せっかくのリノベ、自分で見て選びたい! 「タイル」のショールームに行ってきました(前編)
2017年12月3日(日)
リノベで必ず取り入れられる人気の部材「タイル」。壁に床にと、サイズや形、色や材質も多岐にわたります。カタログを見たり、サンプルを取り寄せて確認することはできますが、たくさんの中から選んで、知識を身につけたいならショールームにはかないません!今回、中野坂上にある「平田タイル」のショールームにお邪魔して、タイルの人気シリーズや最新のトレンドについて伺ってきました。前後編でお届けします!
伺ったのは、中野坂上駅すぐの「平田タイル」
2017年2月に増床工事が行われたというショールーム。
この日も多くのお客様でにぎわっていました。
お話を伺ったのは、営業担当の三宅さん(左)と、ショールーム担当の山崎さん(右)。
空間提案のコーナーが所々に設けられたショールームは、壁も床も全てがタイル!
貼り方や目地の色も合わせて、実際に現物に触れながら選ぶことができます。
Q.最も売れているタイルは?
さっそくですが、こちらのショールームで一番人気のタイルはどれでしょうか?
こちらの白いタイルだそうです。
ブルックリン風インテリアの流行も、このようなサブウェイタイル(アメリカの地下鉄で使用されていた長方形のシンプルなタイル)の人気を後押ししているようですね。
もちろん、ブルックリンスタイルだけでなく、北欧や和モダンとも馴染むクセのなさが魅力です。
「店舗などの商業施設にもよく取り入れられています。もはや定番ですね」。
Q.担当者おすすめのタイルは?
おすすめその①は、こちらのカラータイル。
「発色の美しさと、カラーバリエーションがイチ押しポイントです!」とのこと。
よく見ると表面に凹凸があって、焼き物らしい自然な質感。
同じ色を一面に貼ってものっぺりしません。
つぎに、荒々しい素材感が楽しめるレンガタイル。
レンガの表面を切り出してタイルにしているので、レンガのような厚みはなく、内装にも気軽に取り入れられます。
右側の側面で、厚みが分かりますね。
だいたい2~2.5センチくらいです。
ダメージ加工を施した、ハードな質感のものもあります。
「こちらのレンガタイルは、実際にイギリスの建物で使われていたレンガを使用しています」。
再現して作ったものと、実際の建物からとったものは、お値段も違うそう。
もちろん後者の方が1.5倍ほど高いのですが、風雨にさらされた本物ならではの味わいがあります。
選ぶのが楽しい!モザイクタイル
「もちろん、モザイクタイルも大人気です!」
美しいガラスモザイクのバリエーションは、見ているだけで幸せな気分になります。
ガラスにヒビを入れて天然石のような輝きを出したもの。
金箔和紙のようなプリントを奥に入れたもの。
こちらは、落ち葉のプリントを裏側から入れたもの。奥に色違いがあります。
色違いと言えば、同じ形でも色でまったく印象が変わったり…。
四角だけじゃなく、様々なかたちのものが揃っていました。
「四角くないものや形の違うタイルを組み合わせたのもは、端の処理にやや技術が必要です」。
取り入れたい場合は、施工業者に相談しましょう。
手前の金色は、中国では縁起がいい色とされるため中国人のお客様に人気だそう。
国によっても好みがあるんですね。
Q.最新のトレンドタイルは?
ところで、タイルにもトレンドってあるのでしょうか?
もちろん答えは「あります!」。
タイルの本場はヨーロッパ。
毎年9月にイタリアで世界中のタイルが集まる見本市が開催され、トレンドはそこから発信されるそう。
「こちらのタイルがこれから流行するんじゃないかと言われています」。
そう紹介されたのは、意外にも床用タイル。
一体、どこが新しいのでしょうか?
「こちらは、ファブリックタイルといいます」。
写真では分かりづらいのですが、織目のような細かい模様と手ざわりが再現されているんです。
なるほど!触ってみると、布地のようなざらざらした感触。
「技術の進歩は目覚ましく、90年代と比べると格段にリアルな質感が表現できるようになっています」
というタイル業界。
後編では、タイルの技術についてもう少しと、目地のお話、さらにバリエーションに富んだタイルをご紹介したいと思います。
【今回お伺いしたショールーム】
株式会社平田タイル「東京ショールーム」
http://www.hiratatile.co.jp/
〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2
ハーモニータワー1F TEL 03-5308-1135
http://www.hicera.jp/showroom/tokyo/index.html
じっくりタイルの説明を聞いてみたい方は、事前のご予約をおススメします。
また図面などをお持ちいただくと、具体的なご提案もいただけますよ!
