断熱工事（ウレタン吹付）

スタイル工房の歌田です。
本日はウレタン吹付の断熱工事のレポートです！



以前、稲見がマンションの断熱工事について記事を書いていましたが（記事はこちら）

今回は鉄骨造の戸建の吹付断熱工事です。
スタイル工房ではお住まいの状況に応じて様々な断熱材を使用します。
今回工事をするのは外壁がALC（軽量気泡コンクリート）の戸建住宅です。



こちらが、断熱する前の状態。
奥に見えるベージュのパネルが、外壁のALCの裏側です。
ALCを外壁に使用している建物では、このように内側に断熱材がないことがあります。
昔はALCだけでも断熱性能があると考えられていたためですが
今の断熱性能基準に近づけるためには、この内側に断熱を施していく必要があります。



黄色い部分は、断熱材がくっつかないように貼っている養生テープです。
吹き付ける前の作業もしっかりと。
準備ができたら、断熱材を吹き付けていきます。
写真はありませんが断熱材が入ったタンクを積んだ車をおもてに置いて、
建物内にはホースを伸ばして作業をしていきます。

 

断熱材は一度くっつくと取れないので、吹き付ける職人さんも、完全装備です。
「カメラのレンズにつくから離れて撮影したほうがいいよ！」とアドバイスいただきました。
吹き付けるとモコモコ～っと膨らんでいくので見ていると面白いですが、
吹付すぎてはいけないので、作業には技術が必要です。

 

天井も、断熱が切れてしまう箇所がないよう隅々まで吹付をします。

こちらの現場では、壁30㎜、天井40㎜を吹付しました。



養生を剥がし、厚くなってしまったところを削いでいきます。

 

この現場では吹付の工程は大工さんが軸組を完了したタイミングで行っているので
また明日から大工さんが入り、この上にボードを貼ってお部屋の内部を作っていきます。
断熱性能が向上すればより快適なお住まいを作ることができるので、
おすすめしたい内容です！