【お客様の声】中古マンション+こだわりの詰まったリノベーション!横浜で家族5人の新生活
長男につづき、一昨年の秋に双子の赤ちゃんをお迎えしたばかりのO様ファミリー。家族が増えることをきっかけに一気に現実味を帯びた家探しとリノベーション会社選び、細かい部分まで優先順位を考えながらこだわったおうちづくりについて、夫のO様に伺いました。
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目次
- 中古マンション探しは、マンションの管理体制もしっかりチェック
- リノベーション会社選びの決め手は、圧倒的な自由度と見積もりの透明性
- 要望したこと、実現できなかったこと。リノベーションは取捨選択
- 「自分の中の新しい扉を開かされた気分」の内装えらび
- マンションリノベーション成功の秘訣は「イメージを明確に持てたこと」!
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中古マンション探しは、マンションの管理体制もしっかりチェック
マンション管理士の資格ももつ父からもアドバイスが
O様ご家族がそれまで住んでいたのは、最上階で角部屋の賃貸マンション。窓からは富士山やみなとみらいが一望できるという恵まれた環境でした。
「タワーマンションではないんですが、周りに大きい建物がなかったので眺望が良くて。眺めはもちろん、新築だったことやちょっとディープな商店街の中にあったことも、自分たちの生活に馴染んでいて気に入っていましたね」
40㎡弱の1LDKに長男と3人で暮らしていたものの、そろそろ手狭になってきて家探しを始めたO様。馴染みのある横浜エリアで様々な物件を見るなか、妻が妊娠。しかも双子ということが分かり、子育てのサポートを受けやすい実家の近くにエリアを絞ることになりました。
「賃貸の家を気に入っていたので、マイホーム探しも一戸建てではなくマンションが中心に。新築は高騰していて広さも70㎡ほどは必要だったので、築20年程度の中古マンションを探しました。父の『マンションは管理を買いなさい』という言葉を参考に、長く安心して住める管理体制もしっかり調べましたね」
そのため、管理組合が組織されるような規模感を備えていることも条件に。300戸以上のビッグコミュニティで、大手商社系の管理会社が入るいまの物件にたどり着きました。
リノベーション会社選びの決め手は、圧倒的な自由度と見積もりの透明性
リフォーム?リノベ―ション?学びながらの家づくり
中古物件を探しているときには漠然と「リノベーションにチャレンジしてみたい」と感じていたO様。
「最初は“リフォーム”と“リノベーション”の違いもはっきり分かっていなくて。住まい関連の本やSNSを読むうちに『ただパーツを新しくするのはリフォーム、動線も含めた暮らし方や、家での過ごし方そのものが変わるのがリノベーション』という認識をもつようになり、自分がやりたいのはリノベーションなんだ!と思ったんです」
暮らし方の提案が期待できる『リノベーション志向の会社』として最初に問合せしたのがスタイル工房でした。他にも数社を検討する中で、2社が最終候補に。もう1社はスケルトンリノベーションを得意とする大手建築会社でした。
「色々調べるうちに感じたのが、リノベーションってイチから家を建築するより難しいんじゃないかってことなんです。もとの物件の状況も毎回違うし、それに合わせて住む人の理想を実現しないといけない。
その点スタイル工房さんは『どういう暮らしをしたいか』という部分にすごく寄り添って話を聞いてくれて、いやむしろ『引き出された』って感じかも。提案してもらったプランの自由度が圧倒的に違うと感じました」
さらに、見積書の検討にあたり、毎月の建築資材や流通単価を掲載した『積算資料』を取り寄せ、参考にしたというO様。プロユースの資料を読み込み、スタイル工房の見積り項目の細かく具体的な点や透明性も決め手となったそうです。
要望したこと、実現できなかったこと。リノベーションは取捨選択
理想と限られた時間のなかで、折り合いをつける作業
物件の引き渡しがあったのが2023年の7月末。10月には双子ちゃんが誕生することが分かっていたため、それまでに引越しを望んでいたO様でしたが、残念ながらそれは叶いませんでした。
「最初の現地調査の時にプランナーさんにお伝えしたんですが、難しいというお返事でした。その時点でまだ契約していなかったので、他の会社に打診するという選択肢もあったのかもしれない。
でも、なぜこの工期になるのかというのをしっかり説明いただき、自分が実現したいことからも逆算してみたら難しいことが分かったので、最後は納得しました」
他に望んでいたのは『開放感がありつつフレキシブルに使える空間』。こちらは独立型キッチンを対面式にして、和室も取り込んだ大空間LDKをつくり、一部を壁一面分のガラス建具で仕切ることで実現しました。建具を閉め切っても視線が抜けるため、開放感は損なわれません。
キッチンのお隣りにはセミオープンのワークスペースもつくり、室内窓でリビングとつなげています。ここは家事をしながらノートPCで調べものをしたり、将来は子どもたちの宿題コーナーになる予定なのだそう。
「自分の中の新しい扉を開かされた気分」の内装えらび
タイルも選べるんだ!?と嬉しい発見
内装については夫が主体で決めていったそうですが、やはり気に入っていた賃貸住宅の影響が少しあったかも、と家づくりを振り返るO様。グレーのアクセントクロスなどはその一部だそう。しかし今回は自らサンプルを取り寄せ、吟味を重ねて一つひとつのアイテムを決めていきました。
「妻が妊娠中で上の子もいるし、家のこともやらないといけない。仕事もちょうど忙しい時期で大変でしたが、楽しい作業でもありました。今でもここはカタログ何番だったなとか覚えているくらい。
キッチンのタイルが特にお気に入りなのですが、洗面なども含めて『タイルどうしますか』と聞かれたときの『え、タイルも選べるの!?』と嬉しかった気持ちを覚えています。プランナーさんから『こういうのどうです?』と提案されるものも新鮮で。毎回、自分の中の新しい扉を開いてきたな、って感覚でした」
キッチンのタイルは表面に凹凸のあるタイプで、ほとんど黒に近いグレー。立体的な陰影が美しく、昼の自然光と夜の間接照明下ではガラリと表情を変えるのも魅力です。アイアンの吊棚も取り付け、洗練されたバーのような、非日常を味わえる一角になりました。
マンションリノベーション成功の秘訣は「イメージを明確に持てたこと」!
「根気強く並走してくれる会社に出会えたら、いいものができる」
人気エリアの横浜で中古マンションを探し、リノベーションを検討しているご家族はたくさんいらっしゃいます。彼らの先輩としてアドバイスするとしたら?とO様にお聞きしてみました。
「まずは、自分が家でやりたいことや実現したいことを、どれだけはっきりイメージできるかが大切だと思います。イメージできたら、それを最後まで伝える努力をし続けること。そんな自分に根気強く並走してくれるいい会社に出会えたら、いいものができるんじゃないかな。家づくりを通してそう感じました」
双子の赤ちゃんのお世話が忙しく、ほとんどお話をお聞きできなかった妻のO様にも、最後に少しだけ住み心地を伺うことができました。家族が集まるリビングの開放感が一番お気に入りなのだそう。
「建具も透明なので、閉めても広がりを感じますね。朝起きると、東側の窓からの光がすごく気持ちいいんです」とニコニコとお話してくださいました。