事例No.927～親から子へ～ 想いと絆を育む家東京都杉並区　マンションリノベーション

海外生活から帰国した娘のO様ご家族のために、ご両親がご用意された中古マンションのリノベーションです。一番のご要望は独立型キッチンをお子様とコミュニケーションしやすい対面式にすること。また将来、賃貸にすることも視野に入れてクロスの張り替えをお考えで、照明やカーテンを含めたコーディネートもご相談いただきました。

テーマ

• キッチンをLDKのフォーカルポイントに
• 好きなテイストに遊び心を添えて

ポイント
今回は「日本での暮らしを快適にスムーズにスタートしてほしい」というご両親の想いとご家族の絆を強く感じたリノベーションでした。

購入された物件は築14年と比較的築浅で間取りはほぼ変えず、床材や建具など既存を積極的に利用しています。唯一、大きく変更したのはキッチン周り。以前は完全な独立型でしたが設備を入れ替えてご希望通りのオープンな対面式となりました。そうすることでLDとの一体感と空間の広がりが生まれるだけでなく、ご家族のコミュニケーションもスムーズに。冷蔵庫は育ち盛りのお子様が飲み物などを取りやすいよう、LDから使いやすい位置をご提案しました。天井には木目調のクロスを貼り、ゆるやかにゾーニングしつつ程よいアクセントとなっています。

インテリアはO様がお好きな北欧テイストを意識してコーディネート。LDKのフォーカルポイントとなった“くすみグリーン”のキッチンに合わせて、壁や天井は白の中でもグレー味のあるものを選んでいます。居室にはアクセントカラーを入れ、一部には木や花をモチーフにしたクロスをあしらって遊び心もプラス。照明器具のデザインや色など細部までこだわられ、既存の床や建具と新しいアイテムがうまく調和しつつ、O様好みのインテリアに仕上がっています。