【お気に入りの逸品 スタッフ編】 ~Artekのヴィンテージチェア~
2023年9月15日(金)
‘50年代ヴィンテージの背もたれ付き椅子
おうちのなかの、愛してやまない品々をご紹介いただく「逸品コラム」。
今回は久しぶりの“スタッフ編”、スタイル工房の広報担当である小森にインタビュー。
広報として、社内のあらゆる物件に触れる小森。
その彼女の目に留まり、おうちに迎えてからは日々の暮らしに寄り添うモノたちの話を聞いてきました。
ひとつめは、アルテックのヴィンテージチェアです。北欧モダンを代表するインテリアブランドであるアルテック。
北欧デザインが好きなお客様のおうちでもよくお見かけします。
なかでも、フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトがデザインし、曲木の技術「L - レッグ」を応用したこのシリーズは、シンプルで合理的、なのに独特の存在感が特徴。まさに機能美を体現した家具といえます。
「8年前に、母と初めて訪れたフィンランド。ヘルシンキの本店で見たアルテックの家具に憧れて、いつかは欲しいと思っていました。この椅子はネットショップで見つけたのですが、一目惚れに近かったです。お値段も安くはなかったのですが……けっこう思い切りましたね」。
3本足の「スツール60」が有名ですが、こちらは背もたれ付きの「チェア69」。
1950年代に作られたもので、経年変化で飴色を帯びたバーチのフレームに、座面のゼブラファブリックがキュート!プリントではなく、立体的な織りが施された厚手のゼブラ柄は、アルテックでいまも人気のテキスタイルです。
「座面はおしりにすんなり馴染んで座り心地がよく、背もたれも丸みがあるので疲れにくいんです。テレワークの時はここでお仕事したり、いまは帰宅後にゆっくり過ごす場所になっています」。
古いものと新しいものが美しく調和しているデザインが好きだという小森。
この椅子もまさにそうで、お酒を片手に、曲木の美しいカーブをうっとりと眺めながら過ごす夜もあるのだとか。
お母さまもこの椅子が大好きで、「気付くと勝手に座ってます」と教えてくれました。
70年近くの歳月を経ても、全く古びないデザイン。フィンランドでは、一般家庭はもちろん、公共の場所でもよく出会います。
おうちのなかの、愛してやまない品々をご紹介いただく「逸品コラム」。
今回は久しぶりの“スタッフ編”、スタイル工房の広報担当である小森にインタビュー。
広報として、社内のあらゆる物件に触れる小森。
その彼女の目に留まり、おうちに迎えてからは日々の暮らしに寄り添うモノたちの話を聞いてきました。
ひとつめは、アルテックのヴィンテージチェアです。北欧モダンを代表するインテリアブランドであるアルテック。
北欧デザインが好きなお客様のおうちでもよくお見かけします。
なかでも、フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトがデザインし、曲木の技術「L - レッグ」を応用したこのシリーズは、シンプルで合理的、なのに独特の存在感が特徴。まさに機能美を体現した家具といえます。
「8年前に、母と初めて訪れたフィンランド。ヘルシンキの本店で見たアルテックの家具に憧れて、いつかは欲しいと思っていました。この椅子はネットショップで見つけたのですが、一目惚れに近かったです。お値段も安くはなかったのですが……けっこう思い切りましたね」。
3本足の「スツール60」が有名ですが、こちらは背もたれ付きの「チェア69」。
1950年代に作られたもので、経年変化で飴色を帯びたバーチのフレームに、座面のゼブラファブリックがキュート!プリントではなく、立体的な織りが施された厚手のゼブラ柄は、アルテックでいまも人気のテキスタイルです。
「座面はおしりにすんなり馴染んで座り心地がよく、背もたれも丸みがあるので疲れにくいんです。テレワークの時はここでお仕事したり、いまは帰宅後にゆっくり過ごす場所になっています」。
古いものと新しいものが美しく調和しているデザインが好きだという小森。
この椅子もまさにそうで、お酒を片手に、曲木の美しいカーブをうっとりと眺めながら過ごす夜もあるのだとか。
お母さまもこの椅子が大好きで、「気付くと勝手に座ってます」と教えてくれました。
70年近くの歳月を経ても、全く古びないデザイン。フィンランドでは、一般家庭はもちろん、公共の場所でもよく出会います。
【逸品Data】
69チェア(Artek)
69チェア(Artek)