事例No.805for old times神奈川県藤沢市　戸建リノベーション

Kさんご夫妻のお住まいは築40年の木造2階建て。お子さんも独立され、今は夫婦二人暮し。
以前スタイル工房でリノベーションされた娘さんのご紹介でご来店されました。
老朽化した設備機器や内外装の改修の他、お孫さんを連れて娘さんご家族が遊びに来たときに、今の奥まったキッチンでは使い勝手が悪い、リビング・ダイニングが窮屈になってしまう、など気になるお悩みも一緒に解決していくことに。

テーマ

• 二人でも大人数でもフレキシブルに使える空間づくり
• お気に入りの家具や装飾品が映えるインテリア

ポイント
玄関横の和室をリビングとつなげてリビング・ダイニングの空間を広げ、ダイニングを真ん中に配置。クローズドだったキッチンを南側へ移動し、一体感のあるLDKにしました。
キッチンのあった場所はパントリー＆ランドリーコーナーにしています。
風通しが良く、窓からお庭の緑が楽しめるキッチンには、夫の希望で移動式のカウンターを設置。
お二人のときはカウンターでくつろぎ、大勢が集まったら広いダイニングでにぎやかにとフレキシブルに対応できます。

築年数を重ね、老朽化していた住設機器の交換はもちろん、耐震補強や断熱改修など、これからも安心して快適に暮らすため、住宅性能向上の工事も実施。
同じく使い勝手の悪さが気になっていた外構も改修。玄関ポーチを広げて、階段はご希望だった南仏のイメージで螺旋状の廻り階段に。狭さがお悩みだった駐車スペースも門柱ごと撤去して広げ、入りやすく安全なアプローチに。
真っ白に塗り替えた外壁には、アイアンの手摺やフラワーボックスをアクセントとして加え、リゾート感にあふれた住まいになっています。
内装は淡いグレーをベースに、ウィリアム・モリスのデザインクロスやモールディング、真鍮色のパーツ、そして色味にもこだわったヘリンボーンフローリングで仕上げました。おばあさまより受け継がれた骨董品の数々や長く愛用している家具、収集してきたコレクションが映える空間に。
水廻りの設備にもこだわりつつ、限られた予算の中で、出来ることを取捨選択し、思い描く暮らしのイメージを実現されました。