事例No.940つかず離れず、 3 世代の暮らし東京都杉並区 戸建てリノベーション

●玄関に広い土間をプランして、二世帯でもきれいに使える玄関ホールへ
●子世帯のキッチンと水回りはゆったりした広さで機能的に
●必要な場所に補強を加えて耐震性をアップ

まずはご両親であるO様が1階に仮住まいしながら、2階をリフォーム。住み慣れた間取りはそのままに、老朽化していた水回り設備や内装を一新しました。

ご両親が2階に落ち着かれてから、I様のお住まいとなる1階のリノベーションがスタート。もともとキッチンだった場所を子世帯用の玄関収納としました。アウトドア用品やベビーカーなども置けるようになり、土間と子世帯のリビングを直結する出入り口も確保。子世帯と親世帯の動線を自然に分離させることで、散らかりにくい、落ち着いた玄関ホールになっています。

キッチンは洗面・脱衣室に近く、LDを見渡せる対面式に。リビング奥に設けたお子さまのプレイスペースにも目が届きます。LDの一角には室内窓をつけたワークスペースも用意しました。

リビングの窓回りはフロアタイル張りのインナーテラス。上にはバーを取り付け、室内干しなどに活用しやすい空間としました。インナーテラスの筋交いは、耐震性アップのために新設したもの。ほかにも必要に応じて構造を強化し、安心して暮らせる強度を確保しました。

水回りでは洗面台の位置を変え、脱衣室を兼ねたランドリールームをプラン。ゆったりとした空間で着替えや洗濯、お子さまのお世話ができます。水回りと一直線にファミリークローゼットを配置したことで、収納動線もショートカットしています。

内装にはきれいなブルーのクロスやタイルを選ばれ、爽やかなナチュラルスタイルのインテリアが完成。お子さまのおもちゃやぬいぐるみも愛らしいアクセントを加えています。