事例No.662天衣無縫 壁があっても家族はつながる神奈川県横浜市 マンションリノベーション
神奈川県横浜市 マンションリノベーション
お客様のご要望
Mさんが購入したのは景観の良さと広さが気に入った中古マンションです。築25年ということもあり、内装は全面的なリフォームが必要でした。壁式構造のため、大きな間取り変更や生活動線を変えることは期待できないものの、奥様が洋裁をする部屋やご主人の趣味である楽器が飾れる場所がほしいとお考えでした。
プランニングのポイント
テーマ
- リビングドアの位置を変えただけで開放的で暮らしやすく
- マンションの規約を踏まえつつ、充実の趣味空間を実現
確かに壁式構造で間取りの変更は困難でした。さらにフローリングや畳、カーペットといった床材は交換は可能でも元の仕様を変えてはいけないというマンション独自の規約がありました。そうした制約の中でいかにMさんご家族のご要望を叶えるかがポイントとなったリノベーションです。
まず、玄関ホールとリビングとを隔てていた扉を玄関側へ移動。そうすることで廊下までリビングに取り込み一体化し、キッチンを中心とした開放的で動線の良い空間となりました。L字型だったキッチンはコンパクトなI型に。背面に設けたカウンターや吊り戸棚に家電製品がまとめて置け、収納力もアップ。パントリーとしても活用できます。横の開口からはLDへ一直線に抜けられますが、跳ね上げ式のカウンターを取り付け、「閉まっているときはキッチンに入らない」という新しいルールができました。
和室は奥様がプロ級の腕前を発揮する洋裁室に。畳を置かなければならないため、板張りは一部にとどめ、ミシンを置くカウンターやカラフルな糸を並べる棚を設えました。仕切壁には室内窓を取り付け、ダイニング側にベンチを造作。洋裁をしていても家族とつながり、光や風も行き来します。
リビングの玄関側にはパソコンデスクや可動棚を設置した書斎スペースに。壁にギターフックを取り付けて自慢のギターが飾れます。
間取り図
工事内容
マンション内装改修工事
- 床:防音フローリング、カーペット、畳
- 造作家具
担当: 歌田
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