【ロフトへの階段・はしご】リノベで造作すれば、のぼりやすくて見た目も◎
縦方向の空間活用に有効なロフトやロフトベッド。おうちに取り入れる人も増えていますが、ロフトにのぼる手段であるはしごがジャマで使いづらい!というのもよく聞く話。そこで、ハシゴや階段をリノベーションの時に造作し、使い勝手やデザインを自分仕様にした例を集めてみました。
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目次
- シンプルなはしごは普段は壁にかけておくことも
- 壁付けはしごをリビングインテリアのポイントに
- はしごがアスレチックみたいで楽しい子ども部屋
- 好きな色にDIY塗装してインテリアのポイントに
- 安定感ならやっぱり階段式!壁面収納も兼ねて造作
- まとめ
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シンプルなはしごは普段は壁にかけておくことも
【マンション|築30年|リノベ面積 約60㎡】
4人家族のマンションリノベーション。
子どもたちそれぞれの個室と、単身赴任中のパパが帰ってきたときに眠るスペースを希望されていました。
それらを叶えるためにつくったのが、リビングの小上がり+ロフト。
畳とロフトを2段ベッドのようにつかったり、昼間はソファとして休むこともできます。
掘りごたつのように足を降ろせるデスクカウンターも造作し、書斎としての役割も。
もちろん畳の床下はお布団などもしまえる大収納です。
はしごは普段は壁にかけておけば、こんなにすっきり。
短いので扱いやすく、圧迫感もありませんね。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.958 小上がり+ロフトで色々な課題を一気に解決!
壁付けはしごをリビングインテリアのポイントに
【マンション|築20年|リノベ面積 約87㎡】
マンションでは珍しい吹抜け天井の事例です。
無彩色のクールな空間を、黒い手すりで引き締めました。
はしごは壁に直接取り付けたミニマルなデザイン。
等間隔で並ぶ白いバーがとてもスタイリッシュです。
リビング空間のアクセントにもなっていますね。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.941 凛としたグレイッシュ空間
はしごがアスレチックみたいで楽しい子ども部屋
【マンション|築18年|リノベ面積 約77㎡】
お子様の小学校入学のタイミングで購入されたマンション。
はじめての子ども部屋は、壁の色とロフトベッドが遊び心いっぱいの空間。
壁付けのはしごが省スペースながら、アスレチックのような楽しい仕掛けになってくれています。
はしごに取り付けたガーランドもとってもかわいいですね。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.601 光と風の通り道
好きな色にDIY塗装してインテリアのポイントに
【戸建て|築49年|リノベ面積 約79㎡】
ここからは戸建ての事例です。
LDKを明るい2階に移し、天井を上げて小屋裏ロフトをつくりました。
小屋裏にのぼるはしごは、お引越し後にお客様がDIYで塗装したのだそう。
使っていない時ははしごを壁にかけて。
現しにした木の梁がナチュラルなリビングに、はしごのオリーブグリーンがよく似合っています。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.500 次世代が引き継ぐ よみがえった築49年の家
安定感ならやっぱり階段式!壁面収納も兼ねて造作
【戸建て|築27年|リノベ面積 約157㎡】
最後は、木造2階建ての中古住宅を大人3人&猫5匹のための自宅兼スタジオ二世帯住宅にした事例。
ロフトにつづくのは、大きな箱階段!
デザインもとてもユニークで、壁面収納の役割も兼ねています。
人間用には手すりと、猫にはキャットゲートも設置。
戸建てならではの高さを生かして、人も猫も大満足の住まいをつくり上げました。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.548 やっぱり猫がすき!デザイナー集団の家
まとめ
ロフトをつくるときは、のぼる手段も一緒に考えておくようにしましょう。最も安全にのぼれるのが階段ですが、スペースが必要なことと、コストが上がるというデメリットがあります。
ロフトに限った話ではありませんが、「誰が」「何のために」「いつまで」使うかをイメージしておくことで、デッドスペースが生まれずにすみます。リノベーションでは、ぜひ空間を余すところなく有効活用しましょう!