【吉祥寺でリノベーション】16年住んだマンションに、小上がり畳ロフトを新設!
2024年10月29日(火)
駅前から広がる井の頭恩賜公園にアーケードの商店街、大型チェーン店も個人店も揃う吉祥寺。『住みたい街ランキング』でも常連の魅力的な街・吉祥寺エリアに建つ築14年の中古マンションを購入、子どもたちの誕生を経て16年。より家族が住みやすいかたちにリノベーションしたK様ファミリーにお話を伺いました。
「吉祥寺までは歩いたり、自転車で行くこともあります。雨の日はバス1本なので、買い物や外食はほぼ吉祥寺ですね。子どもが小さいときは井の頭自然文化園や、近所の公園でザリガニ釣りなんかも。近くに広い芝生の見晴らしのいい公園もあるから、お金をかけずに子どもたちと外遊びする場所には困りませんでしたね」(夫)。
子育てしやすいからか、住み始めた頃よりもご近所に子どもの数が増えた、とおふたり。また、K様ご夫婦はご近所の農家さんによる契約農園を12年続けているのだそう。23区で最も農地面積が広い練馬区らしい過ごし方です。
「朝陽を浴びて土に触れていると、ストレス発散になります。子どもたちが小さい頃は、よく一緒に畑につれいて行っていましたね。おかげで野菜の好き嫌いはありません。でも、採れたてを食べ慣れているせいか、たまにスーパーで買った野菜に『美味しくない』なんて言うように」(妻)。
その日も朝5時(!)に畑に行ってきたのだとか。ちょうど夏野菜が終わり、ブロッコリーや白菜など、冬野菜の植え付けの時期。食べ盛りが2人、最近は物価高でもあるため助かっています、とのことでした。
「もういい加減に、リフォームでどうにかしよう!と私から言いました。あちこちボロボロだったし、結露もひどくて。共用廊下側の部屋なんて壁がカビて真っ黒になっていたんですよ」(妻)。
水まわり設備の交換に加えて子ども部屋の確保と、断熱性能の向上。これらが主な課題でした。近くのリノベーション会社で探してヒットしたのがスタイル工房。まずは相談してみよう、と自転車で最初の打合せに向かったそう。
「最初に訪ねたのがスタイル工房でした。この部屋で、とにかく4人で快適に住めるようにしてください、と要望して。そしたら出てきたプランが素敵過ぎて、結局、ほかの会社は見積りすらとってないですね」(夫)。
もとの間取りは3LDK。しかし収納不足から、共用廊下側の個室のひとつが納戸状態に。もう一つの個室は子どもたちが共有し、リビングに隣接した和室を夫婦の寝室として使っていました。
そこで、新たにウォークインクローゼットをつくることで収納を集約。スペースとしてはコンパクトですが、壁一面の棚に夫婦のワードローブやバッグなどの小物が全て納まります。
プランナーからの提案により、玄関土間も新設しました。その分狭くなった個室には室内窓で光を採り込み、本棚やデスクを造作して部屋を広く使えるように工夫。キッチンも向きを変えて、食品のストックなどが置けるパントリーを備えました。
「玄関土間は、本当につくってよかったです!子どもたちがそれぞれ野球とラグビーをやっているので、泥だらけのものを家の中に持ち込まずに済みますから。パントリーも、お米など大きいものがストックできるのが嬉しいですね」(妻)。
これで1カ月分です、と見せていただいたお米は約20㎏。なんといっても食べ盛りです!キッチンにはお料理担当の妻の希望でガスオーブンもビルトイン。お肉を焼いたりと豪快に使っているそうです。
「小上がりがあったらいいな、と打合せで話したのがきっかけで『じゃあロフトもつけましょう』とご提案いただきました。掘りごたつのデスクはテレワークのときに役立っています」(夫)。
「この小上がりロフトはお客様にすごく好評で、来る人みんなのぼりたがりますね。先日も上の子の友だちがロフトで寝ていたり、下の子の友だちがデスクで宿題をやっていたり(笑)。今までは狭くてモノも多く、とてもお友だちを呼べる状態じゃなかったけど、やっと楽しんでもらえるおうちができました」(妻)。
畳部分も広めにつくったので、ソファを置かなくても腰かけたり、ときにはゴロンと寝転がったり。㎡数自体は変わらなくても、徹底したスペースパフォーマンスによって、ゆったりと過ごせる住まいとなりました。
「私のいちばんのお気に入りは、パントリーの壁。グリーンが好きなのでどこかに使いたかったんです」と妻。オリーブの葉のような深いニュアンスの緑色は、何種類ものグリーンのサンプルを取り寄せて選ばれたもの。土間収納のクロスは夫が、タイルと畳の色はふたりの合意で決められたそうです。
