こだわりのクローゼットなら、服を選ぶのもしまうのもぐんと楽しい!
ほとんどのリノベーションでご要望をいただく「WIC(ウォークインクローゼット)」。洋服の収納には皆さんお悩みも多く、毎日のコーディネートを選びやすいレイアウト、しまいやすい動線など実現したい課題もたくさん。さらに、見えない場所だからこそデザインにもこだわりたい!ということで、おしゃれで使いやすいWICをつくったリノベ例を集めてみました。
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目次
- 柄×色で遊ぶ、フランス映画みたいなクローゼット
- お気に入りの洋服たちを、ディープブルーで彩って
- オープンクローゼットを備えた寝室をLDKの一角に
- 寝室の奥に広々WIC!天井スペースまで有効活用
- まるでセレクトショップ!な趣味の部屋、兼WIC
- まとめ
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柄×色で遊ぶ、フランス映画みたいなクローゼット
【マンション|築26年|リノベ面積 約65㎡】
最初にご紹介するのは、ティファニーブルーとレトロな花柄のクロスを組み合わせたWIC。
まるで海外の映画やドラマに出てくるような空間!
向かって左には上下段に上着を、右側には丈の長いコートなどもしまえるようハンガーを取り付けました。
入り口はアール型で扉を設けず、オープンなつくりに。
壁には有孔ボードを貼り、S字フックで帽子やバッグなどが掛けられるようにしました。
リビングの一角、イエローの壁の奥がWICです。
畳敷きのキッズコーナーも、アクセントクロスでワクワクするような空間に仕上げました。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.634 和室が秘密基地に大変身!
お気に入りの洋服たちを、ディープブルーで彩って
【マンション|築46年|リノベ面積 約67㎡】
こちらは外側の壁を海のような深いブルーで彩ったWIC。
内部はグレーのフロアタイルとグレーのボックスを並べて、かっこよく機能的にまとめています。
リビングとの位置関係はこんな感じで、キッチンの奥の青い箱のような部分がWIC。
左側の白い引き戸が主寝室、右側の室内窓の奥が洋室と、リビングを中心に各部屋がつながる間取りです。
廊下がほとんどないため開放的で、コンパクトな生活動線で暮らすことができます。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.694 ディープブルーに抱かれて
オープンクローゼットを備えた寝室をLDKの一角に
【マンション|築48年|リノベ面積 約45㎡】
続いては、おひとり暮らしのリノベーション。
1LDK+WICの間取りを、リビングダイニングを広げて一角にベッドコーナーをつくりました。
LDKとは腰壁と室内窓でゆるくつなぎつつ、落ち着いて眠れる環境をつくっています。
こちらがベッドコーナーの内部。
セミダブルベッドが置けるミニマムな空間にオープンクローゼットを設けました。
コンパクトにまとまっていて、どこに何があるのかがすぐに分かります。
リビングから続いているフォレストグリーンの壁もシックで素敵ですね。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.769 私らしく
寝室の奥に広々WIC!天井スペースまで有効活用
【マンション|築5年|リノベ面積 約69㎡】
こちらはリビングの奥に、引き戸で仕切った寝室を設けた例。
来客時などは引き戸を閉めて、プライベートゾーンを隠すこともできます。
さらに寝室の奥には、大容量のWICが。
右側のドアが玄関から直接つながるドア。
玄関からは、リビングと寝室への2WAYアクセスが可能です。
天井を抜いて、上部までモノがたっぷり収納できるようにしました。
躯体現しにしたコンクリートの梁が、インテリアのかっこいいアクセントになっています。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.647 好きなインテリアに囲まれて開放的に
まるでセレクトショップ!な趣味の部屋、兼WIC
【戸建て|築4年|リノベ面積 約81㎡】
最後にご紹介するのは戸建ての2階。
趣味のお部屋に、洋服をディスプレイしながら置いています。
戸建てならではの勾配天井と黒いシーリングファンがショップのような空間!
天井にはロフトも備えていて、これも戸建てならではですね。
パーケット風フロアタイルも西海岸風のラフな雰囲気を盛り上げます。
リノベーションでお気に入りを集めた空間づくり、マネしたい方も多いのではないでしょうか。
この写真の事例詳細はこちら:事例No.831 築浅物件にヴィンテージの衣をまとわせて
まとめ
WICをはじめ、収納づくりはしまうものの量を把握するところからスタートします。リノベーションを機に断捨離を敢行し、新生活では収納以上のものは増やさない(一着増やしたら、一着手放す)と決めている方もたくさんいらっしゃいます。
リノベのプランを立てる前に、いちど今お持ちの服の数を数えてみるのがオススメ。「ニットが10着もあるなんて!」「パンツが足りないと思っていたけど、サイズや形が合わないものをたくさん持っているなぁ」などなど、ワードローブの偏りに気付けるでしょう。
モノがキレイにしまえていて使いやすい暮らしは、QOLを大幅に上げてくれるはず。リノベをきっかけに、ぜひ手に入れてください!