事例No.742杉に囲まれて暮らす家神奈川県横浜市　マンションリノベーション

お子さまの成長を見据えひと廻り広いマンションに住み替えを検討されたＭさんご家族。十分な広さとLDKを中心とした間取りが気に入り、築36年のマンションを購入されました。中古を買ってリノベーションは今回で2度目のＭさん。以前住まわれていたお住まいの良かった点を取り入れながら、不便に感じていた点を改善したいとご相談にいらっしゃいました。
足音等を軽減できる床の防音や将来を見据えた空間づくりをご希望でした。

テーマ

• 今不便に感じているところをしっかり解決
• 間取りは大きく変更せず、「可変性」を重視
• 杉の無垢床や漆喰左官。素材にもこだわりたい

ポイント
前回のリノベーションでの反省や今不便に感じているところをしっかりとヒアリング。使い勝手をイメージしていただきながら、プランの修正を重ねました。

LDKを中心に配置された居室や水廻りという構成が理想に近かったため間取りは大きく変更せず、お子さんの将来の成長を見据えた「可変性」を重視しました。
リビングに隣接していた洋室は壁を撤去しキッズルームに。将来は再び壁を設けて個室にすることができます。キッズルームはロールスクリーンで目隠しできるようになっており、来客時におもちゃなどが散らかっていてもさっと隠せます。

前回のお住まいでも気に入られていた、杉の無垢床や漆喰左官。今回も床には秋田杉を採用。足音等の生活音を気になさっていたので、衝撃音遮断性能の高い床下地材を採用しています。
LDKの壁・天井には漆喰左官を施し、窓際にハンガ―パイプを設置。室内干しスペースを確保しました。「漆喰だと室内干しをしても空気がジメジメしないんです」とMさん。

洗面・脱衣所に雑巾やお子さんの靴などが洗えるマルチシンクを設置するため、洗面台は廊下側へ移動してオープンスタイルに。玄関からのアクセスも良くお子さまの手洗いの習慣つけにもなります。

前回のリノベーションでよかった点を取り入れながら、不便に感じていたところをしっかり解決。「可変性」も重視した、家族みんなでずーっと一緒に快適に暮らせるお住まいが完成しました。