事例No.181青空の見えるヒノキのお風呂のあるお家壁式鉄筋コンクリート造　新築戸建て

都心に建つ、写真家さんのスタジオ兼ご自宅です。
ご自宅には空の見える浴室をご希望でした。また、ご友人の陶芸家の方の作品を、建物のどこかに取り入れたいとのことでした。

スタジオ空間を確保するため、肉厚の壁構造とボイド（中空）スラブを採用し、４ｍを超える階高を実現しました。
また、外壁以外に構造壁を無くして、室内の間仕切りが完全に自由になるようにしました。
厳しい高度斜線制限を利用して、トップライトから空の見える浴室としてヒノキ浴槽を据えました。
外壁、内壁とも柔らかな表情を持つスイス漆喰仕上げで、それに対比させるように、陶芸家さんの陶板を腰壁部分に使用して、まるで建物が地面から生えたような印象です。
スタジオ・ご自宅とも床暖房です。熱による収縮を抑えるため、３層のフローリングを採用しましたが、スタジオ・ご自宅で気分をかえるため、それぞれナラ材・ウォールナット材と使い分けています。