事例No.867DOMAのある暮らし東京都　戸建てリノベーション

これからの家族の成長を踏まえ、お住まいだったマンションから住み替えることに。
住み慣れたエリアでやりたいことと予算とのバランスから中古リノベーションの検討を始め、当社の物件探しからリノベーションまで並走するワンストップリノベーションセミナーに参加されました。

当初はマンションと戸建ての両方を視野に入れ、住み慣れた都心エリアに限定して物件を探し始めたKさんご夫妻。
物件探しのポイントは玄関から続く広い土間がつくりやすいこと、広いリビングを確保できることと明確でした。
そんな物件探しの最中にお子様を授かり、より子育てしやすい環境をと、戸建て物件に絞り、エリアも拡大。
構造的に不安のない規模や築年数でリノベーション費用を抑えつつ、こだわりを実現できる築21年の戸建てを購入されました。

一番のテーマは「土間」のある家。ステンレス×モールテックス×木目といった素材感を楽しめるインテリアをイメージされていました。また、既存を使える部分は最大限に使いつつ、機能的な動線や仕上げ、造作にはこだわるなど、メリハリのあるコスト配分と将来の外部メンテナンスも想定した改修をご希望でした。

テーマ

• 広々土間のある家
• 異素材MIXで素材感を楽しむ
• フォーカルポイントのあるリビング

ポイント
玄関は土間部分を大きく横に広げ、日用品だけでなく、キャンプ道具もすっきりと収まる収納スペースに。土間からキッチンへ、リビング・ダイニングから玄関へつながる回遊動線は、日々の暮らしも週末のお出かけもスムーズにしてくれます。玄関には帰宅時にすぐ手が洗える洗面ボウルを取り付けました。

キッチンは移動してリビング・ダイニングとつながるオープンな対面キッチンに。ステンレスのキッチンとモールテックス仕上げの腰壁という組み合わせはこだわりのひとつ。背面にはワークスペースを兼ねたカウンター収納と飾り棚をご提案し、機能性とデザイン性を両立させました。モールテックスと木目のコンビネーションはLDKのフォーカルポイントの１つになっています。
キッチン横のフリースペースはピアノを置いたり、将来はお子様用のワークスペースにしたりと多用途に使えます。TVやソファの位置も向きを変えられるようにしているので、ご家族の成長やライフスタイルの変化に合わせてレイアウトを見直せます。

リビング階段はオープンなスケルトンに変えて黒く塗装。予算を抑えながらも鉄骨階段のような雰囲気に仕上げた2つ目のフォーカルポイントです。階段下には本棚を造作し、リーディングヌックに。程よい“こもり感”が読書にぴったりの空間になりました。
造作を充実させつつ、うまく既製品を採り入れることでコストを抑え、セメント×ウッドが絶妙なバランスのお住まいを実現しました。