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熟練の技を駆使して… 輸入クロスでインテリアを彩る

2017年9月2日(土)
工事部の清水です。
新築時は無難な白の壁紙を選びがちですが、リノベーションは自分のお気に入りの輸入クロスを選ばれる方が増えています。
 
リノベーションでは既存のクロスを剥がし(あまがみも綺麗に剥がし)、ビス穴や石膏ボードのつなぎめはパテでうめ、ペーパーで凸凹をとり、下地をまっすぐにします。
 
下地部分がまっすぐでないと、それはそのままクロスのゆがみや荒れとなってあらわれてきてしまうので、下地処理はクロスを貼る前の大事な工程です。
輸入クロスは欧米では日本ほど湿気がないので、紙でできているものが多く、非常に薄いもの。
そのため下地に少しでも凹凸があるとその凸凹を拾ってしまうので、下地処理もクロスと比べて時間をかけてしっかりまっすぐにしなければ、シワやヨレになりやすいという難点があります。

また、細かい図柄のものが多く「柄を合わせて貼る」ことも難しいので、輸入クロスを貼るには、職人さんの熟練の技が必要です。

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間仕切り壁を堺に、別々の輸入クロスを貼ったおうち

リフォーム・リノベーションの事例|クロスに糊をつける機械
クロスに糊をつけるための機械


リフォーム・リノベーションの事例|クロスに糊をつける
クロスに糊をつける。国産クロスとは異なり「一度に何枚か糊付けしておく」という事が出来ない。
一枚ずつ糊付けしていく。


リフォーム・リノベーションの事例|クロスを貼る
隣の線と合うよう、慎重に貼っていく。細かい図柄のため、少しでもずれてしまうと目立ってしまう。ずれた時は、剥がしてやり直さなければならない。

リフォーム・リノベーションの事例|クロスを貼る
国産クロスと比較して、輸入クロスを貼るには図柄を合わせなければならず、慎重に貼っていくので通常よりも手間が掛かる。

リフォーム・リノベーションの事例|クロスを貼る
職人さんが持っているのは、はけ。空気を抜いたり、壁紙をまっすぐ貼る。

リフォーム・リノベーションの事例|輸入クロス
つなぎ目の分からない職人の技術が光る仕上がり

施工後、だいたい糊が乾くまで一週間程度。乾く事で、図柄のちょっとしたずれが収まることもあります。職人の技は、そういった素材のクセも想定して貼っていくのです。
 
 
輸入クロスはそのオリジナリティのあるデザイン性やきれいな色で、大規模なリノベーションをしなくても、お部屋の印象をガラリと変える事ができるので楽しいですね。

清水

 
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