【職人】大工さんの道具

2016年12月17日(S)
スタイル工房、工事部の歌田です。
今回は現場で使われる大工さんの道具をご紹介します。



家の大切な骨組み部分をはじめ、現場で大きな役割を担う大工さん。
大工さんの七つ道具と言われる、「ノコギリ・墨つぼ・カンナ・さしがね・ちょうな・ゲンノウ(カナヅチ)・ノミ」。
お客様にとっては、なじみ深いある道具から想像もつかないものものまであります。
こういった道具も、時代の流れで現在は機械化して便利になってきています。

 
その中でも代表的な電動工具が 「ドリルドライバー」 や 「電動ノコギリ」
ドリルドライバーはねじを締めるもので、壁の下地を取り付けるときなど出番が多い道具。
ねじは抜けにくく強度があり、かつ締め直しがしやすいので今では釘よりも一般的に使われます。
電動ノコギリは現場では  『電ノコ』  と呼ばれ、素早く材料を切り出すことができます。


今回の現場の大工さんは 「墨つぼ」 を使っていました。
墨つぼとは直線でしるしをつける道具で、墨をくぐらせた糸を針で始点に挿し、
ピンと張った糸を指でぱちんと弾けば、まっすぐな線がひけます。昔の人の知恵ですね。
最近はレーザーを使う大工さんが多くなってきて現場では見なくなってきました。


次に使用しているのは 「さしがね」
見た目の通り直角に曲がった、材料の長さを測る・垂直を出す定規のようなものです。


ノコギリひとつをとっても、形・大きさが異なる多くの種類があります。
使用する場所や用途で使い分けるため、このように現場にたくさん用意されています。

電動工具が一般的ではなかった頃は、大工さんはひとつの現場で100種類を超える道具を使っていたそうです。その道具の手入れも、もちろん自分で行います。
よく手入れされた沢山の道具が手になじんでいるのが、技術のあるベテラン大工の証。
作業や用途によって道具を個性豊かに、巧みに使い分けるのには本当に驚かされます。

時代が変わり機械化が進んでも、大工さんの腕が現場の仕上がりを左右するのは変わりません。
大工道具は大工さんの腕のひとつの要素なのです。
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