素足に心地いい木の床、数年後はどんな感じ?経年変化も合わせてご紹介!
2023年7月30日(日)
暑すぎて靴下やスリッパなんて履いてられない!いっそのこと、床に直接ゴロゴロしたい!そんな季節、さらりとした木のフローリングがおうちの居心地を格段にアップしてくれます。木の肌触りは、ペタペタせずに柔らかくて快適。もちろん冬もヒヤッとしません。「でも、オイル塗装だけだとすぐに傷んでしまうのでは?」という心配の声にお応えして、樹種別にリノベの経年変化も拝見してきました。
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目次 ――――――――――――――――――――――――――
こちらは、6年前に一戸建てを購入してリノベーションしたおうち。
床はパイン材を選び、やや暗い色合いのオスモ塗装で仕上げました。
オスモ塗装は植物油がベースの塗装材で、木の手ざわりや風合いはそのままに、半透明の着色ができます。
6年後のリビングがこちら。
塗装のムラが出てくることでラフな質感になっています。
やや赤みのあった木肌は渋い色合いに。
リノベーション以降は1~2年に一度ほど、オイルでメンテナンスをしているそうです。
この家で産まれた下のお子さんも2歳になり、素足の心地よさをめいっぱい味わっています。
パイン材は柔らかいので、小さい子どものいるおうちにおすすめ。
「柔らかいぶん、おもちゃを落としたりしてキズだらけ。でも、それも味として楽しんでいます」とのことでした。
こちらは、オスモのクリア塗装で明るい木の色をそのまま生かした1階の寝室
リノベ直後と6年後で、木目を中心に床の色が深みを増しているのが分かります。
マスキングテープで描いた似顔絵も、ひとつ増えていますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.502 壁はいらない…開放感とゆとりをつくる技
つづいては、オーク材でリノベーションしたマンションのLDK。
先ほどのパイン材よりも節が少なく硬めの木であるオークは、幅広でシックに仕上げるデザインが人気です。
こちらがリノベーションから5年経ったリビング。
床が飴色になり、ツヤが出ているのが分かります!
並んで絵本を読んでいた子どもたちも、小学生になって左右でデスクを分け合うように。
さらに2年経ち、上のお子さまは中学生に。
リビング学習からそれぞれの子ども部屋へ。
個室の数を確保するために、リビングの一角に壁を立ち上げました。
ちなみに中はこんな感じ!
室内窓でリビングとつなげた小部屋はママの寝室ですが、子どもたちも「ココがいい!」と人気だそう。
リノベーション当時から想定して照明や電源を確保していたため、とても過ごしやすいとか。
引き戸も吊り戸にすることで、床がフラットにつながって一体感がありますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.399 家族の笑顔にあふれる快適な住まい
ナラは英語でオークといい、見た目も特徴もとてもよく似ていますが、
オークはやや木目が広いものが多いようです。
こちらは、引き継いだご実家をリノベーションしたおうちです。
木目の濃淡を生かして、シンプルなのに温かみのある空間をつくりあげました。
こちらがリノベーションから5年後。
小さかったお子さんがお兄ちゃんになり、弟が生まれてにぎやかな4人家族に!
