事例No.954受け継いだ住まいを Brush up神奈川県川崎市 マンションリノベーション

●床と壁に断熱材を施工し、結露・カビを防止
●全部屋に温水式床暖房を設置して温熱環境を改善
●2つのWICで収納量をアップ

内部をスケルトンにした上で、床と壁にセルロースファイバー断熱を施し、メインの暖房をガスストーブから温水式床暖房に切り替えることで、結露・カビ対策をしつつ温熱環境を整えました。

2つの洋室はそれぞれベッドとデスクが置ける広さの子ども部屋に改修し、削った分の面積にはWICを設けました。2つあることで収納量が大幅に増え、大人と子どもで使い分けたり、シーズンごとに衣類を入れ替えたりとフレキシブルに活用できます。

洗面室は脱衣室と分離してアウトベイシンスタイルに。利用時間が重なっても気にならず、帰宅後すぐに手洗いできるレイアウトです。

ご夫妻の寝室はリビングの一角の畳スペース。就寝時だけロールスクリーンで仕切り、日中はオープンにし広々と使用されています。布団をしまう収納は、大きさや高さなどをじっくりと検討し、日々のストレスにならないようにしました。

独立型だったキッチンは、LDと一体感のあるオープンな対面式に。背面に収納をたっぷり設け、奥には冷蔵庫を置けるパントリースペースも確保しました。カウンター周りにはシックなグレーのタイル、コンロ脇にはヘリンボーン柄の白いタイルを採用。インテリアとしても見応えのあるキッチンになっています。

ご入居されてからは断熱＋床暖房の効果を実感されているそうで、結露や底冷えのない住まいになったと喜ばれているご様子。リビングに採り入れた木のぬくもりも、家族のあたたかな暮らしを引き立てているようです。