0120-587-250営業時間:10:00〜18:00(火・水曜定休)

vol.4 職人さんたちの仕事をご紹介!前編

2016年5月30日(月)


築49年の中古戸建を新築の住宅性能と同等まで向上させるK様邸のリノベーション。
第4話は職人さんたちの仕事をご紹介します!

vol.1 フラット35(リフォーム一体型)を利用して…わくわくどきどき…夢をかなえるリノベのはじまり!
vol.2 スタイル工房の戸建リノベ性能アップ工事の全貌をご紹介!前編
vol.3 スタイル工房の戸建リノベ性能アップ工事の全貌をご紹介!後編​


◆住まいづくりに関わる職人さんたちの職種
一軒のお宅をリノベーションするのに大工さん、電気屋さん、設備屋さん、塗装屋さん、左官屋さんなど・・・様々な工種の職人さんが住まいづくりに関わっています。

今回は、その中でも大工さん・電気屋さんのお仕事にクローズアップをしてご紹介していきます!


◆多岐にわたる大工の仕事は、すべて現場で手作り!
解体工事、基礎工事、設備の基礎配管が終わるといよいよ大工さんの作りこみになります。
リノベーションの工期の中でもっとも多くの時間を占めるのが大工工事です。
大工さんの仕事は、躯体補強から造作家具の製作まで多岐にわたり、その一つ一つが手間のかかる大変な仕事になります。K様邸でも、1ヶ月以上現場でさまざまな仕事をしてもらいました。

まずは解体後の構造補強です。古い間取りから新しい間取りに変えていくために抜く柱、それに伴う梁の補強など事前の調査では見えていなかった部分も含め現場で確認しながらしっかりと打合せをします。これはリフォーム工事ならではの重要な打合せになります。



打合せが終わると、構造補強を含めた躯体工事を始めます。古い柱や梁の架構を利用しながら新しいものを加えたり、差し替えたりと新築工事には無い難しい仕事になるため、大工さんの腕がとても重要になります。今回もベテラン大工さんたちが手際よく仕事を進めてくれました。



構造組みが固まると次は耐震工事です。前回の報告にもあったとおり事前に計算・設計されたとおりに金物や合板を設置していきます。こちらも強度を確保するため、ビスの数や釘のピッチ、打ち込みの深さなど細かいチェックが必要になる手間のかかるお仕事になります。



そこまで終わるとようやく内部の工事になります。
まずは床組みを作り、合板を張って床を固めます。外壁にはサッシを取り付け、プランに沿って間仕切り壁の下地を作ります。それらも全て現場での手仕事です。
最近では特に重要になってきている家の性能を上げるための断熱材の敷き込みも大工さんの工事です。

ここまでくるとようやく家の全体像が見えてきますが、まだまだ半分です。



この後、造作工事やボード貼りの工事が始まります。階段をつくり、キッチンのカウンターやロフトなどの造作工事ができると、大工さんの工事が終わりに近づきます。
最後に靴箱や手摺、棚など細かな造作をしっかり作っておしまい。自信を持って仕上げの職人さんへと引き継ぎしていきます。

リフォーム工事の大工仕事は本当に大変です。元の建物は水平や垂直も千差万別。図面だけではない現場での判断がとても重要になります。腕の確かな大工さんとの信頼関係はとても大切なのです。


◆住まいを現代の生活に合わせる!電気屋さんの仕事
次は、電気屋さんの仕事をご紹介します! 



大工工事で壁や天井の下地が作られると、電気屋さんの工事が始まります。
図面の指示通りに天井や壁に配線をして、必要なところにスイッチやコンセントのボックスを取り付けていきます。
どこをどんな風に配線していくかは電気屋さんの腕の見せ所です。
取り付ける高さや場所もリフォームでは図面どおりに行きません。壁のボードが貼られてしまうと配線を直すのはとても難しく、壁を壊したり、壁の仕上げをやり直したりする必要があるので、こちらもなかなか難しい仕事です。
後でコンセントやスイッチの位置を変えたり、増やしたりというのも簡単にはできないので事前にしっかりとした計画を立てておく必要があります。



大工さんがボードを貼った後は、器具を取り付けるための開口をしていきます。
照明の取り付け位置も空間を美しく見せるために、均等に配置したり意識してずらしたりと細かく設計されているので、設計図面を何度も確認しながら慎重に開口していきます。
その後、仕上げのクロスや塗装が終わると、器具の接続です。
電気工事は、工事に入ってすぐの仮設の電源工事から始まり、大工工事の合間、仕上げ工事後、完成間際の受電まで、大工さんや他の職人さんたちと連携をとり順序良く進めなければなりません。現場内のコミュニケーションもとても大切になってきます。

スタイル工房では現場監督を中心に現場ごとに職人さんたちとチームを作って工事をしていきます。職人さんたちとのチームワークですてきなお家ができあがるのです。


次回のリノベ報告では、設備屋さんや塗装屋さん、左官屋さんなど住まいづくりに関わる職人さんをご紹介します!お楽しみに!



■『よみがえった築49年の家』シリーズ一覧■

vol.1 フラット35(リフォーム一体型)を利用して…わくわくどきどき…夢をかなえるリノベのはじまり!
vol.2 スタイル工房の戸建リノベ性能アップ工事の全貌をご紹介!前編
vol.3 スタイル工房の戸建リノベ性能アップ工事の全貌をご紹介!後編
vol.4 職人さんたちの仕事をご紹介!前編
vol.5 職人さんたちの仕事をご紹介!後編
vol.6 もうすぐ完成!社内検査と第三者機関の検査も。あらゆる人が検査を実施
vol.7 築49年の中古戸建てが大変身!リノベの全貌を解説します!
vol.8 遂に完成!築49年の中古戸建のリノベーション、お施主様インタビュー




  • facebook
  • instagram
  • twitter
  • pinterest