【プランナーに聞く】プランナーの仕事とは?リノベーションの提案から施工までの全工程
リフォーム会社から中途入社し、スタイル工房でアドバイザーとしてキャリアをスタート。
その後、コーディネートプランナーを経て、現在はプランナーとして活躍する神田さん。
お客様との打ち合わせから現地調査、プラン提案、工事、お引渡しまで、リノベーションにおけるプランナーの仕事の流れを語っていただきました。
「リノベーションの期間はどのくらいかかるの?」
「リノベーションのどこからどこまでを担当するの?」
「スタイル工房のプランナーはお客様とどう関わるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、神田さんの経験をもとに、プランナーの業務の流れや役割についてご紹介します。
プランナー 神田智哉
二級建築士、インテリアコーディネーター
アドバイザーとして2017年にスタイル工房へ入社。現在はプランナーとして、数多くのリノベーション・リフォームのプランニングを担当しています。冒険のように旅をすることが好きで、世界一周一人旅をした経験も。
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目次
- リノベーションの流れ①:お客様との打ち合わせと現地調査の重要ポイント
- リノベーションの流れ②:現地調査をもとに初期プラン・概算見積を作成
- リノベーションの流れ③:プラン提案と契約までのプロセス
- リノベーションの流れ④:契約後の施工監理と工事スケジュール
- リノベーションの成功事例:二人暮らしを視野に入れた柔軟な空間づくり
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リノベーションの流れ①:お客様との打ち合わせと現地調査の重要ポイント
スタイル工房ではお客様の問い合わせ内容を踏まえて、設計営業部門のマネージャーが担当するプランナーを決定します。その後、担当プランナーがショールームにお越しいただいたお客様と打ち合わせを行い、「どういった住まいをご希望されているのか」、「どのようなライフスタイルを実現されたいのか」をヒアリングします。打ち合わせはお客様の理想の住まいを実現するためにも重要な時間です。
プロジェクトにもよりますが、打ち合わせから約2週間後に概算見積を行う工事部の積算担当とともにお客様のお住まいに伺って現地調査を行います。お客様からいただいた要望をどのようにすれば叶えられるかを考えながら調査を進めていきます。
リノベーションの流れ②:現地調査をもとに初期プラン・概算見積を作成
スタイル工房に依頼してくださるお客様もいる一方、リノベーションでは相見積もりを取られるお客様も多いため、初期プラン・概算見積書の提出は仕事を受けられるか否かの重要な局面でもあります。現在は月に2物件くらいのペースで新規提案を行っていますが、現地調査から初期プラン・概算見積書の提案までは、本当に1日中プランを考えているような毎日です。
「事例No.918シンプルにカッコよく暮らす」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_k127.html
今回は、3社の相見積もりからスタイル工房を選んでいただいたお客様の物件「事例No.918シンプルにカッコよく暮らす」を例にお話させていただきます。
お客様との打ち合わせと現地調査を踏まえて、プランを作成。プランをベースとして、スタイル工房のパース担当スタッフに描いてもらったのがこちらのパースです。初期プランの提案時にはCGを用いる会社も多いですが、手書きのパースでリノベーション後の未来をお客様に想像していただくのが、スタイル工房の特徴の一つでもあります。
こちらは施工後の写真ですが、「LDKと寝室、独立した書斎が欲しい。50㎡の限られたスペースを生かしたい」という希望を受けて、床や天井、間仕切りを一掃するスケルトンリノベーションを提案。一人暮らしの男性のお客様でしたが、二人暮らしや賃貸・売却も視野に入れられる柔軟な空間をプランしました。
リノベーションの流れ③:プラン提案と契約までのプロセス
スタイル工房にご依頼いただいてからは、2週に1回くらいのペースで打ち合わせを重ねながら、プランのスケッチに基づいて設計や部材などを決めていきます。リノベーションの規模にもよりますが、図面の作成や部材の準備などをアドバイザーにお願いするケースもあります。想定予算や様々な角度で整合性をとりながら、見積もりを修正し完成させることもプランナーの重要な役割です。
リノベーションの流れ④:契約後の施工監理と工事スケジュール
工事がスタートしてからは、2週間に1回くらいのペースで現場に入り、建築監理を行います。スタイル工房のリノベーションは、マンションのスケルトン工事で3カ月前後、戸建てのスケルトン工事の場合は、1階のみスケルトン・2階は部分的にといった工事内容であれば3ヶ月程度、1階・2階をフルでスケルトン工事をする場合には4~5カ月前後かかるケースが多いです。
完工後に検査を行い問題がなければ、お客様に物件を確認していただき、お引渡しとなります。
リノベーションの成功事例:二人暮らしを視野に入れた柔軟な空間づくり
3部屋に分かれていた間取りを、広めのLDKと書斎、寝室に。バルコニー側にリビング・ダイニングに配置し、書斎に窓を設けることで明るく開放的な空間を作りました。
詳しくは施工事例に掲載していますので、ぜひご参照ください。
事例No.918シンプルにカッコよく暮らす
お客様には「神田さんに依頼して良かった」とご好評をいただき、完成ホームパーティにも招いていただきました。一人でマンションのフルスケルトンリノベーションを担当するのは初でしたので、私にとっても思い出深い物件です。