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【施工管理の仕事】工程表をつくる

2016年11月6日(日)
スタイル工房の施工管理、粟野です。
今回は、工程表について紹介します。工程表とは、工事のスケジュール表のこと。
リフォーム工事ではたくさんの職種が関わるので、どの職人がいつどんな作業をするか、
いつお客様に現場で検査をしていただくかなど、
全ての工程を具体的な日程に落とし込み、進めていきます。

 工事中の現場を円滑に進めるためには、どこかで無理が生じてしまうほど過密日程でもいけませんし、ゆっくりすぎるペースでもお客様にご迷惑がかかってしまいます。


工事の規模や、お客様の引越希望日などをふまえて工期を定め、完成から逆算してそれぞれの工事の必要日数を計算し、あてはめていきます。

◆リノベーション工事の基本工程
工事は 「解体→設備→大工→塗装→クロス→クリーニング→検査→手直し」 という順番に進みます。
それぞれの工程を前後させることは、基本的にはできません。
たとえば塗装はクロスを貼る前に行います。
クロスを貼った後ではせっかく貼ったクロスが汚れてしまうので、作業がやりづらくなってしまうからです。

また、この基本作業の工程に加えて、その「行間」にある細かい部分作業も念頭において作成していきます。
例えば、大工さんが埋めてくれた開口部塞ぎも、その後が珪藻土塗りの場合、その塞ぎが動いて珪藻土が割れることがないよう、木工ボンドで継ぎ部を固める作業が入ります。
こういった細かい作業は工程表に具体的に落とすことはありませんが、大事な工程です。

◆音のでる工事の時は近隣の方への配慮も必要


スタイル工房では、解体や大工工事の初日など大きな音がでる日には音の大きさに合わせて工程表に色分けをして、わかりやすく表示するようにしています。
大きな音が響くような工事の場合には別途ご挨拶もします。

◆工程表は、工事中もその都度修正していく
また天候が悪く、予定した日程に工事が入れなかったり、解体してから思いがけない不具合が見つかり、必要な工事が増えることもあります。



工程は様々な要因で修正・変更していくので、工事中も緻密に組み直していきます。
その都度修正していくことで、工程通りに進む事が出来るのです。
リノベーション工事は、施工管理がきちんと現場の状況や、関係者の状況をよく把握していることが重要です。
スタイル工房は、設計も工事の施工もやっていますので、私たち工事部のスタッフが、担当の現場の工程表を自分たちで作成し現場を管理していきます。
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