事例No.899美しく暮らす東京都　マンションリノベーション

ご家族の成長に伴ってひと回り広いマンションへ住み替えることにしたH様。リノベーションは今回が2回目ということもあり、トレンドに流されず美しく暮らせる家づくりをされたいとの事でした。家族の集まるリビングは広々と、収納は充実させながら美しく見せること、また、家事負担の軽減も重要な課題でした。

テーマ

• 美しく落ちつきのある空間構成
• イメージをカタチにする素材選びから入念に

ポイント
H様はご夫妻ともに設計インテリア業界の方でしたので、改修プランや生活をイメージした青写真がほぼできあがっていました。お持ちいただいたプランスケッチをもとに、イメージに合う建材と魅力を引き出すディテール、空間構成を提案いたしました。打ち合わせではさらなる使い勝手や美しさ、将来のメンテナンス性までも考えながら、プランをブラッシュアップ。
見た目の美しさと効率的な収納・家事動線は相反する条件ですが、両方を実現するために素材選びは特に入念に行いました。

ご家族が集まるLDKは和室まで取り込んで広々とした空間に。独立していたキッチンは角度を90度振ってⅡ型を採用。コンロ側がフルオープンのアイランド型に、左右の回遊動線と合わせることによって開放感が高まりました。キッチンはこだわりのオーダー品で、LDK空間のフォーカルポイントにもなっています。
既存のWICの一部は冷蔵庫と家電が隠せるパントリーにしました。生活感のある家電を見えにくいところに集め、パントリー～WIC～寝室へと続く新たな動線も確保しています。
水廻りは洗面室と脱衣室をセパレートするために、既存の納戸部分を利用して洗面台スペースに。洗面台は、デザインや設えにこだわった造作もので揃えました。

各所のフォルム、照明のバランス等、1つひとつに思いを込めて、ご夫妻の思い描かれたイメージをひとつひとつ具現化していく、まさに共同作業の住まいづくりとなりました。