を一新してオフィススペースを設けました。
もともと使われていた自然素材も再利用。
新品の木にはない味わいと色味を、これからも楽しむことができます。
この写真の事例詳細はこちら:No.851 豊かな素材を継ぐ癒しの住まい