リノベーション工事の総仕上げ
今回、ご紹介するのは工事が終わった後、現場のクリーニングをお願いしている菊地ビルサービスのお二人です。スタイル工房とのお付き合いは10年以上になります。
新築工事、リノベーション工事どちらの場合も、
お引渡し前にほぼ全てのお住まいをハウスクリーニングします。
工事中は養生を貼り、キズ・汚れを防ぎますが、
例えば床は、巾木を貼るために養生と壁の間に若干のスペースが必要になります。
また、フローリングの板と板の間にはどうしても隙間が生じます。
そういった箇所に工事中のホコリがどうしても入り込んでしまうのです。
お引き渡し前にその汚れを落とし、キレイに仕上げるのがハウスクリーニングの方々です。
端のよごれはヘラを使って隅々まできれいに
ベランダやサッシの溝、マンションの場合共用部の廊下等も仕上げる
施工管理の野呂は「スタイル工房のリノベーションは“既存再利用”する事も多いのですが、
そうすると『新しい部分』と『既存部分』の違いが目立ってしまうこともあるんです。
『まだキレイ。まだ使える』と思っても、他が新しくなってしまうとなんだか既存部分だけが妙に汚れているように見えてしまって…。
もちろん、新品同様というわけにはいかないですが、菊地さんたちはリノベ工事ではない既存の箇所も細かに対応してくれるのでありがたいですね」と話します。
「工事中はとにかく細かいホコリがでます。菊地さんたちは、私がわざわざ言わなくても『〇〇もやっておきますか?』と自ら提案してくれて、掃除をしてくれる。
丁寧な作業はもちろんですが、そういう心配りも助かっていますね」。
現場で進行を話し合いながら、すすめていく
菊地ビルサービスのおふたりにもお話を伺いました。
「クリーニングの世界って、新しい洗剤や道具、洗浄技術がどんどん出てきます。
だから勉強していかないとどんどん置いて行かれてしまう。アンテナは常に高くしていますね」と話す、Kさん。
意外にも?私達が使うような100均の道具も使用しているそう
「なんでこんなところに?と思うところまでこまかなホコリは入り込んでいます。
お客様にリノベーションしてよかったと思われるよう、『納品前の最終作業』だと思い、
丁寧に、そしてスピーディに進めていくようにしています」(Hさん談)
住まいづくりは、あらゆる職人さんが携わりますが、
お客様への引き渡し前のハウスクリーニングは、まさに「総仕上げ」の作業なのだと思いました。