事例No.743この住み心地は 目に見えない!東京都渋谷区 戸建てリノベーション
東京都渋谷区 戸建てリノベーション
名前 | K様邸 |
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場所 | 東京都渋谷区 |
建物種別 | 戸建 |
構造 | 鉄筋コンクリート(RC)造 |
築年数 | 築 48 年 |
対象面積 | 約 56 ㎡ |
費用 | 約 1830 万円(税込み) |
工期 | 約 3.5ヶ月 |
お客様のご要望
お子さまの誕生をきっかけに築47年RC造、おく様のご実家に移り住むことになったKさんご家族。賃貸に出されていたご実家の1階を、Kさんご家族のライフスタイルに合った間取りにリノベーションして住みたいとご相談にいらっしゃいました。
以前おく様ご自身も住まわれていたことがあり、その際に感じていたのは梁が低くて暗く、冬は底冷えすること。住宅性能の向上や日当たりなどをリノベーションで解決したいとご希望でした。
プランニングのポイント
テーマ
- 「天井が低い」「暗い」「寒い」...さまざまな課題を解決
- 可変性も考えた将来を見据えたプラン
天井や梁がとても低く、光が遮られているお部屋でした。
そこで梁の存在を軽減し、家全体を明るくするために間取りを再構成。大きな梁で暗かった南側の洋室や収納の間仕切りを取り払い、広々としたLDKに。梁下にサッシを取り付けられなかったため、庭側にスペースを広げ大きなテラス窓をつけてサンルームを設けました。そこからリビング全体に光を取り込むことができます。サンルームはウッドデッキとつながり、屋外と屋内に一体感がうまれました。
冬場寒いというお悩みには、床全面と外周部RC壁に遮熱塗料ガイナを塗り固め、温熱環境を向上。
梁が低くだんな様が頭をぶつけることもあった天井は、直張りの無垢フローリングを使い床レベルを最小限に。さらに、梁の塗装を剥がしてミリ単位で天井高の調整を行いました。床と天井の両面からできる限り天井高を確保しています。
老朽化した給排水管も全て更新。床が低く雨が降ると一部床に生じていた浸水も、コンクリートで基礎をつくり防水処理を行いました。
布団派のだんな様たってのご希望で寝室は畳敷きに。小上がりになっていて、下には収納スペースを設けています。間続きの洋室は、将来子ども部屋として仕切ることが出来ます。
寝室の壁一面は落ち着いた色のグリーン。キッチンカウンターは、モールテックスでラフに。現しの梁とも雰囲気が合っています。清潔感のあるブルーのモザイクタイルで、爽やかな印象の洗面台。素材選びにもKさんの好みが反映され、こだわりの空間になりました。
住宅性能向上や可変性など、発想の転換でさまざまな課題を一つ一つ丁寧に解決。家族が安心安全に暮らせるお住まいになりました。
間取り図
工事内容
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