Vol.3 朝のバタバタを解消する、ぐるぐる回遊できる家
2018年10月19日(金)
◆家族みんなが家に帰りたくなる、子育て中共働き夫婦のつくる家
リノベーションのリアルな現場をお伝えする「リノベ密着レポ」。
第10弾は共働きをしながら保育園に通うお子様を育てるO様のリノベーションをレポート。プラン作成から工事まで、リノベーションが完成するまでをお伝えします。
◆間取りや素材、どんな暮らしがしたいか、希望をプランナーに伝えることからスタート
6月に物件の契約をしたO様でしたが、本格的にプランを考え始めたのは8月になってから。「のんびりしていたら、結局普通の人と変わらなくなってしまいました(笑)。リフォームを考えていた知人にスタイル工房さんを紹介したのですが、あとから始めた知人の方が先に進んでいて、ちょっと焦ったくらいです。」最後はご両親にお子さまの世話を頼み、お二人でスタイル工房に出向いて打ち合わせをされました。
当初のO様の希望は”ドアや仕切りのない家”でしたが、プランナーの黒沢が提案したのはお子さまが年頃になった時のことも考えた”全てのドアを引戸にして回遊できる家”。すべてのドアを開け放せば、仕切らず空間を広く使えます。極力壁も減らし、回遊できる家に。共働きで子育てをしているO様の朝は忙しい。「キッチンもドアの開け閉めする時間がもったいないので、引き戸にして開け放せるようにしました。」
風の通り道にも…
その他、伝えた希望は…
希望を全部プランナーの黒沢に伝え、その後、インターネットや本で見てイメージしている写真を送ったそうです。
コストを抑えるため、手つかずの部屋を作れないかと相談していましたが、現地調査で、水道管が古いタイプの物であることが発覚。「住み続けたらどこかで腐食して破損するかもしれないと黒沢さんに言われて、変えることにしました。そのためには、床を全部はがすことになると聞き、それなら全部変えようということに」。その分、フローリングの仕様を変えたり、収納の扉を無くしたり、浴室のリフォームを諦める等コスト調整をしています。
◆O様の要望をプランナーが上手に料理。希望が詰まったプランが完成
打合せをしてからおよそ1か月後。1回目のプランが上がってきました。対面キッチン、ワークスペース、和室の寝室、大型クロゼット、土間…。伝えた希望がすべて盛り込まれていました。
1回目の平面プラン。独立したワークスペース、寝室には琉球風畳を使用。
LDKの完成予想図。コンクリートの梁を出し、グレー×白×茶でシンプルに。
寝室の畳や壁の形と、独立したワークスペースをオープンにすることなど、多少の変更を加えるだけで納得のいくプランが完成。「平面図が決まってから、細かく壁の色や板の色などをいろいろとご提案頂いたのですが、全体の想像がなかなか難しく、決めるのが大変でした」とO様。そんな時は黒沢からゆっくりご提案、ひとつずつ丁寧に決めていきました。
そうして出来上がったO様邸のリノベーションプラン。LDを広く取り、主寝室とLDの間には2.5畳ほどもある大きなファミリークロゼットが設けられました。
Before
After
◆いよいよ着工。解体してわかったマンションの漏水は管理会社とも連携して修繕
12月19日に物件の引き渡しを受け、翌年、2018年1月9日に着工・解体工事が開始。4月1日には引っ越したいというO様の希望で、工期はタイトでした。「壁を全部はがした解体現場を見て、暗いイメージが全部消えて、黒沢さんが出してくれた新しいプランに全部変わるんだ!とリノベーションのスイッチが入りました」とO様。内見で見た生活感のあるイメージが全て払拭されたようです。
キッチンのカウンターの様子が見えてきた
LDの床には無垢のパイン材が張られていく
浴室の下以外の配管は新しいものに交換
ところで、プランナーはお打ち合わせ時、必ず解体後に見つかる不具合についても説明します。何か不具合が見つかった場合は、工期やコストに影響することもあるからです。マンションとは言え、解体してみないとわからないことはあります。
O様邸では壁をはがすと、出窓のあたりから漏水のあとが見つかりました。共用部の修繕はマンションの管理会社が対応することになっているため、管理会社と連携してリノベ工事に合わせて修繕。「原因がはっきりわからなかったので、いつでも確認できるように点検口を付けました。大雨や雪の時に漏水がないか点検していただければと思います」と黒沢。
こうして新しく生まれ変わったO様邸。次回はお引越し後の暮らしはじめてからの住み心地をレポートします。
◆O様新居お引越しまでのスケジュール
2015年11月 お子さまの誕生を機に住み替えを考える
2016年2月 友人宅訪問。リノベーションを決意
2016年11月12日 スタイル工房来店
リノベーションラウンジ東京 足立さんと物件探し開始
2017年4月15日 内見。理想的な物件に出会う
2017年4月27日 物件申込み
2017年5月6日 無事物件契約
2017年8月6日 現地調査
2017年9月17日 初回プラン出し
2017年12月19日 物件引き渡し
2018年1月7日 プラン完成・工事請負契約締結
2018年1月9日 工事開始
リノベーションのリアルな現場をお伝えする「リノベ密着レポ」。