耐久性の高い樹種ということもあり、一見ほぼ変わっていないように見えますが、よく見るとマジックの跡が…。
子どもさんが油性(!)のインクをまき散らしてしまったそう。
一瞬ショックを受けながらも、削って塗り直せると聞いてひと安心。
「子どもたちが大きくなったらきちんと塗り直したい」とのことですが、これはこれで、思い出深い味があります。
この写真の事例詳細はこちら:No.551 人が集い、自然の循環の一部として暮らす “創エネルギー”の家
スタイル工房では「OB訪問」としてリノベーションから何年か経過したおうちに伺い、リノベーション当時からの変化などをお聞きしています。リノベーション当時のキレイさはそのまま保てる?後悔したポイントは?等など、ありのままに語っていただきますので、リノベ後の未来をイメージしやすいはず。ぜひご一読ください。
⇒ リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問
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目次 ――――――――――――――――――――――――――
パイン|6年後、深みを増した色と木目
塗装のムラもカッコいい味わいに
こちらは、6年前に一戸建てを購入してリノベーションしたおうち。
床はパイン材を選び、やや暗い色合いのオスモ塗装で仕上げました。
オスモ塗装は植物油がベースの塗装材で、木の手ざわりや風合いはそのままに、半透明の着色ができます。
6年後のリビングがこちら。
塗装のムラが出てくることでラフな質感になっています。
やや赤みのあった木肌は渋い色合いに。
リノベーション以降は1~2年に一度ほど、オイルでメンテナンスをしているそうです。
この家で産まれた下のお子さんも2歳になり、素足の心地よさをめいっぱい味わっています。
パイン材は柔らかいので、小さい子どものいるおうちにおすすめ。
「柔らかいぶん、おもちゃを落としたりしてキズだらけ。でも、それも味として楽しんでいます」とのことでした。
こちらは、オスモのクリア塗装で明るい木の色をそのまま生かした1階の寝室
リノベ直後と6年後で、木目を中心に床の色が深みを増しているのが分かります。
マスキングテープで描いた似顔絵も、ひとつ増えていますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.502 壁はいらない…開放感とゆとりをつくる技
オーク|空間をシックに演出する飴色のツヤ
リビングの使い方も家族に合わせて再リノベ
つづいては、オーク材でリノベーションしたマンションのLDK。
先ほどのパイン材よりも節が少なく硬めの木であるオークは、幅広でシックに仕上げるデザインが人気です。
こちらがリノベーションから5年経ったリビング。
床が飴色になり、ツヤが出ているのが分かります!
並んで絵本を読んでいた子どもたちも、小学生になって左右でデスクを分け合うように。
さらに2年経ち、上のお子さまは中学生に。
リビング学習からそれぞれの子ども部屋へ。
個室の数を確保するために、リビングの一角に壁を立ち上げました。
ちなみに中はこんな感じ!
室内窓でリビングとつなげた小部屋はママの寝室ですが、子どもたちも「ココがいい!」と人気だそう。
リノベーション当時から想定して照明や電源を確保していたため、とても過ごしやすいとか。
引き戸も吊り戸にすることで、床がフラットにつながって一体感がありますね。
この写真の事例詳細はこちら:No.399 家族の笑顔にあふれる快適な住まい
ナラ|子どものいたずら描きさえも思い出に
無垢の木なら、削って塗り直すことも可能
最後はナラ材のフローリング。ナラは英語でオークといい、見た目も特徴もとてもよく似ていますが、
オークはやや木目が広いものが多いようです。
こちらは、引き継いだご実家をリノベーションしたおうちです。
木目の濃淡を生かして、シンプルなのに温かみのある空間をつくりあげました。
こちらがリノベーションから5年後。
小さかったお子さんがお兄ちゃんになり、弟が生まれてにぎやかな4人家族に!
耐久性の高い樹種ということもあり、一見ほぼ変わっていないように見えますが、よく見るとマジックの跡が…。
子どもさんが油性(!)のインクをまき散らしてしまったそう。
一瞬ショックを受けながらも、削って塗り直せると聞いてひと安心。
「子どもたちが大きくなったらきちんと塗り直したい」とのことですが、これはこれで、思い出深い味があります。
この写真の事例詳細はこちら:No.551 人が集い、自然の循環の一部として暮らす “創エネルギー”の家
まとめ
経年変化の様子は樹種だけでなく、環境やおうちの使い方、メンテナンスによっても変わります。つまり、そのおうちだけの変化を見せてくれるということ。もともと1本ごとに異なる命だった木が自分たちのところに来てくれて、今度は家の一部として家族と一緒に育っていく…そう思うと、なんだか感慨深い気がしませんか?スタイル工房では「OB訪問」としてリノベーションから何年か経過したおうちに伺い、リノベーション当時からの変化などをお聞きしています。リノベーション当時のキレイさはそのまま保てる?後悔したポイントは?等など、ありのままに語っていただきますので、リノベ後の未来をイメージしやすいはず。ぜひご一読ください。
⇒ リノベしたお家の「その後」が見たい!OB訪問