株式会社平田タイル「東京ショールーム」
http://www.hiratatile.co.jp/
〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2
ハーモニータワー1F TEL 03-5308-1135
http://www.hicera.jp/showroom/tokyo/index.html
じっくりタイルの説明を聞いてみたい方は、事前のご予約をおススメします。
また図面などをお持ちいただくと、具体的なご提案もいただけますよ!
伺ったのは、中野坂上駅すぐの「平田タイル」
2017年2月に増床工事が行われたというショールーム。
この日も多くのお客様でにぎわっていました。
お話を伺ったのは、営業担当の三宅さん(左)と、ショールーム担当の山崎さん(右)。
空間提案のコーナーが所々に設けられたショールームは、壁も床も全てがタイル!
貼り方や目地の色も合わせて、実際に現物に触れながら選ぶことができます。
Q.最も売れているタイルは?
さっそくですが、こちらのショールームで一番人気のタイルはどれでしょうか?
こちらの白いタイルだそうです。
ブルックリン風インテリアの流行も、このようなサブウェイタイル(アメリカの地下鉄で使用されていた長方形のシンプルなタイル)の人気を後押ししているようですね。
もちろん、ブルックリンスタイルだけでなく、北欧や和モダンとも馴染むクセのなさが魅力です。
「店舗などの商業施設にもよく取り入れられています。もはや定番ですね」。
Q.担当者おすすめのタイルは?
おすすめその①は、こちらのカラータイル。
「発色の美しさと、カラーバリエーションがイチ押しポイントです!」とのこと。
よく見ると表面に凹凸があって、焼き物らしい自然な質感。
同じ色を一面に貼ってものっぺりしません。
つぎに、荒々しい素材感が楽しめるレンガタイル。
レンガの表面を切り出してタイルにしているので、レンガのような厚みはなく、内装にも気軽に取り入れられます。
右側の側面で、厚みが分かりますね。
だいたい2~2.5センチくらいです。
ダメージ加工を施した、ハードな質感のものもあります。
「こちらのレンガタイルは、実際にイギリスの建物で使われていたレンガを使用しています」。
再現して作ったものと、実際の建物からとったものは、お値段も違うそう。
もちろん後者の方が1.5倍ほど高いのですが、風雨にさらされた本物ならではの味わいがあります。
選ぶのが楽しい!モザイクタイル
「もちろん、モザイクタイルも大人気です!」
美しいガラスモザイクのバリエーションは、見ているだけで幸せな気分になります。
ガラスにヒビを入れて天然石のような輝きを出したもの。
金箔和紙のようなプリントを奥に入れたもの。
こちらは、落ち葉のプリントを裏側から入れたもの。奥に色違いがあります。
色違いと言えば、同じ形でも色でまったく印象が変わったり…。
四角だけじゃなく、様々なかたちのものが揃っていました。
「四角くないものや形の違うタイルを組み合わせたのもは、端の処理にやや技術が必要です」。
取り入れたい場合は、施工業者に相談しましょう。
手前の金色は、中国では縁起がいい色とされるため中国人のお客様に人気だそう。
国によっても好みがあるんですね。
Q.最新のトレンドタイルは?
ところで、タイルにもトレンドってあるのでしょうか?
もちろん答えは「あります!」。
タイルの本場はヨーロッパ。
毎年9月にイタリアで世界中のタイルが集まる見本市が開催され、トレンドはそこから発信されるそう。
「こちらのタイルがこれから流行するんじゃないかと言われています」。
そう紹介されたのは、意外にも床用タイル。
一体、どこが新しいのでしょうか?
「こちらは、ファブリックタイルといいます」。
写真では分かりづらいのですが、織目のような細かい模様と手ざわりが再現されているんです。
なるほど!触ってみると、布地のようなざらざらした感触。
「技術の進歩は目覚ましく、90年代と比べると格段にリアルな質感が表現できるようになっています」
というタイル業界。
後編では、タイルの技術についてもう少しと、目地のお話、さらにバリエーションに富んだタイルをご紹介したいと思います。