第10弾は共働きをしながら保育園に通うお子様を育てるO様のリノベーションをレポート。プラン作成から工事まで、リノベーションが完成するまでをお伝えします。
◆間取りや素材、どんな暮らしがしたいか、希望をプランナーに伝えることからスタート
6月に物件の契約をしたO様でしたが、本格的にプランを考え始めたのは8月になってから。「のんびりしていたら、結局普通の人と変わらなくなってしまいました(笑)。リフォームを考えていた知人にスタイル工房さんを紹介したのですが、あとから始めた知人の方が先に進んでいて、ちょっと焦ったくらいです。」最後はご両親にお子さまの世話を頼み、お二人でスタイル工房に出向いて打ち合わせをされました。
当初のO様の希望は”ドアや仕切りのない家”でしたが、プランナーの黒沢が提案したのはお子さまが年頃になった時のことも考えた”全てのドアを引戸にして回遊できる家”。すべてのドアを開け放せば、仕切らず空間を広く使えます。極力壁も減らし、回遊できる家に。共働きで子育てをしているO様の朝は忙しい。「キッチンもドアの開け閉めする時間がもったいないので、引き戸にして開け放せるようにしました。」
風の通り道にも…
その他、伝えた希望は…
- 夫婦どちらの趣味にも合う、シンプルで主張しない家
- 畳に布団を敷く生活がしたい
- お子さま部屋が欲しい
- 趣味のアウトドア用品をしまう土間が欲しい
- 無垢のフローリング
- モルタルを使いたい
- 家族全員の服が入る大型クロゼット
希望を全部プランナーの黒沢に伝え、その後、インターネットや本で見てイメージしている写真を送ったそうです。
コストを抑えるため、手つかずの部屋を作れないかと相談していましたが、現地調査で、水道管が古いタイプの物であることが発覚。「住み続けたらどこかで腐食して破損するかもしれないと黒沢さんに言われて、変えることにしました。そのためには、床を全部はがすことになると聞き、それなら全部変えようということに」。その分、フローリングの仕様を変えたり、収納の扉を無くしたり、浴室のリフォームを諦める等コスト調整をしています。
◆O様の要望をプランナーが上手に料理。希望が詰まったプランが完成
打合せをしてからおよそ1か月後。1回目のプランが上がってきました。対面キッチン、ワークスペース、和室の寝室、大型クロゼット、土間…。伝えた希望がすべて盛り込まれていました。
1回目の平面プラン。独立したワークスペース、寝室には琉球風畳を使用。
LDKの完成予想図。コンクリートの梁を出し、グレー×白×茶でシンプルに。
寝室の畳や壁の形と、独立したワークスペースをオープンにすることなど、多少の変更を加えるだけで納得のいくプランが完成。「平面図が決まってから、細かく壁の色や板の色などをいろいろとご提案頂いたのですが、全体の想像がなかなか難しく、決めるのが大変でした」とO様。そんな時は黒沢からゆっくりご提案、ひとつずつ丁寧に決めていきました。
そうして出来上がったO様邸のリノベーションプラン。LDを広く取り、主寝室とLDの間には2.5畳ほどもある大きなファミリークロゼットが設けられました。
Before
After
◆いよいよ着工。解体してわかったマンションの漏水は管理会社とも連携して修繕
12月19日に物件の引き渡しを受け、翌年、2018年1月9日に着工・解体工事が開始。4月1日には引っ越したいというO様の希望で、工期はタイトでした。「壁を全部はがした解体現場を見て、暗いイメージが全部消えて、黒沢さんが出してくれた新しいプランに全部変わるんだ!とリノベーションのスイッチが入りました」とO様。内見で見た生活感のあるイメージが全て払拭されたようです。
キッチンのカウンターの様子が見えてきた
LDの床には無垢のパイン材が張られていく
浴室の下以外の配管は新しいものに交換
ところで、プランナーはお打ち合わせ時、必ず解体後に見つかる不具合についても説明します。何か不具合が見つかった場合は、工期やコストに影響することもあるからです。マンションとは言え、解体してみないとわからないことはあります。
O様邸では壁をはがすと、出窓のあたりから漏水のあとが見つかりました。共用部の修繕はマンションの管理会社が対応することになっているため、管理会社と連携してリノベ工事に合わせて修繕。「原因がはっきりわからなかったので、いつでも確認できるように点検口を付けました。大雨や雪の時に漏水がないか点検していただければと思います」と黒沢。
こうして新しく生まれ変わったO様邸。次回はお引越し後の暮らしはじめてからの住み心地をレポートします。
◆O様新居お引越しまでのスケジュール
2015年11月 お子さまの誕生を機に住み替えを考える
2016年2月 友人宅訪問。リノベーションを決意
2016年11月12日 スタイル工房来店
リノベーションラウンジ東京 足立さんと物件探し開始
2017年4月15日 内見。理想的な物件に出会う
2017年4月27日 物件申込み
2017年5月6日 無事物件契約
2017年8月6日 現地調査
2017年9月17日 初回プラン出し
2017年12月19日 物件引き渡し
2018年1月7日 プラン完成・工事請負契約締結
2018年1月9日 工事開始