「今回リノベーションして改めて感じたのは、選ぶ大変さですね。『こんなところまで決めないといけないんだ!』という感じでした。そんな中でも、スタイル工房では施工事例を見ながら好みを汲み取って、私たちが嬉しくなっちゃうような提案をたくさんしていただきました」(妻)。
施工事例についていえば、ぴったりと好みがあうおうちがあったそうで「ところどころマネさせていただきました」とおふたり。次はマネされる番ですね、と伝えると恐縮してらっしゃいました。
最後に、気になっていた断熱については、主な窓にインナーサッシをプラスすることで熱の流出入を防いでいます。まだ夏しか経験していませんが、酷暑にもかかわらずエアコンの効きが全く違うことに驚いたそう。
「冬も、以前は毎朝、結露を拭いたぞうきんを何枚もしぼっていましたが、解消するんじゃないかと期待しています。そういえば台風が来た時にも、内窓を閉めていると雨の音が静かなのにびっくりしました。これも嬉しい効果ですね」(夫)。
断熱については補助金を利用し、少しお得にリノベーションすることができました。将来は子どもたちが巣立ったら、今の子ども部屋をそれぞれの部屋にしようね、なんてところまで夢が広がっているそうです。
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目次
- 吉祥寺エリアだけど23区!買い物も農作も楽しめる
- 吉祥寺エリアに住み続けて、築30年を迎えたわが家。子どもたちも大きく手狭に
- ファーストリノベーションプランに一目ボレ。要望を超える提案も
- 小上がり畳ロフトはリノベーション後に遊びにきた友人たちにも大好評
- 選ぶ楽しさと大変さ、断熱性能の重要性を改めて実感
吉祥寺エリアだけど23区!買い物も農作も楽しめる
「今朝は5時から、冬野菜の植え付けに」
「道路の向こうは武蔵野市だけど、住所はギリギリ練馬区なんです」とK様。ちょうど市区境あたりのマンションにK様ご家族が引っ越してきたのは16年前です。「吉祥寺までは歩いたり、自転車で行くこともあります。雨の日はバス1本なので、買い物や外食はほぼ吉祥寺ですね。子どもが小さいときは井の頭自然文化園や、近所の公園でザリガニ釣りなんかも。近くに広い芝生の見晴らしのいい公園もあるから、お金をかけずに子どもたちと外遊びする場所には困りませんでしたね」(夫)。
子育てしやすいからか、住み始めた頃よりもご近所に子どもの数が増えた、とおふたり。また、K様ご夫婦はご近所の農家さんによる契約農園を12年続けているのだそう。23区で最も農地面積が広い練馬区らしい過ごし方です。
「朝陽を浴びて土に触れていると、ストレス発散になります。子どもたちが小さい頃は、よく一緒に畑につれいて行っていましたね。おかげで野菜の好き嫌いはありません。でも、採れたてを食べ慣れているせいか、たまにスーパーで買った野菜に『美味しくない』なんて言うように」(妻)。
その日も朝5時(!)に畑に行ってきたのだとか。ちょうど夏野菜が終わり、ブロッコリーや白菜など、冬野菜の植え付けの時期。食べ盛りが2人、最近は物価高でもあるため助かっています、とのことでした。
吉祥寺エリアに住み続けて、築30年を迎えたわが家。子どもたちも大きく手狭に
「もういい加減にどうにかしよう!」と妻から提案
住み始めたときは大きな改修をしなかったマンションも築30年。水まわり設備をはじめ老朽化が進んでいました。2段ベッドで寝ていた子どもたちも、高校生と小学校高学年に。それぞれプライベートな部屋が必要な時期です。「もういい加減に、リフォームでどうにかしよう!と私から言いました。あちこちボロボロだったし、結露もひどくて。共用廊下側の部屋なんて壁がカビて真っ黒になっていたんですよ」(妻)。
水まわり設備の交換に加えて子ども部屋の確保と、断熱性能の向上。これらが主な課題でした。近くのリノベーション会社で探してヒットしたのがスタイル工房。まずは相談してみよう、と自転車で最初の打合せに向かったそう。
「最初に訪ねたのがスタイル工房でした。この部屋で、とにかく4人で快適に住めるようにしてください、と要望して。そしたら出てきたプランが素敵過ぎて、結局、ほかの会社は見積りすらとってないですね」(夫)。
