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Vol.2 都市で明るく開放的に暮らせ、家事や子育てにうれしい住まいに

2017年12月19日(火)
新築密着レポ|模型住まいのプロ集団ならではの新築物件を紹介する「新築密着レポ」
M様邸のVol.2は、設計契約に進んだ具体的なプランの内容をレポートします。
前回の記事はこちら↓
Vol.1 次の世代まで安心して暮らすために「新築」という選択肢も検討

 

設計契約を締結し、課題や希望に対する基本設計からスタート

すでにM様から初期プランや概算見積もりをご了承いただいていました。そこで、次のステップとなる設計契約を締結。ここから確認申請に向けて具体的なプランや仕様など細かく決めていきます。また、M様邸は長期優良住宅の認定とグリーン化事業補助金を活用していきます。

打ち合わせから浮き彫りになっていた課題や希望は次のようなものでした。
 
  1. 共働きなので家事ラクな家が欲しい
  2. 将来に備えていろいろな状況に対応できる可変性の高いプランにしたい
  3. 1階の日当たりが悪くなったので日当たりのよい家にしたい
  4. プライバシーを確保できる家にしたい
  5. ゆとりのある収納が欲しい
  6. 駐車スペースやちょっとした庭は欲しい
 

2階LDKで採光とプライバシーに配慮
お客様のご要望に応える、プランとは…?

まず、1階の日当たりが悪くなったので日当たりのよい家にしたいというご希望がありました。そこで、採光とプライバシーを確保しやすい2階LDKの案と、一戸建て特有の庭との一体的な間取りを重視した1階LDK案の、2案を具体的なプランスケッチにしてご提案。お客様が本当に望んでいる方向を探すためのお手伝いです。

その両方をご覧になったお客様が選んだのは、日当たりを重視した2階リビング案。2階であっても外とつながれる大きなバルコニーを採用し、2階ならではの吹き抜けやロフトを作ることができるLDKが検討されました。
2階であっても外とつながれる大きなバルコニーには、家事ラクも叶えるため、近くに家事室も提案。洗濯機置場も設け、洗濯物をサッと干せるようにしています。

新築密着レポ|プラン図2F
【2階リビングの初期プランスケッチ】
広々バルコニーと吹き抜けのある解放感あふれる空間をご提案しました。初期プランをもとに打ち合わせを重ねていき、具体的なプランをつめていきます。

新築密着レポ|断面図
【初期断面スケッチ】1階も明るく、家中に風が抜けるよう工夫しています。
 

リビングのつながりでバルコニーが広がるお家

1階には、シンプルな大きめの部屋を用意して、将来間仕切りや収納を設けて家族のライフスタイルに応じて変更ができるように…。広いオープンルームなら、遊び場としてのびのび使うこともできますね。
 
玄関は土間を広くし、色々なものが保管できるスペースを確保。将来、ベビーカーや自転車などを収めることも可能です。そして、玄関ホールにはコートやバックなども収納できるクロークも設置。洗面脱衣室の着替え用収納や、主寝室のウォークインクローゼット、キッチンのパントリーなど、必要なところに使い勝手のいい収納をレイアウトしました。

新築密着レポ|プラン図1F
【1階のプランスケッチ】可変性のある1階プラン。

さらに2階LDKの小屋裏空間は、将来ロフトとして活かせるようにもなっています。必要になった時に入口や階段を設ければ、将来まで安心な大型収納として使えます。
 

公的な「補助金」を受給できるように
その都度、最も有利な「補助金制度」などをご案内

スタイル工房ではお客様にとって有利と思われる公的な補助金等をご案内しています。今回M様にご案内したのは「平成29年度地域型住宅グリーン化事業」。この事業では、長期優良住宅の認定を受けること、国産材を使うことにより、国から補助金を受給できます。
 
M様は「性能のお墨付きが得られる」「国産材を使うことで地域活性化につながる」という点に共感されて応募。無事、補助金を得られることになりました。

新築密着レポ|補助金対象の国産材 新築密着レポ|静岡産のひのき材
今回使用した静岡産のひのき材

参考:平成29年度地域型住宅グリーン化事業

長期優良住宅は、国が長く安心して暮らせる住まいを増やすために、さまざまな基準で認定を行なうもの。認定を受けることで、なんらかの補助金の対象となったり、住宅ローン減税や登録免許税・固定資産税などの軽減効果が得られます。

参考:国土交通省HP

スタイル工房の家は、標準仕様で長期優良住宅の認定を受けられるだけの性能などを有しています。ですから、お客さまが申請を望まれれば、認定を受けることが可能。申請には費用がかかりますが、それ以上に補助金や税制優遇などのメリットを得られますので、お勧めしています。



なお、公的な住宅施策や補助金などは年度によって異なるので、常に最新情報を入手し、お客さまからご相談を受けた段階で、最もふさわしい制度をご案内いたしますので、ぜひご相談ください。
 
次回はいよいよ着工。工事請負契約に基づいた地盤調査・地盤改良をレポート。ちょっと専門的な内容で難しい所もあるのですが、とても大切なことなので、できる限り分かりやすくお伝えしたいと思います。ご期待ください。




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