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【マネージャーに聞く】スタイル工房のリフォーム・リノベーションに関わる職種とは? (後編)

2025年01月31日(金)

リフォームから短工期の部分リノベ、中規模のリノベーション、戸建てや築古などの大型リノベーションまで、幅広い物件を担当しているスタイル工房。「スタイル工房のリフォーム・リノベーションに関わる職種とは?(後編)」では、お客様からのお問い合わせ対応から、設計&プランニング、工事、アフターサポートまでのプロセスに、各職種がどのように関わるかをご紹介します。 


チーフマネージャー 稲見直紀
二級建築施工管理技士
ホームインスペクター 

近畿大学建築学科を卒業。大手ゼネコン会社の施工管理として勤務したのち、2009年にスタイル工房へ入社。工事部施工管理に所属し、2015年頃からはマネージャー業務を兼任。
2024年にチーフマネージャーとなり、社内の業務管理をはじめスタッフの働きやすい環境づくりに取り組んでいます。趣味は野球観戦やDIY。冬は家族でスキーを楽しんでいます。

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目次

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スタイル工房 リノベーションのプロセス

スタイル工房のリノベーションは、パートナーである不動産会社と協業して「物件探しからはじめる場合」と、「物件が決まっていてリノベーションする場合」でプロセスが変わります。今回は物件が決まっている中規模のリノベーション(マンション)を例に、プロセスをまとめさせていただきます。 
 
 

STEP.1 コンシェルジュがお客様からのお問い合わせ対応

〈コンシェルジュ〉 

電話・メールなどでお問い合わせいただいたお客様の初期接客は、コンシェルジュが対応。
お客様のご要望や相談内容を詳しくヒアリングし、丁寧に回答します。 
 
「お客様のヒアリング内容を踏まえ、リフォーム・リノベーションの規模、難易度などに合わせて、マネージャーがメインで担当するプランナーを決定します」(稲見)

 

STEP.2 プランナーとコンシェルジュが来店されたお客様と打ち合わせ 

〈コンシェルジュ・プランナー〉

ショールームにお越しいただいたお客様と、プランナー・コンシェルジュが打ち合わせを行います。「どういった住まいがご希望なのか」、「どのようなライフスタイルを実現されたいのか」、お客様の希望を親身にお聞きしていきます。オンライン(ビデオ通話)相談会で、お客様にヒアリングするケースもあります。 
 
「大~中規模のリノベーションでは、お客様からの相談をメインで担当するのはチーフプランナー・プランナー・コーディネートプランナーです。部分リノベ・リフォームではアドバイザーも 担当をしますが、基本一人で大~中規模のリノベーションの案件を担当することはなく、この規模ではチーフプランナー、プランナーのサポートを担当するのが主な役割です」(稲見) 

 

STEP.3 プランナーと積算が現地調査へ 

〈プランナー・積算〉

お客様の了承のもと、プランナーと工事部の積算(見積担当)が住宅へ訪問して、現地調査を実施。写真撮影・採寸の他、動線や空間の確認など問題点の把握、日当たりや通風など周辺環境の確認を行います。 

 

STEP.4 初期プラン・概算見積書提出 

〈コンシェルジュ・プランナー・積算〉
お客様のご要望と現地調査を踏まえて、プランナーが初期プランを提出し、プラン内容を説明します。また、プラン内容に合わせて、積算が作成した見積書を提出します。お客様との契約につながるか否かが決まる重要なプロセスです。 
 
「概算見積書の提出までは工事部の積算が担当しますが、プラン契約以降の見積変更などはアドバイザーが担当していきます。一軒家のリノベーションなど、大規模プロジェクトの場合は、工事部のマネージャーである私や施工管理が現地調査に参加するケースもあります」 (稲見) 

 

STEP.5 お客様とプラン契約 

〈コンシェルジュ・プランナー・アドバイザー〉
お客様のイメージとプラン(予算含む)がマッチしたら、プラン契約を締結します。ここからが本格的なプランニングのスタートです。設計打ち合わせの日程、工事請負契約締結日、着工日、お引渡し日など、主なスケジュールを大まかに決めていきます。 
 
「基本的にアドバイザーはプラン契約からの参加となります。スケジュールを見ながら、メインで担当するチーフプランナー・プランナーがアドバイザーを指名します」(稲見) 

 

STEP.6 お客様とプランナーが詳細打ち合わせ 

〈プランナー・アドバイザー〉 

プランのスケッチに基づき、打ち合わせで色調や材質を決定し、工事を行うための設計図書(設計図面、仕様書等)を作成。必要に応じて耐震診断など、詳細な建物調査を行い設計に反映させます。その後、確定した設計図書をもとに改めて見積書を作成します。 
 
「お客様との連絡、打ち合わせの日程調整、サンプル手配、書類作成、見積編集などはチーフプランナー・プランナーの指示を受けてアドバイザーが担当します」(稲見) 

 

STEP.7 工事請負契約締結 

〈コンシェルジュ・プランナー・アドバイザー〉
お客様に最終見積もりと工事の工程表、契約図書の内容などをご確認いただき、正式に工事請負契約を締結します。 
 
「プランニング・設計の段階が終わり、いよいよリノベーションの工事が始まります。営業・設計部の役割はここで終わりではなく、工事部と協力しながら完工まで責任を持って取り組んでいきます」(稲見) 

 

STEP.8 施工管理が中心となり着工 

〈施工管理・施工管理補助・アドバイザー〉 

施工管理は着工前に近隣挨拶を行い、搬入経路の確認や保存するもの、解体範囲を再度確認します。その後、既存で残す部分や(マンションの場合は)共用廊下などの養生を行い、解体を始めます。その後も、施工管理は図面やプランをチェックしながら工程通りに工事が進むよう、現場管理を行うことが重要な役割です。 
 
「チームで動く工事部では、現場を施工管理の先輩社員が管理します。施工管理補助の間は、先輩社員の指示を受けて現場作業をしながら、現場の流れを学んでいってください」(稲見) 

 

STEP.9 社内検査、施主検査 

〈施工管理・施工管理補助・プランナー・アドバイザー〉
工事の規模に合わせて、隠蔽部の配管や耐震補強部など、社内規定に沿って社内検査を実施。また、施工完了時には、通電、水道、水漏れなどの検査を行います。その後、施主様に最終的な仕上げのご確認など完了検査をしていただき、工事完了のサインをいただきます。 
 
「リノベーション工事を進める中で耐震性が建築基準法の規定を満たさないことが分かった場合などは、プランナーが改めて設計し直すケースもあります。連絡などのお客様とのやり取りはアドバイザーが担当します」(稲見) 

 

STEP.10 お引渡し 

〈施工管理・アドバイザー〉

チェックリストを基に工事が完了していることをお客様にご確認いただき、問題がなければお引渡しとなります。 
 
「リノベーションの場合、プランニングから工事が完工するまで数カ月かかる案件も多い
ため、お客様に引き渡す時は達成感を得られる瞬間でもあります」(稲見)

 

STEP.11 アフターサポート 

〈メンテナンス〉
お引渡し後のメンテナンス・追加工事のご依頼をいただいた場合にも、迅速に対応し、完成後もお客様のお住まいをしっかりサポートしていきます。 

 

まとめ

新卒や未経験の方の場合、入社してから実際にどういった仕事をするのかがイメージしにくいかと思います。今回は、簡単にスタイル工房の職種紹介と、リノベーションの中で各職種がどう動くかを説明させていただきました。リフォーム・リノベーションの仕事に興味がある方は、ぜひお気軽にスタイル工房の Web サイトからお問い合わせください。

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