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【戸建リノベ】 耐震金物の検査

2015年8月16日(日)
スタイル工房、設計室の高木です。
今回は現場での耐震補強工事の検査・確認について記事にします。

スタイル工房の耐震工事では、私たち耐震チームが調査・設計・施工チェックを行っています。
耐震の設計は、現地調査をもとに専用のソフトで計算をしたデータに基づき、
耐震壁や金物の種類を決めています。
そして工事が着工し、解体時に現地確認を行い、計画通りに施工できるか最終確認を行います。


どこに耐震壁や金物を取り付けるかという指示書がこちらです。
この指示書をもとに、大工さんは数種類の面材や金物を使い分けて取り付けていきます。

 
左は筋交い部分につける金物。
右は柱と梁をつなぐための金物です。形状により強度も違ってきます。

耐震金物は、ビスを止める位置や種類がきちんと決まっていますので
その通り施工されているかチェックを行います。
 

金物だけでなく、耐震壁もチェックを行います。

左が構造用合板の耐震壁、右はグラスロックの耐震壁です。(工事中見学会の時の写真です)
この左右の壁は使う材料が違うので、計算上の強度が異なります。
耐震壁ごとに施工方法も違うので、使用した面材に適した施工が行われているか確認します。

 
この現場では基礎から新設した耐震壁もあるので、新設基礎や耐震壁の位置、緊結方法もチェックしました。

しっかりと計算された設計と正しい施工が合わさってこそ、本当に安全・安心な住まいをつくることができます。
計画図書通りに施工されているか担当者と耐震チーム、両方の目で現場を確認して進めていきます。
 
 
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