事例No.844家族みんなの「うむさん」な時間東京都杉並区　戸建てリノベーション

築33年の2×4住宅にお住まいのKさんご家族。もともと2世帯仕様で、以前祖父母が暮らされていた1階にKさんご家族、2階にご両親がお住まいでした。
今回1階と2階を入れ替えることになり、この機会にお子さんたちの成長も見越してリノベーションしたい、とご相談にいらしゃいました。

老朽化した設備や内装の一新と合わせて、将来お子さんたちそれぞれの個室が作れるようにしておきたい、風通しの悪い間取りを改善したい、とご希望でした。

テーマ

• 風通しも見通しもよく、のびのび遊べる住まい
• 将来も想定したプラン
• 沖縄の古民家をイメージ

ポイント
1階は主に老朽化した設備の入れ替えを行い、2階を全面リノベーションすることに。
今はまだ幼いお子さんたちが広い空間の中でのびのびと遊べること、そしてそのお子さんたちに目が届くようにすることを大切にしてプランを検討しました。リビングだけでなく、リビングからつながるインナーテラスやワークカウンター、小屋裏を活用したキッズスペース、皆で囲める場所に配置したピアノなど、3人のお子さんたちが思い思いの場で遊べつつ、ご両親が安心して見守れるよう、できるだけ間仕切りを減らした回遊動線をご提案。
構造を検討しつつ、南北で遮られていた壁も取り払い、風通し・見通しを良くしています。
主寝室は、将来一部をお子さんたちの個室に振り分ける想定で、広めに確保しました。

リビングは家族で囲める丸テーブルがゆったりと置ける広さに。キッズスペースの下にはお出かけの準備も片付けもスムーズになるファミリークローゼットを設け、忙しい日々の中、できるだけ家事負担を減らして、家族時間を楽しめるよう工夫しています。

現しにした天井根太は濃い色のオイルを塗装し、インナーテラスの床には風化したような石目のフロアタイルを採用するなど、Kさんご希望の沖縄の古民家をイメージした内装で仕上げました。