ファーストリノベーションプランに一目ボレ。要望を超える提案も
収納を充実させることで、子ども部屋×2を実現
もとの間取りは3LDK。しかし収納不足から、共用廊下側の個室のひとつが納戸状態に。もう一つの個室は子どもたちが共有し、リビングに隣接した和室を夫婦の寝室として使っていました。
そこで、新たにウォークインクローゼットをつくることで収納を集約。スペースとしてはコンパクトですが、壁一面の棚に夫婦のワードローブやバッグなどの小物が全て納まります。
プランナーからの提案により、玄関土間も新設しました。その分狭くなった個室には室内窓で光を採り込み、本棚やデスクを造作して部屋を広く使えるように工夫。キッチンも向きを変えて、食品のストックなどが置けるパントリーを備えました。
「玄関土間は、本当につくってよかったです!子どもたちがそれぞれ野球とラグビーをやっているので、泥だらけのものを家の中に持ち込まずに済みますから。パントリーも、お米など大きいものがストックできるのが嬉しいですね」(妻)。
これで1カ月分です、と見せていただいたお米は約20㎏。なんといっても食べ盛りです!キッチンにはお料理担当の妻の希望でガスオーブンもビルトイン。お肉を焼いたりと豪快に使っているそうです。
小上がり畳ロフトはリノベーション後に遊びにきた友人たちにも大好評
「ロフトに上がって遊んだり、デスクで宿題をしたり」
K様邸リノベーションのシンボルともいえる存在が、リビングの小上がりロフトです。畳部分には掘りごたつのように足を入れられるデスクカウンターも造作し、夫の寝室兼書斎として。ロフト上部は妻のベッドとして使い、床下は収納と、縦空間を余すところなく3層に使いました。「小上がりがあったらいいな、と打合せで話したのがきっかけで『じゃあロフトもつけましょう』とご提案いただきました。掘りごたつのデスクはテレワークのときに役立っています」(夫)。
「この小上がりロフトはお客様にすごく好評で、来る人みんなのぼりたがりますね。先日も上の子の友だちがロフトで寝ていたり、下の子の友だちがデスクで宿題をやっていたり(笑)。今までは狭くてモノも多く、とてもお友だちを呼べる状態じゃなかったけど、やっと楽しんでもらえるおうちができました」(妻)。
畳部分も広めにつくったので、ソファを置かなくても腰かけたり、ときにはゴロンと寝転がったり。㎡数自体は変わらなくても、徹底したスペースパフォーマンスによって、ゆったりと過ごせる住まいとなりました。
選ぶ楽しさと大変さ、断熱性能の重要性を改めて実感
「色選びがすごく上手で、センスを信じることができた」
シンプルながら、ところどころにさりげなく色を効かせたK様の住まい。土間収納の壁と洗面のタイルは爽やかなブルー、リビングドアがネイビー、畳やキッチンタイルにはグレーを組み合わせています。「私のいちばんのお気に入りは、パントリーの壁。グリーンが好きなのでどこかに使いたかったんです」と妻。オリーブの葉のような深いニュアンスの緑色は、何種類ものグリーンのサンプルを取り寄せて選ばれたもの。土間収納のクロスは夫が、タイルと畳の色はふたりの合意で決められたそうです。
「今回リノベーションして改めて感じたのは、選ぶ大変さですね。『こんなところまで決めないといけないんだ!』という感じでした。そんな中でも、スタイル工房では施工事例を見ながら好みを汲み取って、私たちが嬉しくなっちゃうような提案をたくさんしていただきました」(妻)。
施工事例についていえば、ぴったりと好みがあうおうちがあったそうで「ところどころマネさせていただきました」とおふたり。次はマネされる番ですね、と伝えると恐縮してらっしゃいました。
最後に、気になっていた断熱については、主な窓にインナーサッシをプラスすることで熱の流出入を防いでいます。まだ夏しか経験していませんが、酷暑にもかかわらずエアコンの効きが全く違うことに驚いたそう。
「冬も、以前は毎朝、結露を拭いたぞうきんを何枚もしぼっていましたが、解消するんじゃないかと期待しています。そういえば台風が来た時にも、内窓を閉めていると雨の音が静かなのにびっくりしました。これも嬉しい効果ですね」(夫)。
断熱については補助金を利用し、少しお得にリノベーションすることができました。将来は子どもたちが巣立ったら、今の子ども部屋をそれぞれの部屋にしようね、なんてところまで夢が広がっているそうです。