事例No.683「家」への想いを受け継ぐ戸建てリノベーション
戸建てリノベーション
お客様のご要望
ご両親から、築34年のご実家を受け継いだAさん。老朽化した部分は直し、間取りも暮らしやすく変えたいけれど、元の建物のよさもできるだけ生かしたいとご相談にいらっしゃいました。なかでも重視したのは、お母さまのセンスが反映された玄関・階段回り。この空間やデザインの魅力を生かしながら、現在の暮らしに合うプランをご希望でした。
プランニングのポイント
テーマ
- 建物のよさを生かしながら、今の生活に合わせて間取りを変更
- 魅力のある既存のエントランスや階段ホールの魅力を引き出す
- タイルや輸入クロスなど、あこがれの内装材を存分に採用
- 暗かったキッチンをLDと一体にして開放的に
吹き抜けの大空間と、手すりのデザインが素敵だった玄関・階段ホール。一方では間仕切りがないため寒いという問題もありました。そこで玄関ホールと廊下の間に壁を立て、大きな室内窓を設置。ガラスを通して吹き抜けの開放感が伝わり、お母さまの選んだペンダントライトも眺められます。
ヨーロピアンなデザインの手すりはそのまま残し、床をヘリンボーンのフローリングに。廊下の幅も広げたことで、2 階ホールがさらに魅力的な空間になりました。
もっとも大きく間取りを変えたのは、キッチンまわり。浴室・洗面室を2 階に移動してスペースを広げたうえで、オープンキッチンとゆったりしたパントリーを設けています。アイランドカウンターは、暮らしの中心である階段ホールに向けてレイアウト。家事をしていても家族の行き来がわかり、階段回りのデザインも楽しめます。
フローリングのほか、キッチンや玄関ホールなどのタイル、書斎や洗面室などのクロスは、すべてこだわりのセレクト。元の建物のクラシカルな雰囲気が引き立ち、ご両親とAさんご夫妻のセンスが見事に溶け合っています。
間取り図
工事内容
戸建て改修工事
- 床(LD):チーク床暖房対応フローリング
- 床(2F廊下):チークヘリンボーン貼
- キッチン:パナソニックLクラス
- UB:TOTO サザナ
- 壁:輸入クロス(一部)
担当: 渡辺 , 五十嵐 , 大石
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